更新日: 2022.11.09 老後

定年後はのんびり地方移住!「家賃」が一番安い県はどこ?

定年後はのんびり地方移住!「家賃」が一番安い県はどこ?
老後は地方に移住してのんびり暮らしたいと計画している人もいるのではないでしょうか。移住先を決めるとき、月の支出の中で大きな割合を占める家賃はできるだけ安くしたいものです。そこでこの記事では、47都道府県の中で家賃が安い県について、詳しく説明します。また、家賃の安い県ではどのようなものにお金を使う傾向があるのかも併せて解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

家賃が最も安いのは山形県


 
全国賃貸管理ビジネス協会が発表した「全国家賃動向(2022年9月調査)」によると、平均賃料が安い上位3県は山形県(4万4206円)、大分県(4万5201円)、愛媛県(4万5950円)となりました。東京都の平均賃料は7万3059円でしたが、山形県なら1ヶ月当たり3万円近く家賃を抑えられます。
 

山形県の特徴は?

山形県は東北地方の日本海側にあり、秋田県や新潟県、宮城県、福島県に隣接しています。2017年10月時点の人口は約110万人で、サクランボやメロン、ブドウ、米などの生産地としても知られています。県庁所在地は山形市で山形新幹線の停車駅です。ほかにもサクランボやリンゴの生産で知られる東根市や将棋の駒の生産地である天童市、銀山温泉で知られる尾花沢市など、県内には35市町村があります。
 
県内の家賃相場をみると、1LDK・2K・2DKの家賃相場が最も安かったのは寒河江市で3万7000円、2LDK・3K・3DKだと南陽市で4万4000円でした。また、自治体の中には「空き家バンク」を活用し、移住希望者が安く家を買えるよう支援しているところもあります。
 

山形県は「光熱費」や「燃料代」の支出額が多い

家賃相場が安い山形県ですが、どのような消費支出が多いのでしょうか。総務省が発表した「家計調査」を基に県が作成した「『家計調査』における山形市の品目別消費ランキング」によると、山形市で年間支出金額が1位になったものの中にプロパンガスと上下水道がありました。このうちプロパンガスの年間支出金額は4万9177円と全国平均の2倍以上。
 
また、上下水道料も9万599円で全国平均の6万2941円を3万円近く上回りました。場所によっては冬に雪がたくさん積もり、気温が大きく下がることもプロパンガスが高いことにつながるのかもしれません。
 
国が全国24道府県を指定している「豪雪地帯」のうち、全域が指定されている10道県の1つが山形県です。「豪雪地帯」とは、積雪が特にはなはだしいため、産業の発展が停滞的かつ、住民の生活水準の向上が阻害されている地域について、国土交通、総務及び農林水産の各大臣が指定するもので、対象自治体は国から雪害対策や地域振興等の補助が受けられます。
 
ほかにも、ガソリンは3位にランクインしていて年間支出金額は8万6896円と、全国平均を大きく上回っています。山形県は1世帯当たりの自動車数が2.23台と、全国で2番目に多く、場所によっては車がないと病院やスーパーに行くのが難しいでしょう。山形県では家賃が安い代わりに、光熱費や燃料代などに支出が多い傾向にあるということを考えると、ほかの都道府県のほうが安く生活できるかもしれません。
 

最も家賃が安いのは山形県! ただし家賃は安いが光熱費は高い

2022年9月時点で最も家賃が安いのは山形県でした。ただし、山形県(山形市)は光熱費や燃料代の年間支出金額が大きいですし、場所によっては車がないと買い物や通院が不便かもしれません。移住先を選ぶときには、家賃相場だけでなく実際にその地を何度も訪ねて、物価や暮らしぶりを確認しましょう。また、高齢になって車を運転できなくなったときに生活できるかどうかも総合的に考慮することが大切です。
 

出典

全国賃貸管理ビジネス協会 全国家賃動向 2022年9月

山形県 山形県について

【SUUMO】山形県の賃貸家賃相場・賃料相場を調べる

国土交通省 豪雪地帯道府県別市町村数

山形県移住交流ポータルサイト やまがた暮らし情報館 空き家バンク

山形県みらい企画創造部統計企画課 「家計調査」における山形市の品目別消費ランキング

東北運輸局山形運輸支局 令和元年度末の自動車普及状況について
 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

auじぶん銀行
アメックスグリーンカード