残クレは住宅ローン審査に影響ありますか?借入額が減額されてしまうこともあるのでしょうか。
ソニー損害保険株式会社のアンケート調査によると、残クレでマイカーを購入した人は3.0%、これから残クレで購入する予定と回答した人は15.8%でした。
一方で、住宅ローンを検討する際に影響があるのか気になる方も多いでしょう。特に「借入額が減らされるのではないか」「審査に通らないのでは」といった不安を抱くケースも少なくありません。
本記事では、残クレが住宅ローン審査に与える影響や注意点について分かりやすく解説します。
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残クレは住宅ローン審査に影響するのか
結論から言うと、残クレは住宅ローン審査に影響します。理由はシンプルで、残クレも立派な「借入」として扱われるためです。金融機関は住宅ローンの審査時に、申込者のすべての借入状況を確認し、返済能力を総合的に判断します。
そのため、残クレの利用がある場合、その毎月の支払額や残債が審査に反映されることになります。
借入額が減額される可能性はある
残クレがあることで、住宅ローンの借入可能額が減額される可能性は十分にあります。これは「返済負担率」と呼ばれる指標が関係しています。返済負担率とは、年収に対する年間返済額の割合のことで、金融機関ごとに基準が設けられています。
残クレの返済もこの計算に含まれるため、その分だけ住宅ローンに回せる余裕が少なくなり、結果として借入額が抑えられてしまうのです。
残クレの残債もチェックされる
審査では毎月の支払額だけでなく、残クレの残債も重要なポイントになります。特に契約終了時に大きな残価が設定されている場合、それをどう処理する予定なのかも見られます。
たとえば、最終的に一括返済する予定であれば、その資金計画も含めて判断される可能性があります。場合によっては「将来の負担」として評価されることもあります。
審査に通りやすくするための対策
住宅ローン審査を有利に進めたい場合、残クレへの対策を考えることが重要です。代表的なのは、事前に完済しておくことです。借入が一つ減るだけで返済負担率が改善され、審査にプラスに働くことがあります。
また、難しい場合でも残債を減らしておくことで評価が変わる可能性があります。金融機関によっては、一定の条件下で影響を軽減できる場合もあるため、事前相談も有効です。
見落としがちなポイント
残クレは通常のカーローンよりも月々の支払いが抑えられているため、負担が軽く感じられがちです。しかし、住宅ローン審査では「支払いがある事実」そのものが重要視されます。
さらに、カードローンやリボ払いなど他の借入がある場合は、それらも合算されて評価されるため、全体の借入状況を整理しておくことが大切です。
まとめ
残クレは住宅ローン審査に確実に影響し、場合によっては借入可能額の減額につながります。特に返済負担率や残債の状況が重視されるため、事前に対策を講じることが重要です。住宅購入を検討している場合は、残クレを含めた借入全体を見直し、無理のない資金計画を立てることが成功の鍵となります。
出典
ソニー損害保険株式会社 「2026年 20歳のカーライフ意識調査」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー