更新日: 2022.04.28 老後

老後の夢は「世界一周!」クルーズ船で行くといくらかかるの?

執筆者 : 木元泰徳

老後の夢は「世界一周!」クルーズ船で行くといくらかかるの?
世界一周旅行、誰もが一度は行ってみたいと憧れます。その夢をかなえる便利なツールがクルーズツアーです。移動中は船内の映画館をはじめとするエンターテインメントを楽しみ、寄港先に到着したら目的地の食べ物や文化を楽しむ。そんなぜいたくな時間を享受しながら世界一周を達成できます。
 
一方で、世界一周のクルーズツアーに参加するためには、多くのお金を要します。では、一体どれくらいの費用が必要になるのか確認してみましょう。
 
木元泰徳

執筆者:木元泰徳()

2級ファイナンシャル・プランニング技能士

世界一周クルーズの予算

世界を巡るクルーズ船に乗船するためには、最低でも200万円、より上質な旅を楽しみたいなら460万円ほどの予算が必要になります。必要なお金を、日本発着予定のクルーズ船を例に確認してみましょう。2人部屋の個室で、各クルーズのうち最も安価になるプランを選択しています。
 
株式会社ジャパングレイスが運営するピースボートクルーズで有名なパシフィック・ワールド号は203万円から世界一周の夢をかなえに行けます。窓なしで階数の指定ができない客室条件のバジェットクラスを選択すると、図表1のように基本料金が188万円、その他費用が15万5500円、合計203万5500円で乗船できます。
 
図表1

(1)旅行代金(基本料金) 188万円
(2)その他費用 15万5500円
(その他費用の内訳)
チップ
ポートチャージ(港の使用料)
ビザ取得代金
国際観光旅客税
8万4000円
5万2000円
1万8500円
  1000円
(1)+(2)合計 203万5500円

※ピースボートクルーズ 地球一周の船旅 2023年8月 Voyage115 より筆者作成
 
世界一周クルーズと聞くと、もっと高額なイメージがありますが、ツアーによっては手の届く金額で提供されているのです。
 
次に郵船クルーズ株式会社が運営する飛鳥クルーズの飛鳥Ⅱを見ると、最も安価なランクのK:ステートへ早期に申し込みを行えば460万円で乗船可能です。チップやポートチャージなどその他費用を含んでいるので、別途費用はかかりません。
 
パシフィック・ワールド号と比べると価格に2倍以上の開きがありますが、客室や食事内容、館内施設などを加味して、100日前後の長旅を過ごすなら、この差額も決して高くはないかもしれません。
 

世界一周クルーズの注意点

世界一周クルーズは洋上・長期間という特徴を持つため、費用面で注意が必要です。
 
1つ目はおみやげの代金です。
クルーズ船は通常のパック旅行と異なり、寄港先では船内に荷物を置いて身軽に旅行を楽しめます。また、おみやげを大量に購入して船内に置いておくこともできるので、際限なく購入してしまい費用がかさむことになります。
 
2つ目は有料サービス料。
クルーズによりますが、アルコール費用は別料金となっていることもあり、飲食するたびにお金がかかる場合があります。高級なメニューや別料金が指定されたレストランでの食事も同様です。他にも、毎日着用する衣服を洗濯するランドリーサービス、船内Wi-Fiを使用する場合の通信料、旅先でのオプショナルツアーなど、基本料金に含まれていない費用も確認しておきましょう。
 
3つ目は港までの交通費です。
パシフィック・ワールド号、飛鳥Ⅱ、どちらも神戸・横浜の2港に寄港するため、西日本と東日本どちらに居住していても問題なくアクセス可能です。
 
それでも寄港地まで移動する費用や前泊代金、大きな荷物を送っておく費用など、港に荷物とともに到着するまでには費用を要します。乗船したいクルーズ船が海外発着の便である場合もあります。
 
この場合は寄港地に行くまでの金額が当然大きくなるので予算に余裕を持たせましょう。
 

世界一周クルーズの夢をかなえるため目標金額を設定しましょう!

多くの人の夢である世界一周クルーズ。夢を達成するためには時間的な制約もありますが、費用面での制約も解く必要があります。安くない金額ですが、決して手の届かない数字ではないので、目標となる金額を設定して世界一周の夢をかなえましょう。
 

出典

ピースボートクルーズ公式サイト 地球一周の船旅 2023年8月 Voyage115
飛鳥クルーズ 2023年 世界一周クルーズ
 
執筆者:木元泰徳
2級ファイナンシャル・プランニング技能士

auじぶん銀行