更新日: 2022.10.03 セカンドライフ

「定年後の住み替え」に向けた準備とは?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

「定年後の住み替え」に向けた準備とは?
定年後に「住み替え」をスムーズに進めたいのでしたら、現役のうちから準備を始めることをおすすめします。定年後に準備を始めると、時間的にも体力的にも負担が大きくなるかもしれないからです。
 
今回は定年後の住み替えをするための準備と、おすすめの住み替え先について紹介します。
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定年後に住み替えをするための準備は2点


 
定年後に住み替えをするためには、「住み替え先を探すこと」と「現在住んでいる住宅をどうするか」の2点を検討することになります。早い段階で住み替え先を探すメリットは、定年後よりも体力的に余裕があることや、定年後の住み替え先をゆっくりと決定できる時間的な余裕があることといえます。
 
定年後、いま住んでいる住宅をどうするか重要な決定を焦ると思わぬミスにつながりかねません。そのため定年後に住み替えをするかしないかも含めて、少しでも早い段階からじっくり準備するとよいでしょう。
 

定年後の住み替え先を探す

定年後の住み替え先を探す際は、自分なりの基準を持って探すようにしましょう。例えば新しい住居の周辺環境が整っている場所や、就職や結婚を機に移住しているなら生まれ育った地元に帰るなど、人によって選択肢はさまざまです。
 
他にも、住んでいる地域は変えずに住居だけを変えるケースもあるなど、定年後の住み替え先を選ぶ基準は人によって異なります。定年後の住み替えの大きな選択肢としては、現在住んでいる地域か、別の地域で探すかです。住み替え先を決定したら、できるだけ曜日や時間帯などを変えながら、天候、交通、治安、騒音、買い物等の生活利便性など、周辺環境に問題がないかを確認してください。
 

現在住んでいる住宅をどうするか

現在の住まいが持ち家の場合、売却して、住み替え先の住居購入資金に活用することが想定されます。住宅を売却する際の重要な注意点は、売却後に住宅ローンが残らないか確認しておくことです。
 
もしも、売却して住宅ローンが残ってしまうと、住み替え後も住宅ローンを支払わなければいけません。住み替えを検討した段階で住宅ローンを組んでいる銀行などに相談して、どうすれば住宅ローンを残さずに住み替えができるか相談してみましょう。
 
他にも売却の相談は複数の不動産会社に相談してから、どこの不動産会社に依頼するかを決めてください。
 
万が一、選んだ不動産会社が悪質業者だった場合、相談先がその1社だけだったら、不当に安く売却するなどのリスクが存在していても気づくことができません。資本関係などつながりのない複数の不動産会社を活用して売却価格の相場感を正確につかんだ上で比較検討する必要があります。
 

まとめ

定年後の住み替えは少しでも早い段階で準備を始めることで、体力的にも時間的にも余裕を持って住み替え先を探せます。余裕を持たずに住み替え先を決定してしまうと、思わぬトラブルやアクシデントに見舞われるかもしれません。定年前からどこの地域に住みたいかと、ある程度は住宅についても目星を付けておきましょう。
 
住み替え先に求める基準は人によってさまざまですが、自分が理想とする生活を送れるかどうかはしっかりと検討してください。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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