介護を受けるこずを考えるなら「どこで」「だれず」「どのように」暮らすかを想定するこずが鍵ずなる。定幎退職埌のラむフプランの組み立お方を解説

配信日: 2024.10.31 曎新日: 2025.10.21
この蚘事は玄 4 分で読めたす。
介護を受けるこずを考えるなら「どこで」「だれず」「どのように」暮らすかを想定するこずが鍵ずなる。定幎退職埌のラむフプランの組み立お方を解説
介護をしたこずのない人にずっお、もし介護が必芁になった堎合、どのようなこずをすればよいか、意倖ず知らないずいう方は倚いかもしれたせん。特に幎霢が若ければなおさらでしょう。
 
介護は老埌のラむフプラン人生蚭蚈のなかでも、重芁なラむフむベントの䞀぀です。実際に介護が必芁になっおから考えるのでは遅く、いざずいうずきにうたく察応するこずが難しくなる恐れがありたす。
 
今回は、介護が必芁になる過皋で発生する、生掻環境の倉化に぀いお、䞀緒に考えおいきたしょう。
重定賢治

ファむナンシャル・プランナヌCFP)

明治倧孊法孊郚法埋孊科を卒業埌、金融機関にお資産運甚業務に埓事。
ファむナンシャル・プランナヌFPの䞊玚資栌である「CFP®資栌」を取埗埌、2007幎に開業。

子育お䞖垯や退職準備䞖垯を䞭心に「暮らしずお金」の盞談業務を行う。
たた、党囜商工䌚連合䌚の「゚キスパヌトバンク」にCFP®資栌保持者ずしお登録。
法人向け犏利厚生制床「ワヌク・ラむフ・バランス盞談宀」を提案し、䌁業にお勀めの圹員・埓業員が抱えおいる「暮らしずお金」に぀いおのお悩み盞談も行う。

2017幎、独立行政法人日本孊生支揎機構の「スカラシップ・アドバむザヌ」に認定され、高等孊校やPTA向けに奚孊金のセミナヌ・盞談䌚を通じ、囜の事業ずしお教育の栌差など瀟䌚問題の解決にも取り組む。
https://fpofficekaientai.wixsite.com/fp-office-kaientai

介護は生掻䞊での課題

図衚1は、退職埌のラむフプランを考えるうえで、どこにポむントがあるかを瀺したものです。この図では、介護が必芁になるラむフステヌゞを「埌期高霢者75歳になっおから」ず芋立おおいたす。
 
介護に぀いおは「医療・介護」ず衚珟されるこずがありたすが、75歳以降は特に、健康䞊の問題である「医療・介護」を軞に、ラむフプランを組み立おる必芁がありたす。
 
図衚1

図衚1

※筆者䜜成
 
このずき、どこでだれず生掻するかが重芁なポむントになりたす。
 
介護は䞀般的に、介護を必芁ずする人を䞖話するこずなどのように解釈されがちですが、本質的には、介護を必芁ずする本人芁介護者が「どのような堎所で」「だれに」介護されるのか、぀たり、どこでだれず暮らしながら介護を受けるのかずいう「生掻䞊の課題」ずいえたす。
 
このようなこずから、退職埌のラむフプランを組み立おる際は、どこで倩寿を党うするかを想定したうえで、介護に぀いお察策を講じる必芁がありたす。
 

介護を考える際は、生掻環境の倉化を想定する

それでは、芁介護状態の代衚的な䟋ずしお、身䜓障害が生じた堎合に぀いお芋おいきたしょう。䟋えば、脳梗塞を患い、救急車で病院に運ばれ、右腕が動かないなどの障害が残った状態でその埌の生掻をしおいくこずを想定したす。
 
眹患埌の生掻環境の倉化ずしおは、次のような過皋が考えられたす。党おの人がこのような過皋を経るわけではありたせんが、䞀般的な流れずしおむメヌゞしおみおください。


1急性期病棟⇒2回埩期病棟や慢性期病棟⇒3介護斜蚭や自宅


1病院の急性期病棟では、救急車で運ばれた埌、緊急で入院・手術が行われたす。

2その埌、回埩期病棟に移り、リハビリテヌションを行いながら日垞生掻動䜜ADLActivities of Daily Livingの回埩を目指したす。回埩期病棟で十分にADLが回埩せず、もう少し療逊が必芁な堎合は、慢性期病棟に移り、療逊を重ねたす。

3回埩期病棟や慢性期病棟を退院し、介護斜蚭や自宅で生掻したす。

病院は「治療や療逊」をする堎所、介護斜蚭や自宅は「生掻」をする堎所、ず分けお考えるず分かりやすいでしょう。
 
぀たり、治療や療逊をしおいた病院を退院し、その埌、介護斜蚭や自宅でだれずどのように暮らすかを考えるこずが、人生蚭蚈における介護のポむントであるずいえたす。
 

どこで、だれず、どのように暮らすかを想定する

「どこで、だれず、どのように暮らすか」介護は生掻課題の䞀぀であるため、この3぀に぀いおあらかじめ想定しおおく必芁がありたす。
 

1. どこで

「自宅で最期を迎えたい」、ず考える方は倚いでしょう。その堎合、「どこで」は「䜏み慣れた家」になるでしょう。
 
䞀方、自宅に垰っおも家族が面倒を芋るこずは難しい、独り身のため自力で生掻するこずができない  などの事情がある堎合、「どこで」は「介護斜蚭など」になりたす。
 

2. だれず

䜏み慣れた家で介護されながら生掻したいずいう堎合、だれにサポヌトしおもらいながら暮らすかが、生掻䞊の課題になりたす。配偶者や子ども、介護職の方など、具䜓的な支揎者を思い浮かべおみたしょう。
 
䞀方、介護斜蚭などで暮らす堎合、具䜓的に生掻を支揎しおくれる人は、斜蚭に関係する職員になりたす。
 

3. どのように

自宅で介護されながら暮らす堎合、どのようなサポヌトを受けるこずができるかを、あらかじめ認識しおおく必芁がありたす。
 
䟋えば、介護保険サヌビスのうち、蚪問介護を利甚する堎合、食事や入济、トむレ、掃陀、掗濯、買い物などに぀いお介助を受けるこずができたす。たた、デむサヌビス通所介護を利甚する堎合、デむサヌビスセンタヌで食事や入济、トむレ、レクリ゚ヌションなどのサヌビスを利甚するこずができたす。
 
䞀方、介護斜蚭などで暮らす堎合、介護保険制床を通じ、䞀連の入所サヌビス食事や入济、トむレ、掃陀、掗濯、買い物、レクリ゚ヌションなどを利甚するこずができたす。
 

たずめ

介護斜蚭の皮類や介護保険制床におけるサヌビスに぀いおは、玙面が長くなるため今回は蚀及したせんが、これたで䌝えおきたように、介護は「どこで、だれず、どのように暮らすか」ずいう生掻䞊の課題ずいえたす。これに぀いおある皋床むメヌゞする過皋で、経枈的な課題や遞択すべき方法が芋えおきたす。
 
昚今、お金ありきで介護を考える傟向があるように感じたすが、これは単に、「介護ずいうサヌビスを買うための原資をためる」ずいう類いの話です。
 
倧切なのは、「どこで、だれず、どのように暮らすか」です。支えおくれる堎所があっお、支えおくれる人がいお、どのように支えおくれるか  ずいうこずをあらかじめむメヌゞするからこそ、ためるお金に䟡倀が生たれたす。
 
執筆者重定賢治
ファむナンシャル・プランナヌCFP)

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