更新日: 2024.07.24 セカンドライフ
定年後におすすめの仕事3選!「未経験」でも働きやすい仕事はある?
未経験でもできる仕事の種類は多く、定年後の新たなチャレンジとして気になる職業に就くこともおすすめです。今回は、定年後におすすめの仕事や定年後の仕事の選び方などについてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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定年後におすすめの仕事3選
定年をして一度退職をしたものの、再び働きたい方もいるでしょう。今回は、再就職先としておすすめの職業を厚生労働省が運営する「職業情報提供サイト job tag」を基に3つご紹介します。
タクシー運転手
タクシー運転手は学歴や経験はあまり問われませんが、お客さまを車に乗せて走るため「普通第二種運転免許証」の保有が条件です。タクシー会社によっては、第一種免許証しか持っていない場合でも、訓練センターへ通い第二種運転免許証を取得するサポートをしてくれるケースもあるようです。
また、会社に所属せず個人運営のタクシーとしての走行も可能です。
タクシー運転手の平均年収は419万円となっています。年代別に見てみると、65~69歳の平均年収は332万2600円、70歳以降の平均年収は313万4100円です。タクシー運転手全体の平均年収と比べると減りますが、タクシー運転手の平均年齢は59.7歳のため、定年後に再就職しても大きな年齢差を感じにくい点が魅力でしょう。
警備員
警備員として働くために、特別な資格は必要ありません。ただし、破産宣告を受けている、また、刑務所から出所後5年未満の方は警備員への就労は不可能のようです。警備員として再就職すると、まずは30時間以上の新任教育を受け、警備員登録をしたあとに警備員として本格的な勤務が始まります。
警備員の平均年収は376万1000円です。年齢別だと、65~69歳の平均年収は269万5300円、70歳以降は249万7900円です。給料はタクシー運転手と比べると多くありませんが、平均労働時間が169時間のため残業はあまりないと考えられます。多く稼ぎたい方よりは、定年後にあまり残業がない職へ就きたい方におすすめです。
介護職
もし定年までの仕事ではなかったものの、介護福祉士などの資格を有しているなら介護に関係する仕事に就くこともおすすめです。
施設介護員として再就職する場合、特別な資格は必要ありませんが、資格を持っていたほうがスムーズに施設の利用者と接することができるでしょう。会社や施設によって介護の内容は異なるケースがあるので、再就職で面接を受けるときなどに確認しておきましょう。
施設介護員の平均年収は371万4000円です。年齢別に見ると、65~69歳の平均年収は301万4000円、70歳以降の平均年収だと274万6900円でした。
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定年後の仕事の選び方
再就職先を選ぶときは、まず自分が仕事に求めるものをまとめましょう。自分の都合に合わせてフレキシブルに動ける職場がいいのか、とにかく稼ぎやすい職場がいいのかでは、条件に合う仕事内容も変わってきます。
また、経験を生かせる職場なら、再就職でもスムーズに仕事を覚えやすいでしょう。新たなチャレンジとして、やったことのない仕事に就く選択肢もあります。
自分だけでなかなか決めきれない場合は、シニア層向けの人材紹介会社の活用もおすすめです。プロの方がしっかり話を聞いたうえで、合う会社を紹介してくれるでしょう。
未経験でも働ける再就職先はある
タクシー運転手や警備員のように、特別な資格や経験がなくとも働ける仕事は数多くあります。また、資格を取得してはいるものの仕事としては使わなかった方は、定年後に資格を生かせる仕事に就くことも選択肢の一つです。
再就職先は、まず目的や条件をはっきりさせてから選びましょう。目的や条件によって、合う仕事は異なります。分からない場合は、シニア層向けの人材紹介会社の利用も検討しましょう。
出典
厚生労働省 職業情報提供サイトjob tag
タクシー運転手
施設警備員
施設介護員
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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