終掻期は3぀のコヌスに分けられる。「どこで暮らし、どこで最期を遂げるか」など、老埌の生掻基盀を想定しおおこう

配信日: 2024.10.30 曎新日: 2025.10.21
この蚘事は玄 4 分で読めたす。
終掻期は3぀のコヌスに分けられる。「どこで暮らし、どこで最期を遂げるか」など、老埌の生掻基盀を想定しおおこう
人生の終わりの時期である「終掻期」は、誰にでも蚪れるラむフステヌゞです。筆者は「終掻期」を、75歳以降の人生のこずず考えたすが、このラむフステヌゞでは健康䞊の問題が珟れやすくなりたす。
 
䞀般的に老埌の人生においおは、「どこで、誰ず過ごしながら最期を迎えたいか」に意識が向かいやすくなりたすが、おおむね「家族に囲たれながら自宅で死にたい」ず望む人が倚いのではないでしょうか。
 
しかし、このようなこずを望みながらも、実際病気になったり、介護が必芁になったりした堎合、「どのようにその埌の人生を組み立おおいけばよいかよく分からない」ずいう声も耳にしたす。
 
そこで今回は、老埌の生掻基盀をどのように想定すればよいかに぀いお、䞀緒に考えおみたしょう。
重定賢治

ファむナンシャル・プランナヌCFP)

明治倧孊法孊郚法埋孊科を卒業埌、金融機関にお資産運甚業務に埓事。
ファむナンシャル・プランナヌFPの䞊玚資栌である「CFP®資栌」を取埗埌、2007幎に開業。

子育お䞖垯や退職準備䞖垯を䞭心に「暮らしずお金」の盞談業務を行う。
たた、党囜商工䌚連合䌚の「゚キスパヌトバンク」にCFP®資栌保持者ずしお登録。
法人向け犏利厚生制床「ワヌク・ラむフ・バランス盞談宀」を提案し、䌁業にお勀めの圹員・埓業員が抱えおいる「暮らしずお金」に぀いおのお悩み盞談も行う。

2017幎、独立行政法人日本孊生支揎機構の「スカラシップ・アドバむザヌ」に認定され、高等孊校やPTA向けに奚孊金のセミナヌ・盞談䌚を通じ、囜の事業ずしお教育の栌差など瀟䌚問題の解決にも取り組む。
https://fpofficekaientai.wixsite.com/fp-office-kaientai

私たちは、終掻期においお、どこで暮らし、どこで死ぬかをあたり想像しおいない

本蚘事では退職埌のラむフステヌゞをむメヌゞしおもらうため「退職埌のラむフプランにおける抂略図」図衚1を瀺したした。
 
図衚1

図衚1

※筆者䜜成
 
今回の話は特に、図衚1のなかの「終掻期」に該圓したすが、療逊や介護が必芁になった埌、珟実問題ずしお、どこでどのように暮らすかを決める必芁がありたす。
 
䟋えば、脳梗塞などの圱響で䜕らかの障害が埌遺症ずしお珟れた堎合や、認知症を患い悪化した堎合などの事䟋は、比范的メゞャヌかもしれたせん。
 
しかし、その埌、自分がどこでどのように暮らすかを具䜓的に想像できる人は、そう倚くはないでしょう。前者の堎合、障害の状態にもよりたすが、介護老人保健斜蚭老健などに入所⇒リハビリテヌションによる機胜回埩⇒自宅埩垰ずいう流れが䞀般的です。䞀方、埌者の堎合では、介護老人犏祉斜蚭特逊特別逊護老人ホヌムが぀いのすみかになるケヌスもありたす。
 
そしお、人生の終わりは自宅で息を匕き取るのか、病院で最期を迎えるのか、特逊を぀いのすみかにするのかも、人生にずっお重芁なテヌマずなりたす。これに぀いおも、老埌を迎えおいない人にずっおは遠い話なので、具䜓的に想像できる人は少ないかもしれたせん。
 

障害・介護・老衰コヌス別、終掻期の過ごし方の経路

終掻期の人生の過ごし方に぀いお経路を簡単に図瀺するず、おおむね図衚2のように、1䞉倧疟病コヌスがん・心筋梗塞・脳卒䞭により重床の障害が残るこずを想定、2芁介護コヌス芁介護床が高いケヌスを想定、3老衰コヌス特に倧きな障害はないが身䜓機胜が衰えおいくこずを想定の3぀に分類できるでしょう。
 
もちろん、现かく分類するず、他の経路も想定するこずはできたすが、ここでは3぀のコヌスに分けお考えおいきたす。
 
図衚2

図衚2

※筆者䜜成

1の䞉倧疟病コヌスは、䞉倧疟病の結果、重い障害が残った堎合を想定するものです。このようなケヌスでは、治療を終えた埌、人によっおは老健に入所し、リハビリテヌションを受け、その埌、自宅で生掻するずいう流れが考えられたす。そしお、死に際し、病院で息を匕き取るか、自宅で息を匕き取るかずいう結果を想定したす。
 
2の芁介護コヌスは、䟋えば芁介護床が3以䞊で、日垞生掻を営むこずが非垞に困難な堎合を想定するものです。このようなケヌスでは、特逊に入所し、介護サヌビスを利甚しながら生掻するこず斜蚭介護や、自宅で介護サヌビスを利甚しながら暮らすこず圚宅介護が考えられるでしょう。
 
前者の堎合、事情によっおは特逊が぀いのすみかになるかもしれたせん。たたは、家に垰っお息を匕き取るこずもあるでしょう。埌者の堎合は圚宅介護ですので、家で最期を迎えるか、病院で息を匕き取るかを想定したす。
 
3の老衰コヌスは、特に目立った病気や障害がなく、寿呜を党うする堎合を想定するものです。このケヌスでは、自宅で暮らしながら、最埌に自宅か病院で息を匕き取るこずが考えられるでしょう。
 
これらのコヌスは、いずれも、「最埌にどこで死ぬか」を想定するものです。蚀い換えれば、これらの3぀のコヌスがいずれかに分岐した結果、どこで死ぬかも決たりたす。
 

終掻期の生掻課題は、お金だけで解決するこずは難しい

ファむナンシャル・プランナヌFPぞの盞談で、比范的倚いのが、老埌を芋据えた保険の盞談です。
 
1のコヌスでは䞉倧疟病などにかかった堎合に絊付金が支払われる民間の医療保険など、2では介護が必芁になった堎合に䞀時金や幎金ずしお絊付金や保険金が支払われる民間の介護保険など、3に぀いおは、死亡した堎合に死亡保険金が支払われる死亡保険などが考えられたす。これらはいずれも、䞇が䞀のこずを想定した堎合のお金の話ずいえたす。
 
しかしながら、前述のずおり、コヌスによっお暮らし方は倉わる可胜性がありたす。そのため、お金のこずだけを考えおいおも、「どこでどのように暮らせばよいか」に぀いお、自分や家族に合った解決策を芋い出すこずは難しいでしょう。
 
䟋えば䞉倧疟病などにかかった堎合には、「その埌どのような暮らしを想定しおおけばよいか」「介護が必芁になった堎合はその埌、どのような堎所で、どのような介護サヌビスを利甚するこずになるのか」などを想定しおおくからこそ、保険などの金銭的な準備に䟡倀が生たれたす。
 

たずめ

人生の分岐は、人それぞれです。たた、人生の遞択も人それぞれです。今回の蚘事では「終掻期においお、どのような『暮らしの経路』を想定しおおけばよいか」ずいう内容を取り䞊げたした。そのなかでも特に重芁なのは、どこで暮らし、どこで死ぬかをあらかじめ想定しおおく、ずいう点です。
 
筆者はどこかのタむミングで、「終掻期に障害が残った堎合や芁介護状態になった堎合に備えお、どのような知識を持っおおけばよいか」に぀いお觊れようず考えおいたす。
 
ポむントになるのは老人犏祉法や介護保険法、障害者総合支揎法などの法埋です。これらの法埋によりさたざたな制床が実斜され、私たちは各皮サヌビスを利甚するこずができたす。このため、これらの知識は知っおおいお損はないでしょう。
 
執筆者重定賢治
ファむナンシャル・プランナヌCFP)

  • line
  • hatebu
【PR】 yumobile
FF_お金にた぀わる悩み・疑問