趣味に使うお金も大切! アクティブなセカンドライフは心も身体も健康に

配信日: 2019.12.07

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趣味に使うお金も大切! アクティブなセカンドライフは心も身体も健康に
平日の日中、スポーツジムへ行くと、スタジオもトレーニングルームもプールも、アクティブなシニアの方々でいっぱい!身体を動かして健康に、そして何よりも人との交流を楽しまれています。
 
セカンドライフの支出というと、病院代などが主にあげられますが、趣味に使うお金も大切です。今回は、セカンドライフの趣味(余暇)に使うお金について、お伝えしていきます。
 
藤井亜也

執筆者:藤井亜也(ふじい あや)

株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長

教育カウンセラー、派遣コーディネーター、秘書等、様々な職種を経験した後、マネーセンスを磨きたいと思い、ファイナンシャルプランナーの資格を取得。
「お金の不安を解決するサポートがしたい」、「夢の実現を応援したい」という想いからCOCO PLANを設立。
独立系FPとして個別相談、マネーセミナー、執筆業など幅広く活動中。

<保有資格>
2級ファイナンシャル・プランニング技能士、ファイナンシャルプランナー(AFP) 、住宅ローンアドバイザー、プライベートバンカー、相続診断士、日本心理学会認定心理士、生理人類学士、秘書技能検定、日商簿記検定、(産業カウンセラー、心理相談員)

<著書>
「今からはじめる 理想のセカンドライフを叶えるお金の作り方 (女性FPが作ったやさしい教科書)」※2019年1月15日発売予定

セカンドライフのためにしておきたい準備は?

65歳で定年した場合、その後のセカンドライフは約20年と、とても長いのです。趣味やボランティアなどをして過ごしたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
 
一生懸命、仕事をしてきた現役時代。ゆっくりと趣味を楽しむ時間も、余裕もなかったという方が多いと思います。セカンドライフには時間があります。これまで、できなかった趣味を楽しんだり、新たなコミュニティーを楽しんだりできるのです。
 
それには、やはりお金が必要です。シニア世代に人気の趣味にかかる費用は、どのくらいなのでしょう。シニア割引などもあわせて見ていきましょう。
 

趣味に必要な費用は?

シニア世代に人気の趣味やアクティビティの費用の目安は、以下となります。

・旅行

平日などに行けるため、宿泊料金を安めにおさえ、年に数回行かれる方が増えているそうです。(例:1泊2食付き7000円以下など)また、移動に負担がある方には、クルーズ旅行も人気です。
 
ゆっくり10日間、海外の旅などもプランが増えています。(例:2名1室40万円~など)各旅行会社では、○歳以上限定の割引プランなどがありますので、お得に旅行へ行くことができます。

・ガーデニング、菜園

お庭を手入れして、お花やハーブを植え、リラックスできる空間にしたいと人気の高い、ガーデニングや菜園。庭全体のリフォームは100万円以上かかる場合もあります。
 
芝を植えたり、ウッドデッキにしたりとさまざまですが、お部屋からの出入りがしやすいように手すりをつけるなど、セカンドライフの暮らしに合わせているのも特徴です。

・映画

通常、映画を見るには1800円のチケットを購入するのですが、シニア割引だと1100円で購入することができます。シニア割引の年齢は映画館により異なりますが、60歳以上のところが多いようです。他にも55歳以上割引、夫婦割引などもありますので、お近くの映画館の割引を利用されるとよいでしょう。

・スポーツクラブ、ヨガ、フラダンス

60歳以上や65歳以上の方を対象とした「シニア割引」のあるスポーツクラブもあります。平日のデイタイム会員などで入会すると、通常1万円以上の会員費が1万円以下に抑えられたりしますので、気軽に通うことができます。
 
スポーツクラブ以外にも、シニアヨガやフラダンスなどの習い事も人気です(例:週1回60分、月謝1万円など)。その他、手芸やお料理教室など1回数千円で参加できるものや、チケット制で気軽に参加できるものなどもあります。
 

健康寿命を延ばすには

健康寿命とは、日常生活に制限のない期間を言います。男性の健康寿命は約70歳、女性の健康寿命は約74歳です。平均寿命までは10年前後の期間があります。できるだけ、健康寿命を平均寿命まで近づけたいものです。
 
それには、日々のバランスの良い食事、適度な運動、そして生活を楽しむことが重要だと言われています。
 

 
今回お伝えしたセカンドライフの趣味には、お金が必要です。しかし、健康を維持するためのお金だとしたら、とても必要な費用なのではないでしょうか。いつまでも趣味を楽しむことで、心も身体も健康に、そして健康寿命を延ばすための必要な出費として、参考にしていただければ幸いです。
 
【出典】 厚生労働省「平均寿命と健康寿命をみる 2」
 
執筆者:藤井亜也
株式会社COCO PLAN (ココプラン) 代表取締役社長


 

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