更新日: 2024.02.15 定年・退職
近ごろ定年後に働く「コンビニ店員」さんをよく見かけます。65歳の私でも働けるでしょうか?
最近は、定年をむかえた後にコンビニ店員さんとして働く方の姿をよく見かけるため、65歳を過ぎてもコンビニで働けるのかなと、ふと考える人もいるかもしれません。
そこで本記事では、「コンビニで働いている世代」と「コンビニ店員の主な仕事と収入」について解説します。60代や70代で、コンビニで働くことを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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コンビニで働いている世代とは?
まずは、コンビニで働いている人の世代ごとの割合について見ていきましょう。大手コンビニチェーンのセブン-イレブンの調査によると、結果は以下の通りです。
●10代:22.3%
●20代:29.3%
●30代:14.7%
●40代:16.5%
●50代:10.2%
●60代以上:7.1%
この数字を見て分かる通り、10代・20代で約50%を占めているものの、10代から60代以上まで年齢を問わず、多くの人たちがコンビニで仕事をしていることが分かります。中には70代のスタッフもおり、幅広い層の方々が活躍している様子が分かります。つまり60代の方で未経験でも、コンビニで働くことは可能といえるでしょう。
コンビニ店員の主な仕事と収入は?
続いて、コンビニ店員の主な仕事と収入について解説していきます。厚生労働省の「職業情報提供サイト jobtag」を参考に見ていきましょう。
コンビニ店員の主な仕事内容
コンビニ店員の仕事は幅広くありますが、基本的な仕事には、以下のようなものが挙げられます。
●レジの会計
●来店客に対する接客
●店内外のこまめな清掃
●納品された商品の検品と店内への陳列
●賞味・消費期限などのチェック
●食品の加熱調理
●宅配や公共料金収納などの受付
これらの内容はごく一部にすぎません。ほかにもチケット販売や発注・返品、緊急時のトラブル対応など、仕事内容は多岐にわたっています。
コンビニ店員の収入
コンビニ店員の収入について見ていきましょう。厚生労働省の統計データでは、平均労働時間は163時間で、平均年収は約357万7000円となっています。ただし、60歳以降の平均年収は以下の通りです。
●60~64歳:295万3500円
●65~69歳:250万6100円
●70歳以上:219万8200円
この数字を見て分かる通り、60代以上の場合は、およそ200〜300万円が平均年収だといえます。勤務時間や勤務場所などによっても年収は変わるため、あくまでも目安にとどめておきましょう。
コンビニ店員は60代以上の人も活躍している!
コンビニ店員は10〜70代まで、幅広い年齢の方が活躍しています。仕事内容は多岐にわたり覚えることも多くありますが、「人と関わる仕事をしてみたい」「家の近くで生活費の足しにできる仕事をしたい」という人は、コンビニ店員になることも検討してみるといいかもしれません。
出典
株式会社セブン-イレブン・ジャパン スタッフデータ セブン-イレブンのスタッフはどんな人?
厚生労働省 職業情報提供サイト(日本版O-NET) jobtag コンビニエンスストア店員
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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