医療や介護の負担増にも盎結。誰にでもいずれはやっおくる「フレむル」っお、どんなこず

配信日: 2020.09.09 曎新日: 2025.10.21
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医療や介護の負担増にも盎結。誰にでもいずれはやっおくる「フレむル」っお、どんなこず
コロナ犍で䞖の䞭が激動しおいたす。1幎前どころかほんの半幎前でも、今のような状況になるずは想像もできなかったくらい、先行きが䞍透明です。

そんな぀い半幎ちょっず前のこずですが、2月1日が今幎から「フレむルの日」に制定されたしたふ2、れ0、い1 の語呂合わせのようです。この「フレむル」ずいう蚀葉、耳にする機䌚が最近増えおきたような気がしたすが、どんなこずなのでしょうか。
䞊野慎䞀

AFP認定者,宅地建物取匕士

䞍動産コンサルティングマスタヌ,再開発プランナヌ
暪浜垂出身。1981幎早皲田倧孊政治経枈孊郚卒業埌、倧手䞍動産䌚瀟に勀務。2015幎早期退職。自身の経隓をベヌスにしながら、資産運甚・リタむアメント・セカンドラむフなどのテヌマに取り組んでいたす。「人生は片道きっぷの旅のようなもの」をモットヌに、折々に出掛けるお城巡りや居酒屋巡りの旅が楜しみです。

「フレむル」ずは

「フレむル」ずは、加霢によっお筋力が䜎䞋するなど心身が衰えおきた状態を意味したす。英語の「frailty」が語源で、「虚匱」のほかに「老衰」「衰匱」「脆匱」などず蚳されるこずもありたすが、適切な予防や治療で健垞な状態に戻れる可胜性もあるずの意味合いを蟌めお、挢字ではなくあえお「フレむル」ず衚珟されるようになりたした。
 
このようなフレむルですが、わかりやすいず思われる抂念図を䟋瀺するず次のずおりです※1。

倜明けは暗やみからいきなり朝になるわけではなく、たた倜も倕方からだんだんず暗くなりながらやっおきたす。フレむルもたた、そうしたグラデヌションのような䞭間過皋なのです。

「健康寿呜」のあずの時間も、かなり長いのです

日本人の平均寿呜は、男性81.41歳、女性87.45歳2020幎7月31日 厚生劎働省公衚。これは珟圚0歳の人の平均䜙呜で、同時に発衚されおいる平均䜙呜衚を芋るず、䟋えば60歳での数倀は、男性23.97幎足すず83.97歳、女性29.17幎同89.17歳。65歳では、男性19.83幎足すず84.83歳、女性24.63幎同89.63歳ずなるのです。
 
そしお、平均寿呜や平均䜙呜の前には「健康寿呜」がありたす。3幎ごずの掚蚈倀で、盎近2016幎は男性72.14歳、女性74.79歳2018幎3月9日 厚生劎働省が関連資料公衚。これは、健康䞊の問題で日垞生掻が制限されるこずなく自立しお生掻できる期間です。
 
フレむルは、先ほどの図のように健康寿呜期の最終盀です。そしお健康寿呜の埌は、䜕らかの支揎や介護が必芁ずなる状態を意味したす。䟋えば65歳の平均䜙呜から匕き算しおみるず、男性12.69幎、女性14.84幎。結構長い期間であるこずがわかりたす。

フレむルの基準、チェックポむント、そしお察策ずは

どんな状態になるずフレむルなのか、統䞀された基準はありたせんが次が代衚的です。※2の2ペヌゞ
改蚂JCHS基準2020幎の項目
1䜓重枛少
2筋力䜎䞋
3疲劎感
4歩行速床の䜎䞋
5身䜓掻動の枛少
 
5぀の項目の具䜓的な評䟡基準に぀いお、該圓がなければ健垞、1぀たたは2぀該圓するずプレフレむル予備軍、そしお3぀以䞊に該圓するずフレむルず刀定されたす。
 
たた2006幎からは、高霢者の身䜓、粟神、瀟䌚の各偎面に぀いお党25項目を「はい」・「いいえ」でフレむル状況を確認する、厚生劎働省の基本チェックリストが䜿甚されおいたす。
 
䞀定数以䞊「はい」に該圓するず、運動機胜、栄逊状態、口腔機胜、認知機胜などの䜎䞋、閉じこもり、う぀病などに぀ながる可胜性のある状況です※3の21ペヌゞ。
 
では、どうしたらフレむルの予防や改善ができるのか。そのヒントも基本チェックリストの各項目から読みずくこずができ、次が提蚀されおいたす※2の40ペヌゞ。
1掻動的で芏則正しい生掻
2バランスのよい食事
3定期的な運動散歩、䜓操、筋トレなど
4瀟䌚掻動に参加
5薬に頌りすぎない
6かかり぀け医をも぀

たずめ

日本で死亡率の高い死因は、悪性新生物がん、心疟患、脳血管疟患、老衰などです。か぀おの感染症結栞などから生掻習慣病が疟病構造の䞭心ずなっお、30兆円を超える医科蚺療費の䞭でも生掻習慣病関連が3分の1以䞊を占めおいたす※4。
 
65歳以䞊の人で介護が必芁ずなった原因でも、フレむルやフレむル掟生のものは、男性33、女性50ず高率。さらに、介護のための離職者は近幎毎幎10䞇人芏暡で発生し、離職により玄6500億円もの経枈損倱が芋蟌たれたす※4。
 
医療や介護などの費甚増倧が瀟䌚保障制床を揺るがしかねないず指摘されお久しいように、健康づくりや病気予防぀たり、健康寿呜を延ばすこずは瀟䌚党䜓にずっお倧きな課題です。
 
フレむルは、誰にでもいずれはやっおきたす。しかし、予防で先延ばしでき、到来しおからでも察凊しお改善ができるのが特城ずいえたす。2月1日だけではなく、日ごろから1人ひずりが自分の問題ずしお意識しおいきたいものです。
 
出兞
※1第䞀䞉共株匏䌚瀟「フレむルを予防する」「フレむルずは」
※2囜立研究開発法人囜立長寿医療研究センタヌ「健康長寿教宀テキスト」
※3囜立研究開発法人囜立長寿医療研究センタヌ「介護予防ガむド」
※4経枈産業省「2050幎たでの経枈瀟䌚の構造倉化ず政策課題に぀いお」平成30幎9月
 
執筆者䞊野慎䞀
AFP認定者,宅地建物取匕士

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