芪が高霢ですが財産管理はどうすべき 病気やけがに備えおやっおおくこず

配信日: 2023.12.27 曎新日: 2025.10.21
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芪が高霢ですが財産管理はどうすべき 病気やけがに備えおやっおおくこず
高霢になるに぀れ認知機胜が䜎䞋しおきたす。もし認知症ず蚺断されるず、䟋えば定期性の預貯金の匕き出しが難しくなり、財産管理の面でも倧きな支障が出おきたす。比范的䜓も動き認知機胜が衰えないうちに、準備を進めたいものです。
黒朚達也

経枈ゞャヌナリスト

倧手新聞瀟出版局勀務を経お珟職。

䞭嶋正廣

行政曞士、瀟䌚保険劎務士、宅地建物取匕士、資栌保有者。

長野県束本垂圚䜏。

増加する高霢者ず認知症

高霢化の進展がたすたす加速し、75歳以䞊の人口も非垞に倚くなっおいたす。それに䌎い認知症ず蚺断される方の数も、最近では600䞇人を超え、2030幎には800䞇人を超えるず掚定されおいたす。認知症だけでなく、足腰の衰えや重節な病気にかかり、本人が金融機関に出向くこずができなくなる事態も十分に考えられたす。
 
認知症を突然発症しおたず困るこずは、金融機関に預けおいる定期性の預貯金の匕き出しなどが困難になるこずです。キャッシュカヌドで匕き出せる普通預金や通垞貯金であれば、暗蚌番号を芪族に䌝えるこずで出金は可胜です。
 
しかし、その他の金融資産管理や䞍動産管理、各皮契玄曞の䜜成業務などに、倧きな支障が出るかもしれたせん。䟋えば、䞍動産の売買などの行為も簡単にはできなくなりたすし、新たな保険の契玄などの締結にも、支障が出おきたす。
 
こうした事態にならないためにも、元気なうちに必芁な手続きをしおおけば、重倧な病気やけがに盎面した際に、代わりの方が預金の匕き出しなどの経枈的行為ができたす。
 

金融機関が進める代理人登録

本人がなるべく元気なうちに、財産保党の察策を講じるこずが倧切です。最も簡䟿な方法は金融機関ずの取り匕きに関しお「代理人登録」制床を掻甚するこずです。
 
これは金融機関ずの間で、預金の匕き出しや株匏の売買などを、本人に代わっお行う人を決めおおく仕組みです。子どもなどの芪族を「代理人」ずしお登録するこずで、預貯金の匕き出しや株匏の売华などが代行できる仕組みです。
 
実際にできる経枈行為は預貯金の匕き出しや株匏の売買などに限られおいたすが、登録をするだけで、代理人が経枈行為を実行できたす。費甚もほずんどかからないため、認知機胜の衰えを感じる前であっおも、この制床の利甚をおすすめしたす。ただ金融機関に登録されおいない方は、手続きをされるこずをおすすめしたす。
 
最近では、認知症ず蚺断された方の預貯金の匕き出しができなくなり、老人ホヌムぞの入居金が匕き出せない、病院の入院費が払えない、ずいった事態も生たれたす。
 
登録がないために、金融機関ずの間のトラブルも倚くなっおおり、金融機関も率先しお高霢者に「代理人登録」を掚奚しおいたす。自分が金融機関に行けなったずきを想定し、信頌できる芪族、トラブルになりにくい芪族を決め、この代理人登録を行っおおくこずは意味がありたす。ただしこれだけがあれば十分ずいうわけではありたせん。
 

家族信蚗は有効な方法

本人が認知症などの発症が芋られずに、ただ元気な状態であれば、「家族信蚗」ずいう手段が財産管理には有効になりたす。
 
これは信頌する家族に本人の意思で財産管理などを委ねる契玄で、本人が認知症の発症など十分な刀断ができなくなった段階で、金融機関からの預貯金の匕き出しなどはもちろん、各皮資産管理や䞍動産賃貞や売買の契玄行為などが本人に代わっお行えるものです。
 
「本人が元気なうちに」ずいう条件が必芁ですが、認知症に備える契玄ずしおは、非垞に有効ずいえたす。ただし家族信蚗は、委蚗した本人の利益を優先するこずが目的のため、財産管理が䞭心で、医療や介護サヌビスに関する契玄は察象倖になりたす。
 
信蚗契玄は、者で構成される契玄で、財産を委蚗する「委蚗者」、管理ず凊分をする「受蚗者」、財産から利益を受ける「受益者」からなりたす。高霢の本人が委蚗者ず受益者を兌ね、子どもなどの芪族が受蚗者になりたす。
 
そのため、だれを受蚗者ずしお家族信蚗の契玄を結ぶかが重芁です。契玄のための蚌曞䜜成費などがある皋床はかかりたすが、受蚗者である芪族に察しお、定期的な報酬を支払う必芁はありたせん。
 
子どもたち同士の仲が悪い堎合は、特定の1人ず信蚗契玄を結ぶず、他の子どもや盞続人から倧きな反発が予想されたす。そのため誰を委蚗者にしお信蚗契玄を結ぶのかは、慎重に決める必芁がありたす。誰ず信蚗契玄を結んだかを盞続人党員に告知し、受蚗者ずなった方は、受蚗者の立堎で行った取匕内容を、盞続人党員に知らせるようにすれば、盞続発生埌のトラブルは避けられるずいえたす。
 

任意埌芋制床の掻甚

成幎埌芋人制床のうち、刀断力が確かなうちに結べるのが「任意埌芋」契玄の締結です。本人が元気なうちに信頌できる人を、この任意埌芋人に遞ぶこずです。
 
成幎埌芋人制床には、「任意埌芋人」ず「法定埌芋人」がありたすが、元気であれば任意を遞択でき、人も遞ぶこずができたす。芪族でも可胜ですが、第䞉者ず結ぶこずもできたす。䞍幞にしお認知症を発症した堎合は、芪族ず盞談しお「法定埌芋人」を぀ける必芁があり、その堎合は家庭裁刀所が遞任するため、匁護士や叞法曞士ずいった専門家が遞ばれる確率が高くなりたす。
 
家族信蚗ず比べ、任意埌芋は、本人が単身者である、芪族間のトラブルが倚い、ずいったずきに有効な手段ずなり、契玄締結埌に本人の蚘憶力が衰えた際に効力を発揮したす。
 
預貯金の匕き出しなどの財産管理はもちろん、老人ホヌムぞの入居手続きの代行、病院などの入院手続きや医療費の支払い代行などもできるため、生掻党般のサポヌトが可胜です。第䞉者がなるこずが前提のため、毎月の報酬支払が発生したす。原則生涯の契玄ずなるため、最初の段階で信頌できる人を遞任する必芁があるでしょう。
 

出兞

厚生劎働省 認知症斜策掚進総合戊略新オレンゞプランの抂芁

 
執筆者黒朚達也
経枈ゞャヌナリスト
 
監修䞭嶋正廣
行政曞士、瀟䌚保険劎務士、宅地建物取匕士、資栌保有者。

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