更新日: 2023.08.31 セカンドライフ

老後は「送迎ドライバー」を考えています。どれくらい稼げるのでしょうか?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

老後は「送迎ドライバー」を考えています。どれくらい稼げるのでしょうか?
老後の資金準備や充実した生活を目指すために、送迎の仕事を検討している方は多いようです。幼稚園やデイサービス、病院などの身近な施設で働くことができ、やりがいを感じることもできます。
 
本記事では、老後に検討できる送迎業務の内容や収入、注意点について詳しく解説します。老後に取り組む送迎の仕事についての理解を深めて、自身に適した仕事かどうかを判断してください。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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老後に検討できる送迎の仕事

老後に考えられる送迎関連の仕事には、幼稚園、デイサービス、病院などの送迎バスの運転手が挙げられます。これらの送迎バスの運転手の求人は、求人サイトなどで比較的、多く見られ、シニア世代の方を求めている場合が多いです。
 
どの送迎の仕事もやりがいがあり、老後の時間を充実させる良い選択肢となるでしょう。ほとんどの場合、第一種免許で業務可能ですが、施設側がバス会社にドライバーの派遣を依頼したり、バス会社のドライバーが運転したりする場合、雇用形態は業務委託となり、第二種免許が必要になります。
 
本項では、老後に検討できるおすすめの送迎関連の仕事を紹介します。

 

幼稚園の送迎

老後に検討できる送迎関連の職業の一つとして、幼稚園バスの運転手があります。具体的には、幼稚園児が通園時に利用するバスを運転する仕事です。指定されたルートを運転し、園児が乗車や降車をするスポットで停車して、通園をサポートします。
 
幼稚園バスの運転手は、幼稚園に直接雇用されるケースと、運行会社に雇われて幼稚園に派遣されるケースがあります。幼稚園のバスによっては、大型自動車免許が必要です。送迎業務に限らず、園の行事を手伝うこともあり、やりがいのある仕事です。
 
幼稚園送迎業務の収入・給料は、正社員・契約社員の場合で、月10〜25万円の求人が多く見られます。

 

デイサービスの送迎

デイサービスの送迎業務も、老後に考えられる仕事の1つといえます。デイサービスの送迎業務は、専用の福祉車両で利用者を送迎する仕事です。また、必要に応じて、利用者の乗降をサポートします。さらに、施設によっては備品の買い物や清掃などの業務も任されることがあります。利用者から感謝されることが多く、やりがいを感じながら勤務できるでしょう。
 
なお、デイサービスやデイケアは、日によって利用する人の数が異なるため、送迎ルートや送迎時間が日々、変わる場合もあります。デイサービスの送迎業務の求人は、主に時給制であることが多く、時給は900円から1200円前後であることが多いです。

 

病院の送迎

病院やクリニックへ通院する方を送迎する仕事です。通院する方の送迎を中心に、乗降の介助・サポートなどを行います。主な利用者は高齢の方やけが・病気を抱える方などが中心であるため、それらに配慮した運転が非常に重要です。
 
病院によって異なりますが、バンやミニバンなどが送迎車として使用され、その場合は、普通自動車免許で業務を行うことも可能です。また、病院によってはお茶出しや、患者さんへの軽いサポートなどの業務も担当することがあります。
 
病院の送迎業務の収入・給料は、正社員・契約社員の場合で月18〜30万円前後であることが多いです。

 

老後に送迎の仕事を行う際の注意点

老後に送迎の仕事を行う場合は、必ず安全運転を心がけましょう。例えば、幼稚園の場合は園児を、また病院の場合は患者を乗せて運転しますので、急発進や急ブレーキなどは避けることが大変に重要です。
 
そのため、ペーパードライバーでは難しく、一定の運転スキルや、経験が求められます。また、中型マイクロバス(車両総重量が8トン未満、最大積載量が5トン未満)を運転する場合には、中型免許が求められるため確認が必要です。

 

安心と安全を第一に、送迎のお仕事にチャレンジしませんか

老後に検討できる送迎の仕事には、幼稚園やデイサービス、病院などの業務があります。これらの仕事は、シニア向けの求人が多く存在し、やりがいを感じることができる職種です。
 
ただし、送迎バスの種類によっては中型免許が必要な場合もあります。また、送迎業務以外にも、清掃業務や施設内の手伝いなどを担当することもあります。
 
ただし、安全に送迎をすることがなにより重要な職業であるため、運転の経験やスキルを求められる仕事です。また、場合によっては中型免許も必要です。送迎の仕事に興味がある方でこれらの条件を確認しながら、仕事探しをしてみましょう。

 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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