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更新日: 2024.07.13 セカンドライフ

来年65歳で定年を迎えます。退職金を「貯金」か「資産運用」に回す予定ですが、どちらがよいでしょうか?

来年65歳で定年を迎えます。退職金を「貯金」か「資産運用」に回す予定ですが、どちらがよいでしょうか?
定年を迎えると退職金としてまとまったお金をもらう人もいます。退職金の使い道として、貯金にするか資産運用にするか迷っている人もいるでしょう。老後生活を考えると、少しでも増やしたいと考えることは大切です。
 
そこで今回は、退職金の相場やおもな使い道について調べてみました。貯金と資産運用を使い分けるポイントもご紹介しますので、参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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退職金の相場はどれくらい?

定年後にどれくらいの退職金をもらっているのか、一般的な金額を知りたい人もいるでしょう。厚生労働省の「令和5年就労条件総合調査 結果の概況」によると、勤続20年以上かつ45歳以上の定年退職者のうち、学歴別の退職金の相場は以下の通りです。
 

・大学・大学院卒(管理・事務・技術職):1896万円
・高校卒(管理・事務・技術職):1682万円
・高校卒(現業職):1183万円

 
これらの金額はあくまでも平均であり、企業や勤続年数によって異なりますが、多くの定年退職者が1000万円~2000万円ほどの退職金をもらっていることが分かります。
 

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退職金のおもな使い道

退職金の使い道として考えられるのは、以下の3つです。
 
・全額を貯金する
金融機関に全額を貯金する人もいます。今は低金利で貯金が増えることは期待できませんが、元本が保証されているメリットはあります。また「特に増やす必要は感じていない」「運用はリスクがあるから不安」「病気など急にお金が必要になったときのため」などの理由で、退職金は貯金するほうがいいと考える人もいるようです。
 
・一部または全額を運用する
退職金の一部または全額を運用に回す人もいます。投資先としては、株式や国債などさまざまな投資先が合わさった投資信託商品があります。
 
運用をプロに任せるため、投資の初心者でも始めやすいでしょう。自分で売ったり買ったりして利益を得る株式投資を行う人もいます。損失のリスクはあるものの、大きな収益も期待できます。個人向け国債は、国が発行しているため元本割れのリスクがなく、リターンは低くてもリスクをおさえて運用したい人に向いているといえます。
 
・その他
住宅ローンの支払いが終わっていない人の中には、退職金を使って完済するケースも考えられます。ほかにも、まとまったお金を自分や家族へのご褒美として、旅行やぜいたく品の購入に使う人もいるでしょう。年金収入やこれまでの貯金などで、十分な老後資金が確保できていれば特に問題はないでしょう。
 

貯金と資産運用を使い分けるポイント

退職金は、使う目的や時期別に分けることがポイントです。例えば定年後に収入が減り、生活費の一部を退職金に頼らざるを得ないケースも考えられます。その場合は、生活費として引き出せるように、一定の金額を普通預金に入れておくと安心でしょう。病気やけがなどで急な出費がある場合にも助かります。
 
子どもの大学入学・家のリフォームなど、近い将来に使う予定のあるお金は、定期預金・国債などリスクが低くて資産を維持できる仕方で運用できます。解約時にまとまったお金が受け取れる介護保険や学資保険などの貯蓄型保険も検討できるかもしれません。
 
当面使う予定がないお金は、投資で運用できるでしょう。複利効果が得られるように長期投資をすることや、価格変動などのリスクをおさえるために分散投資をすることなどがポイントになります。資産運用には手数料がかかるため、事前に確認しておくことも大切です。
 

退職金の使い道は目的による! 「貯金」と「資産運用」を使い分けよう

貯金と資産運用のどちらがいいかは、退職金を使う目的によります。例えば生活費として使う必要があったり、病気やけがに備えていつでも引き出せるお金が必要であったりすれば、普通預金に置いておけるでしょう。近い将来に使う予定のあるお金は、定期預金・国債・貯蓄型保険などを検討できます。
 
当面使う予定のない余剰資産がある場合は、投資で資産運用をして増やせるかもしれません。投資信託や株式投資など、投資にはさまざまな種類がありますが、複利効果が期待できるように長期投資をしたり、リスクをおさえるために分散投資したりするといいでしょう。
 
老後生活中に資金が足りなくならないよう、退職金は目的に合わせて上手に使う必要があります。
 

出典

厚生労働省 令和5年就労条件総合調査 結果の概況(17ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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