定年後に「マンション管理人」として“毎月15万円以上”稼いでいる父。「週4日の短時間でラク」と言っていますが、実際“老後も稼げる仕事”なんでしょうか? パートでの収入を確認
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定年後のシニアに人気の「マンション管理人」
定年後のシニア層にとって、マンションなどの施設管理人は人気のある職種といわれます。理由としては、勤務日数・時間の融通が利きやすい点や、体力的な負担が比較的少ない仕事である点などがあげられます。
また、マンション管理に関わる国家資格である管理業務主任者は、年齢に関係なく受験が可能です。登録実務講習の受講を経て、施設管理についての幅広い知識を身につけることができます。
「マンション管理人」はパートだといくらくらい稼げる?
厚生労働省の職業情報提供サイトjob tagによると、マンション管理人・アパート管理人は、管理会社が分譲マンションの管理組合と結んだ管理委託契約書に基づき、居住者応対や日常管理業務を行う仕事として紹介されています。
また、定年退職者が再就職先として選ぶケースが多く、契約期間が1年以下の契約社員やアルバイト・パートとしての雇用が大半であることも特徴です。
パート勤務としてマンション管理人の仕事をする場合の給料を試算してみましょう。
日本労働組合総連合会が実施した「高齢者雇用に関する調査2020」によると、60歳以上正規雇用者以外の平均労働時間は6.3時間/日、平均労働日数は平均4.3日/週です。つまり、週の勤務時間は、6.3時間×4.3日=27.09時間となります。
一方、厚生労働省が実施した「令和6年 賃金構造基本統計調査」によると、居住施設・ビル等管理人は平均年齢63.9歳で平均時給(1時間当たり所定内給与額)は1250円です。1ヶ月を4週間として単純計算すると、27.09時間×4週間=108.36時間であるため、1ヶ月の給料は108.36時間×1250円=13万5450円となります。
パート勤務の場合、月ごとのシフトで変動があるものの、掲題の15万円以上という収入であれば、平均よりもやや長めに勤務していると考えられるでしょう。
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「シルバー人材センター」を利用するのも1つの選択
各自治体には、都道府県知事の認可を受けた社団法人としてシルバー人材センターが設置されています。シルバー人材センターでは、仕事を通じた高齢者の生きがいや地域活性化のために、さまざまな仕事を紹介しています。
その中には、管理分野として建物管理(ビル、アパート・マンション管理など)の紹介もあります。定年後の新しいライフスタイルを探している人は、シルバー人材センターの利用を検討してみてもよいかもしれません。
ただし、シルバー人材センターの分配金は、一般的なアルバイト・パートに比べ少額になる傾向があります。ライフスタイルに照らし合わせて、選択肢の1つとして考えるとよいでしょう。
まとめ
マンション管理人は勤務日数や時間の融通が利きやすく、体力的負担も比較的少ないことから、定年後に人気のある職種です。パート勤務で平均的な日数働いた場合の想定月収は約13万5000円となり、掲題のケースでは平均より長めに勤務していると考えられます。
収入や働き方は勤務条件によって異なるため、自身の体力や希望するライフスタイルに合わせて検討しましょう。
出典
厚生労働省 職業情報提供サイトjob tag マンション管理員
厚生労働省 賃金構造基本統計調査 / 令和6年賃金構造基本統計調査 短時間労働者 職種
高齢者雇用に関する調査2020
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
