更新日: 2024.07.14 セカンドライフ

「生活費が足りないから」と老後資金に手を出す妻…このままだと老後貧乏に!? 確実に貯金する効果的な方法とは

「生活費が足りないから」と老後資金に手を出す妻…このままだと老後貧乏に!? 確実に貯金する効果的な方法とは
せっかくコツコツ貯めている老後資金も「生活費が足りないから」と手を出してしまうと目標額に達しづらいでしょう。老後資金が簡単に引き出せてしまうと、それが習慣になって貯金が難しくなることもあるでしょう。
 
そこで今回は、確実に貯金する効果的な方法について調べてみました。老後資金を確保するための家計管理のコツもご紹介しますので、参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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老後資金を確実に貯金する方法

老後資金を確実に貯金する方法として、以下の2つが挙げられます。
 
・預貯金なら「定期預金」にする
預貯金で老後資金を貯めている家庭の場合、普通預金にしているとキャッシュカードで簡単に引き落とせることがデメリットです。
 
「生活費が足りないから」と手を出してしまうのは、現金を引き出しやすい環境にあるからだと考えられます。1年、2年、3年など満期になるまで基本的に引き出しができない定期預金にすることで、老後資金を確実に貯められると期待できます。
 
定期預金の場合は、自動積み立てにすることで、手間をかけずに毎月一定額を積み立てられます。給料が振り込まれる口座とは別の銀行口座で老後資金を貯めたい場合は、定額自動入金サービスを活用しましょう。
 
・NISAやiDeCoなどの制度を利用する
NISAやiDeCoなどの制度を利用して、老後資金を運用する方法も検討できます。資金を運用している場合は、簡単に引き出そうとは思いづらいかもしれません。
 
国民年金基金連合会が運営しているiDeCo公式サイトによると、「iDeCoは自分が拠出した掛金を、自分で運用し、資産を形成する年金制度」と説明しており、基本的に60歳まで引き出すことはできないようです。
 
よって確実に老後のために貯金ができるでしょう。会社が導入している場合は、給与から天引きする財形貯蓄制度を利用して、自分で意識して貯金や運用をすることなく老後資金を貯められるでしょう。
 
老後資金の運用は、預貯金で置いておくよりも高い利回りで増やせる可能性があります。資産運用のリスクも理解したうえで、資産を分散させる方法を検討できるかもしれません。
 

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老後資金を確保するための家計管理のコツ

「生活費が足りないから」と老後資金に手を出しているということは、家計の見直しが必要であることが考えられます。老後資金を確実に貯められるように、以下の家計管理のコツを実践しましょう。
 
・生活費を把握する
何にどれだけお金をかけているのか、生活費の詳細を把握することは大切です。レシートの管理や家計簿をつけることが面倒な場合は、手軽に家計管理ができるスマートフォンアプリなどを活用しましょう。普段の出費を細かく確認することで、節約できる項目が見つかるかもしれません。
 
・固定費を見直す
通信費や保険料など、毎月支払っている固定費を見直します。本当に必要なものか、もっと安い会社やプランはないかなど、節約できるポイントを探すといいでしょう。
 
生活の変化に伴い「子どもが家を出たのでもっと狭くて家賃の安い家に引っ越せる」「ほとんど使っていないサブスクサービスがある」など、固定費の節約につながる項目が見つかるかもしれません。
 

老後資金は定期預金やNISAなどの制度で確実に! 生活費が足りなければ家計の見直しも必須

老後資金は、普通預金にためているとキャッシュカードを使って簡単に引き出せるため、引き出しにくい定期預金やNISAなどの制度を活用することで、確実に貯めていけると考えられます。定期預金の場合は、自動積み立てや定額自動入金サービスなどを利用して、手間をかけずに貯められるようにすることもいいでしょう。
 
生活費が足りなくて老後資金に手を出しているということは、家計の見直しが必要であることが考えられます。毎月の生活費を把握して、固定費を見直すなど節約できる項目を探してみるといいでしょう。家計管理と貯金方法を工夫して、確実に老後資金が貯められるようにすることは大切です。
 

出典

国民年金基金連合会 iDeCo公式サイト iDeCoってなに? iDeCoの特徴
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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