更新日: 2022.09.28 その他老後
年金生活に向けて、無理なく削減できる支出、どんなものがある?
ゆとりのある老後を迎えるためには、早い段階から資金計画を立てる必要があります。それでは、年金生活に向けて、今からどのようなことができるのでしょうか?
この記事では、年金生活に備えて見直したい支出の種類や、無理なくできる削減方法を紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
支出を減らすために大切な考え方とは
年金生活に向けてお金を貯めるためには、収入を増やす、あるいは支出を減らす必要があります。とはいえ、収入を増やすことは簡単ではありません。すると、支出を減らすという選択肢が現実的といえます。
支出を減らすポイントは、なるべく無駄を省くことです。自分にとって本当に必要なことや、それにともなう費用を見極め、無駄な支出を減らすのが重要になります。
無理な節約は、生活の潤いを奪ってしまいかねません。定年前に支出の見直しを行い、無駄な費用をカットすることが、豊かな老後を迎えるために大切になるでしょう。
今から始められる!無理なく削減できる支出4つ
具体的にどのような支出であれば、無理なく減らすことができるのでしょうか? ここでは、年金生活に向けて見直しておきたい支出の種類を紹介します。
食費
食費は普段の習慣を見直すことによって、効果的に削減できます。
例えば、週単位で食費の予算を決めておくことも良い方法です。買う物を決めずに出掛けると、つい不要なものまで買い込んでしまいがちです。すると「賞味期限内に食べきれなかった」という事態を招いてしまいます。
食品ロスを避けるためにも、前もって使うお金を決めて、買う物をメモしておきましょう。これだけでも食費の削減につながります。
保険料
万が一の病気や事故に備えて、保険に加入しておくと安心です。とはいえ、心配なあまり必要以上に保険料を払いすぎているケースも少なくありません。
特に子どもが独立すれば、高額な保障は不要になるケースもあるでしょう。子どもの成長や自身の健康状態などを踏まえて、定期的に保険内容と支払っているお金の見直しをすることをおすすめします。
自動車に関する費用
車があると移動に便利な反面、どうしても保険料・税金・車検代などさまざまな費用がかかります。普段自動車をあまり利用しない場合は、思い切って手放すことも一案です。車の維持費がなくなれば、大きく支出を減らせます。
車は所有するだけではなく、カーシェアリングで「借りる」という選択肢もあります。自動車が普段の生活を送るうえで必要かどうか、考えてみましょう。
通信費
通信費の見直しも、支出を減らすポイントとなります。携帯電話は大手キャリアから格安SIMなどに変更し、インターネットは利用するプロバイダを見直すことで、支出を減らせる可能性があります。
携帯ショップや家電量販店などで、料金について相談してみることも一案です。
支出を見直して年金生活に備えよう!
普段の生活を見直して無駄な支出を減らすことによって、家計をスリム化できます。これにより、無理なく手元に残すお金が増えていくでしょう。
定年後、いきなり生活レベルを落とすことはなかなか難しいものです。だからこそ、今からできることに取り組む必要があります。
無理のない範囲で支出を減らし、着実に年金生活に備えていきましょう。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部