最終更新日: 2020.02.20 公開日: 2020.02.24
老後

リタイア前後のライフプラン(2) どうする? 車との付き合い方

リタイア後のライフプランを考える時、車の買い替えは大きなイベントです。状況に応じて車種を変更するだけでなく、所有するのか借りるのか。
 
サブスクリプションサービスや、カーシェアリングなどのサービスも充実しました。さらには運転免許証の自主返納のタイミングは?車にまつわる選択肢は多様化しています。
 
 
宮﨑真紀子

執筆者:

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

詳細はこちら
宮﨑真紀子

執筆者:

執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)

ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

大阪府出身。同志社大学経済学部卒業後、5年間繊維メーカーに勤務。
その後、派遣社員として数社の金融機関を経てFPとして独立。
大きな心配事はもちろん、ちょっとした不安でも「お金」に関することは相談しづらい・・・。
そんな時気軽に相談できる存在でありたい~というポリシーのもと、
個別相談・セミナー講師・執筆活動を展開中。
新聞・テレビ等のメディアにもフィールドを広げている。
ライフプランに応じた家計のスリム化・健全化を通じて、夢を形にするお手伝いを目指しています。

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車の優先順位はどの程度?

昨年、老後2000万円問題が話題になりました。リタイア後の資金計画を考えるためには、日常的な生活費だけでなく、車の買い替えやリフォームなどの大型支出を予算化することも重要です。
 
車との付き合い方は千差万別です。車や高級時計を自分へのご褒美とする場合もあります。愛車でのドライブが趣味という車大好き人間にとっては、優先順位を下げることは難しいと思われますが、移動の手段として車を考える場合は、費用対効果を考えることは重要です。
 
例えば、子育ての期間に比べてコンパクトな車種に乗り変えて、費用を抑える等が考えられます。以前は、「5年ごとに車の買い替え資金として200万円を予算に組み入れる」といったプラン作りが主流でした。
 
買い替えの期間を5年から7年、さらには10年に延ばすことで支出を削減し、収支のバランスを見直すこともありました。最近はリースやカーシェリング、サブスクリプションサービスなどの選択肢が増え、所有することにこだわらない方法を選ぶケースも増えています。

注目はサブスクリプションサービス

サブスクリプションサービスとは、定額料金でモノやサービスを一定期間利用できる権利を得るサービスです。これまでは音楽や動画の配信サービスがお馴染みでしたが、洋服のレンタルや飲食店などさまざまな業界でサービスは拡大しています。
 
車の世界でもサービスは拡大中で、トヨタのKINTOをはじめ、ボルボなどでも実施しているようです。KINTOの例で、ホームページからその特徴を見てみます。
 
(1)月額料金の中に、任意保険・税金・メンテナンス費用も含まれている
(2)保険や税金、車検の手続きなどの管理は不要
(3)3年ごとに新車に乗り変えか返却かを選択できるので、車種変更や免許返納などに対応しやすい
(4)最新装備の新車に乗り変えられる、メンテナンスがしっかりしているので安心

 
所有するとなると、初期費用や保険・車検費用等まとまった金額が必要になります。各種、面倒な手続きもあります。これらをお任せできるのはメリットです。
 
80歳の相談者の方は、「先日、安全装置の付いた車に代えました。自宅が駅から遠いので車は手放せません」と話されていました。高齢者ドライバーによる事故が増え、アクセルの踏み間違い事故防止など、安全装置も進化しています。短いスパンでの乗り変えや返却が想定されるのなら、便利なサービスではないでしょうか。
 
「それほど車に頼る生活ではないので、乗る機会は少ない」という場合は、レンタカーやカーシェアリングを利用するほうが費用を抑えることはできます。特にマンションに住んでいて毎月の駐車場料金がかかる場合は、それを削減できますので節約効果が大きいです。
 
ただし、「時間が決まっている」「返却場所が決まっている」「乗りたい車に乗れるという確約はない」というデメリットはあります。

運転しないと決めた場合は「運転経歴証明書」を発行してもらう

運転免許証を自主返納したり更新をしなかったりした場合は、「運転経歴証明書」を発行してもらってください。これは、運転免許証に代わる公的な本人確認書類です。
 
また、提示することでさまざまなサポートを受けることができます。自治体によって違いがありますが、公営交通機関やタクシーの料金割引などの他、民間の店舗やレジャー施設で特典を受けられる場合があります。
 
例えば東京都の場合、原則として65歳以上の高齢者が対象で、高齢者運転免許自主返納サポート協議会加盟企業の特典が受けられます。加盟企業は多彩で、物販や飲食店の他、銀行なども含まれています。詳細は警視庁ホームページ(※)をご参照ください。
 
始めにお話ししたように、暮らし方によって車との付き合い方は千差万別です。楽しく安全に向き合う方法を、ご家族で検討していただくことが大切だと思います。
 
(※)警視庁「高齢者運転免許自主返納サポート協議会加盟企業・団体の特典一覧」
 
執筆者:宮﨑真紀子
ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

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