公開日: 2019.09.28 年金

老後のために運用していたiDeCoが、受取時にマイナスになってしまった!こんな時の打開策とは?

執筆者 : 新井智美

iDeCoや確定拠出年金で老後資金の準備をしていた方が、60歳の受け取り開始時に運用益がマイナスになることは十分に考えられます。経済情勢が大きく下落したときはその影響を受けることになりますし、その時期がいつ来るかというのは予想不可能です。
 
しかし、そうなった場合でも打開策はあります。今回はその内容について述べていきたいと思います。
 
新井智美

執筆者:

執筆者:新井智美(あらい ともみ)

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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新井智美

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執筆者:新井智美(あらい ともみ)

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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確定拠出年金やiDeCoは必ず60歳から受け取りを開始しないといけないわけではない!

確定拠出年金やiDeCoを行っている方の多くは、「60歳まで拠出し、60歳から受け取り開始」と考えていると思います。
 
たしかにその通りなのですが、気を付けていただきたいのは「60歳から受け取り開始=60歳から受け取らなければならない」ではない、ということです。この事実を知らない方が多く、それゆえに受け取り開始時(60歳)に損失が出ているのにショックを受けることになります。
 
しかし、確定拠出年金およびiDeCoについては、「60歳以降70歳までに受け取りを開始すればいい」とされています。したがって、受け取り開始時に運用益がマイナスになっていた場合は、無理に受け取りを開始しなくてもいいのです。

60歳以降は掛け金の拠出はできないが、運用は継続可能

60歳の受け取り開始時に運用益がマイナスになっていたら、その時点では受け取りを開始せず、運用を継続することをお勧めします。
 
しかしこの場合、「いつまで運用を続ければいいのか?」という不安も出てくると思います。景気の回復が読めない時代であれば、なおさらでしょう。
 
しかし、思い出していただきたいのですが、今から11年前に起こった「リーマンショック」。世界的にかなりの不況に陥りました。ただ、以降も辛抱強く運用を続けていれば、保有する資産価格は5~6年で回復したというデータも出ています(※)。
 
つまり、受け取り時点で運用益がマイナスになっていたとしても、そこで無理に受け取りを開始せず、運用を続けて資産価値の回復を待つ。それから受け取りを開始すればいいわけです。

経済危機が起こっても運用を継続することが大事

5年も待てないという方は、受け取り開始の2年前くらいからご自身の運用状況をしっかり把握しておくことをお勧めします。
 
もし、その時点で自分の満足のいく運用結果が出ていれば、それからは安定運用(債券重視もしくは元本確保型など)に切り替えて様子を見ておくことも、ひとつのやり方です。
 
確定拠出年金やiDeCoは、「掛け金を会社もしくは自分で拠出し、自分で運用していく」ことが特徴となっています。そして、60歳までは引き出しが原則不可能ということもあり、老後資産を形成する制度として位置づけられています。
 
制度の内容をきちんと理解したうえで、運用方法、そして受け取りの開始時期についても考えていくようにしましょう。
 
出典
※日本経済新聞2018年9月1日朝刊
 
執筆者:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

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