定年退職した父が高速道路料金所の仕事を「週3日」程度でしてみたいそうです。シニアの方を多く見かけますが短時間でも働けるのでしょうか?
配信日: 2024.12.11
今回は高速道路料金所での仕事についてご紹介します。仕事内容や勤務体系をはじめ、週3日程度で短時間でも仕事できるかについても調べてみましたので、参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
高速道路料金所の仕事内容
高速道路料金所の仕事といえば、料金所でお金のやり取りをするスタッフを思い浮かべるでしょう。ある企業では「料金所係員」という名称で、50代・60代前半の方が活躍する仕事として紹介されています。60歳で定年退職した人でも、採用される可能性はあるでしょう。
料金所係員の仕事内容は、高速道路料金所における料金収受およびETC通行車両にかかわる機器監視などで、具体的には以下のような業務を行います。
・料金収受などのお客さま対応
・通行料金の精算
・料金所内モニターの監視
・出入り口車線の監視・開放・閉鎖
・ETC機器・自動精算機の管理
勤務形態については、直接雇用で契約社員として働いてから、正社員に登用されるケースがあります。または人材派遣会社に登録して、派遣社員として働く方もいるようです。
待遇については会社ごとに異なりますが、同社では時間給1260円で、平均的な超過勤務手当や深夜手当を含むと月収は23万円以上も可能であるとのことです。
週3日程度・短時間でも働ける? 料金所係員の勤務時間
料金所係員のシフトは、基本的に「2勤務1休み」です。これは1日の勤務時間が長いためで、一昼夜交代制勤務の場合は午前8時から翌午前9時(実働17時間程度で休憩や仮眠あり)、夜間勤務の場合は午後5時から翌午前9時(実働12時間程度、休憩あり)のようなケースがほとんどです。
「勤務入り→勤務明け→休み→勤務」を繰り返す特殊なシフトなので、勤務日は変更しにくいかもしれません。
週3日程度の少ない日数の仕事ではありますが「1日4時間」といった短時間では働けないようです。1日の勤務時間は長いですが、十分な休憩時間や仮眠時間が確保されていて、多くのシニアが活躍していることからも、体への負担は比較的少ない職種であることが考えられます。
勤務成績がよければ、65歳以降も準嘱託社員またはパート社員として70代になっても働ける場合があるため、「体の負担が少なく長く働ける仕事を探している」といった方は検討してもいいかもしれません。
事務パートなら週3日程度・短時間でも働ける
高速道路料金所ではなく、営業所の事務パートなら、週3日程度で午前中だけの半日勤務も可能です。主な業務内容は、営業所における料金精算、入力およびその他事務などで、Word・Excelの簡単な入力ができる方が求められています。
イメージしていた料金所での仕事とは異なりますが「長時間の勤務は難しいけれど、事務仕事なら経験がある」といった方は、定年退職後の再就職先として検討できるでしょう。
高速道路料金所のスタッフは週3日程度の勤務だが短時間の仕事ではない
高速道路料金所で働く料金所係員は、基本的に「2勤務1休み」のシフトで、週3日程度の少ない日数ではありますが、1日の勤務時間は長い点が特徴です。
一昼夜交代制勤務であれば午前8時から翌午前9時(実働17時間程度で休憩や仮眠あり)、夜間勤務の場合は午後5時から翌午前9時(実働12時間程度、休憩あり)のようなケースがほとんどです。50代、60代が活躍していて、長く続けられる仕事でもあることから、料金所ではシニアの方を多く見かけると考えられます。
料金所ではありませんが、営業所の事務パートなら、週3日程度で半日勤務といった短時間でも働けます。ほかにも、料金所以外で週3日程度・短時間の仕事があるかもしれないので、求人情報に目を通してみるといいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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