更新日: 2024.01.18 定年・退職
定年後の夢は「キャンピングカー」生活!実際に暮らす場合、初期費用やランニングコストはどのくらい?
そこで今回は、キャンピングカーで生活するうえでかかる費用について解説します。キャンピングカーでの生活を検討している方は、必要な費用について正しく理解しておくことが大切です。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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キャンピングカーでの生活とは?
キャンピングカーとは、キッチンやベッド、トイレなど生活に必要な設備が車内に揃っている車を指します。そのため、キャンピングカーを住居として利用することも可能です。
旅先で宿泊場所を予約せず車中泊をしたり、日本一周など長期間キャンピングカーで生活しながら旅をしたり、楽しみ方は多岐にわたります。
どちらにしてもキャンピングカーを使用する場合、かかる費用をしっかりと把握しておくことが大切です。
キャンピングカーにかかる費用
キャンピングカーで生活する場合、おおよそ以下の費用がかかるとされています。
●車両代
●車内の設備代
●食費
●日用品代
●コインランドリー代
●入浴料
●ガソリン代
●駐車場代
●インターネット回線代
●住民税
●車に関する税金(自動車税・自動車重量税)
●保険料(自動車損害賠償責任保険・任意保険)
それぞれの費用について解説します。
初期費用
初期費用としては、キャンピングカーの車両代と、生活するうえで必要な車内の設備にお金がかかるでしょう。
キャンピングカーは車種によって費用に差があります。200~400万円台で購入できる「軽キャンパー」から、200~1000万円ほどする「キャンピングトレーラー」など車種も豊富です。予算に合わせて車を選びましょう。
生活費
キャンピングカーで生活する場合、食費やコインランドリー代、入浴料などがかかります。
食べるものや利用する施設によっても費用は異なります。なかでも生活費は、工夫次第で節約しやすい費用です。1ヶ月の生活費をいくらに抑えたいのかを事前に決めておくと、出費を意識できるでしょう。
ランニングコスト
キャンピングカーの生活では、ランニングコストがかかります。走るためのガソリン代はもちろん、就寝時に車を停めるための駐車場代も必要です。駐車場代は、場所や利用できるサービスによって費用に差がありますが、月に5000~数万円程度かかります。
ほかにもインターネットの利用量が多い場合には、ポケットWi-Fiなどのインターネット回線もあると便利です。月に2000〜6000円程度で契約できるでしょう。
またキャンピングカーは車ですので、当然自動車税がかかります。ただし、キャンピングカーは特殊車両に該当するため、自家用車よりも税金が安く済む可能性があります。さらに8ナンバーのキャンピングカーであれば、税金はよりお得です。
国土交通省「令和5年度自動車税種別割税率及び月割税率早見表(自家用)」によると、排気量によって税金は異なりますが、8ナンバーのキャンピングカーであれば2万~8万8000円です。
ほかにも車検の際に発生する「自動車重量税」や、加入が義務付けられている「自動車損害賠償責任保険」、事故やトラブルのときのために加入しておきたい「任意保険」にも費用がかかります。上記費用は、車種や保険の種類によって異なります。
それぞれ数万~10万円かかることもあり、ランニングコストは50万円以上するケースもあるでしょう。キャンピングカーでの生活は、車を維持するための費用が高額になる可能性があります。
キャンピングカー生活にはある程度まとまったお金が必要
キャンピングカーで生活する場合、家賃や光熱費といった費用はかかりません。ただし生活費はもちろん、車の維持費やガソリン代といったランニングコストが年50万円以上かかることもあります。
さらにキャンピングカーを用意するにあたり、初期費用として数百万円以上の大きなお金が必要です。キャンピングカーでの生活を始める前に、いくらお金がかかるのかを把握して、ある程度まとまった資金を用意しておくことが大切です。
出典
国土交通省 令和5年度自動車税種別割税率及び月割税額早見表(自家用)P5
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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