75歳の母が「運転免許の返納」を勧められています。本人は「まだ大丈夫」と言いますが、事故が心配です。費用面のメリットもあると思うのですが、どう説得すべきでしょうか?
説得の近道は、危ないからやめてではなく、返納しても困らない生活を一緒に作る提案に変えることです。費用面のメリットも、押しつけではなく納得材料として使うと話が進みやすくなります。
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自主返納はやめさせるではなく、自分で決めたかたちにするのが大切
警察庁は、運転免許証を自主返納した方は運転経歴証明書の交付を受けられると案内しています。運転経歴証明書は本人確認書類として利用できることもあり、返納が即不便になるわけではありません。まずは返納後に何が手元に残るかを示すと、失うだけではないと伝えられます。
説得ではなく相談にするために、いつ返納するかを本人に選んでもらうかたちが効果的です。たとえば次の更新の前に考えよう、誕生日の節目で考えようなど、本人が決めた筋道を作ると、気持ちが守られます。
費用面は車の維持費を見える化すると伝わりやすい
返納のメリットは、事故リスクの低下だけではありません。車は保険料、ガソリン代、車検、整備、税金、駐車場代など、毎年の固定費が積み上がります。本人は一つ一つを当然と思っていることが多いので、年間でいくらかかっているかを一緒に書き出すと、初めて実感が出ます。
また返納者向けの支援として、公共交通の割引などの例も紹介されています。地域の交通手段が弱いほど、代替手段をセットで示すことが説得力になります。
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不自由になることへの不安を解消
免許返納で一番怖いのは、買い物や通院が不自由になることです。ここを先に解消すると、本人の不安が下がります。たとえば一ヶ月だけ車なしで生活してみる、買い物は宅配と家族の同行で回す、通院はタクシーやバスのルートを一緒に確認するなど、試す期間を作ると現実味が出ます。
このとき家族側が完璧に支えると言い切るより、地域のサービスも使って続けられるかたちを作る方が、本人も家族も疲れにくいです。返納はゴールではなく、生活の設計変更だと捉えるのがコツです。
まとめ
免許返納は、危ないからやめてという言い方だと対立しやすいです。運転経歴証明書が取れることや、地域の支援策があることを示し、返納後も生活が回るイメージを一緒に作ると、本人が前向きに決めやすくなります。
費用面は維持費の合計を見える化し、浮いた分で移動手段を確保する提案にすると納得しやすいです。本人の尊厳を守りながら、安全と安心を両立する形を目指しましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
