65歳以上の認知症患者は「5人に1人」になる? 介護費用はいくら準備すればいい?
認知症の介護費用は在宅介護か施設介護かによって異なります。特に施設介護を選択する場合には、月額5~30万円の費用がかかる場合があるなど、早いうちから貯めておくことが求められるでしょう。本記事では認知症について、認知症の介護費用はどのくらいなのかを詳しく解説します。
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認知症とは?
認知症とは、成人に達して以降など、一度正常に発達した脳の認知機能がさまざまな原因によって認知機能が持続的に低下したり、日常生活に支障をきたしたりする状態です。認知症の初期段階のうちは「物忘れが激しい」と自覚する程度ですが、進行するにつれて以下のような症状が出てきます。
●記憶障害:家族の名前や病院の受診日時などを忘れる、内服薬などの管理ができなくなる、お金の勘定ができなくなる
●見当識障害:時間や季節、場所、人が分からなくなる
●徘徊:家の中や外を歩き回る行動
●妄想:物を盗られたなどの被害妄想を起こす
●暴力や暴言:暴力や暴言を吐くなどの行為
65歳以上の高齢者のうち認知症患者数は5人に1人と予測
総務省統計局は、日本の総人口1億2471万人(2022年9月15日推計)のうち、65歳以上の高齢者人口は3627万人、総人口に占める割合は29.1%と世界でも高い割合であることを報告しています。
さらに内閣府の「平成29年版高齢社会白書」では、2012年は約462万人、65歳以上の高齢者の7人に1人、有病率15.0%だった認知症患者数が2025年には5人に1人、有病率が20.0%になると予測されており、高齢社会や認知症問題への取り組みがますます重要になるでしょう。

