在宅時間が増え、広いマイホームが欲しい! 住宅購入の際に困ったこととは?
配信日: 2020.09.27
しかし、何千万円もする住宅を買うには資金が必要。住宅を買う際にはローンを組むことが多いですが、頭金の用意や審査など不安なことも多いです。
住宅セレクション株式会社(神奈川県平塚市)は、全国20代から60代の妻子を持つ住宅購入者を対象に、「住宅ローン」に関する調査を実施しました(※)。住宅を購入する際大変だったことや、ローンを組む時に不安だったことは何か聞いていますので、結果を見ていきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
結婚、出産、進学など人生の節目に住宅を購入
住宅を購入した一番のきっかけを聞いたところ、1位は「結婚したから」で26.1%、2位「子どもが産まれたから」(21.4%)、3位「子どもの進学のタイミングだったから」(15.4%)と、結婚、出産、進学など人生の節目で住宅の購入を決断する人が多いことが分かりました。
他には「賃貸住宅の契約更新・満了のタイミングだったから」(8.8%)、昇進、転職、独立など、「仕事の変化から」(8.5%)といった回答が見られました。
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住宅を購入するにあたり最も大変なのは購入資金の工面
住宅を購入するにあたり最も大変だったことは何か聞いたところ、1位は「購入資金の工面」(26.5%)となりました。「頭金が足りなかったので、一生懸命貯金をしたこと」というコメントのように、多くの人にとって、人生で最も高い買い物ですからお金の工面に苦労しているようです。
次いで「条件に合う立地や土地探し」(22.9%)でした。高い買い物だけに、十分に納得できる物件を探したいですよね。以下、「購入までの手続きや書類の準備」(13.8%)、「間取りなどの選定やデザイン」(11.5%)、「住宅ローンの審査」(11.1%)と続きました。間取りの選定やデザインを考えるのは大変ですが、自分のこだわりを実現できる楽しい作業です。
9割が住宅ローンを利用。自己資金不足のほか、就労状況によりローンを組めるかが心配
購入時に住宅ローンを組んだ人は90.5%でした。何千万もする買い物だけに、ほとんどの人がローンを利用しています。先の質問の解答にあったように、住宅ローンを組むにしても審査が通るか不安に思った人も多いようです。
そこで、住宅ローンを組む際に困ったことや不安だったことを聞いたところ、1位は「自己資金がなかった」が34.1%でした。頭金を用意することが最も大変だったようです。
次いで「現在の就労状況でローンが組めるか」(18.4%)でした。具体的には「自己資金がない中で、当時の収入から審査が通るか不安だった」「転職歴が多かったので審査に時間がかかった」というようなコメントが見られました。
また、「他に借り入れがあったため審査が通るか」という人も12.0%いました。さらに、実際に審査が通らないといわれた人もいることが分かりました。
住宅ローンを組む際の問題の解決策は?
では、住宅ローンを組む際の問題をどのようにして解決したのでしょうか。そこで、困ったことや不安だったことについてどのように対処したか尋ねると、最も多いのが「親に資金を援助してもらった」(25.5%)で、4人に1人が親に頼んだと回答しました。
次いで「フラット35を利用した」(11.8%)、「再審査を申し込んだ」(6.7%)、「他の不動産会社に相談した」(5.3%)、「担保や保証人を追加した」(5.0%)、「ペアローンやリレーローンに切り替えた」(1.2%)と続きました。
おすすめの対処法を聞くと、「借り換え、繰り越し返済」「信用できる不動産会社に相談するのが良いと思います」「金利の安い金融機関への借り換え」といった意見が見られました。
住宅は高い買い物ですが、自分の資産となります。子どもが生まれて広い家が必要になり住み替えをすると、賃貸住宅の場合賃貸料も高くなりますので、早いうちから購入計画を検討した方がいいかもしれません。
[出典]
※住宅セレクション株式会社「住宅ローンに関する調査」(株式会社 PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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