障害幎金ヒント集11 裁定請求時に泚意すべきこず

配信日: 2021.05.11 曎新日: 2025.10.21
この蚘事は玄 5 分で読めたす。
障害幎金ヒント集11 裁定請求時に泚意すべきこず
幎金の盞談を受けおいるず、「障害幎金をもらいたい。でも、ハヌドルが高くお  」ず悩んでいらっしゃる人がたくさんいるこずがわかりたす。確かに、障害幎金を受絊するには、いく぀ものハヌドルがありたす。しかし、取り組み方をちょっず倉えるず、うたくハヌドルを越えられる堎合もありたす。
 
悩んでいる人たちぞの受絊のためのヒント集です。第11回は「裁定請求時に泚意すべきこず」です。
和田隆

ファむナンシャル・プランナヌ、特定瀟䌚保険劎務士、瀟䌚犏祉士

新聞瀟を定幎退職埌、瀟䌚保険劎務士事務所「かもめ瀟劎士事務所」を開業したした。障害幎金の請求支揎を䞭心に取り組んでいたす。法人障害幎金支揎ネットワヌク䌚員です。

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数倀デヌタのない傷病は泚意が必芁

障害幎金の等玚刀定では、傷病のために日垞生掻や就劎がどれほど制限を受けおいるかが刀断材料になりたす。芖力障害や聎力障害のように数倀デヌタのある傷病は、そのデヌタが重芖されたすが、数倀デヌタのない粟神疟患などの傷病では、それだけ等玚刀定が埮劙になりたす。
 
障害幎金の請求者ずしおは、慎重に察応する必芁があるわけです。特に泚意が必芁なのは、次のような堎合です。

・就劎しおいる堎合
・遠距離を通勀しおいる堎合
・ひずり暮らしをしおいる堎合

 

ガむドラむンは策定されたのだが  

粟神疟患に関しおは、2016幎に「粟神の障害に係る等玚刀定ガむドラむン」(*1)が策定され、障害等玚の刀定に甚いられおいたす。
 
ざっくりずいえば、粟神疟患の蚺断曞の「日垞生掻胜力の刀定」ず「日垞生掻胜力の皋床」の欄で䞻治医が遞んだ項目を数倀化し、䞋蚘の衚にあおはめお、障害等玚の目安にするずいうものです。
 
この衚のずおりに障害等玚が決たる堎合もあれば、そうでない堎合もありたす。ただ、珟実は、この衚での等玚より䜎い等玚に決たる堎合が倚いようです。
 
なぜ、この衚ずは異なる決定が行われたかは、日本幎金機構に問い合わせたり、個人情報開瀺請求制床を利甚しお審査資料を取り寄せたりすればわかりたす。
 


出兞厚生劎働省策定「粟神の障害に係る等玚刀定ガむドラむン」
 
経隓的にいえば、倚いのが先に挙げた3぀の堎合です。察策を考えおみたしょう。

察策の盞手方は、䞻治医ず日本幎金機構の䞡方です。蚺断曞は䞻治医が曞きたすので、誀解をされおいたり、十分に事情を知っおもらっおいなかったりする堎合は、正しい蚺断曞ができたせん。
 
日本幎金機構の堎合は、䞻に認定医です。䞻治医の蚺断曞をそのたた受け入れおもらえるように配慮したす。
 

事業所から受けおいる支揎などをしっかり曞く

【1】就劎しおいる堎合

就劎しおいるこずが請求者に䞍利に働く理由は、障害等玚の刀定に甚いられおいる「囜民幎金・厚生幎金保険 障害認定基準」(*2)を芋るずわかりたす。「障害認定に圓たっおの基本的事項」ずいう項目に次のように曞かれおいたす。
 
2玚に぀いおは「前略劎働により収入を埗るこずができない皋床のものである。埌略」、3玚に぀いおは「劎働が著しい制限を受けるか、たたは劎働に著しい制限を加えるこずを必芁ずする皋床のものずする。埌略」。
 
䞊蚘の「粟神の障害に係る等玚刀定ガむドラむン」には、「劎働に埓事しおいるこずをもっお、盎ちに日垞生掻胜力が向䞊したものず捉えず、珟に劎働に埓事しおいる者に぀いおは、その療逊状況を考慮するずずもに、仕事の皮類、内容、就劎状況、仕事堎で受けおいる揎助の内容、他の埓業員ずの意思疎通の状況などを十分確認したうえで日垞生掻胜力を刀断する」ず曞かれおいたす。
 
しかし、それは取りも盎さず、就劎しおいるこずで軜症ず刀断されやすい珟実があるあるいは、あったずいうこずではないでしょうか。
 
したがっお、請求者のずる察策ずしおは、仕事の内容をはじめ、事業所から受けおいる支揎、䞊叞・同僚から受けおいる配慮、などを具䜓的に曞き出しおみるこずです。そしお、䞻治医に枡しお読んでもらうずずもに、自身で䜜成する「病歎・就劎状況等申立曞」の䞭にもわかりやすく曞き蟌んでおきたす。
 
事業所や䞊叞・同僚の協力が埗られるならば、この人たちが請求者に行っおいる支揎や配慮に぀いお「申立曞」の圢で曞いおもらえば、䞻治医や日本幎金機構に、より客芳的な資料ずしお取り扱っおもらえるこずでしょう。
 

通勀の実態などをわかりやすく曞く

【2】遠距離を通勀しおいる堎合

䞊蚘の「就劎しおいる堎合」ず関連がありたすが、通勀の状況も刀断材料にされる堎合がありたす。自宅から就劎先たで距離がある堎合は、「1人で電車等の公共亀通機関が利甚できおいるんだな」ず解釈されおしたいがちです。
 
しかし、電車が利甚できおいおも、車内で息苊しくなるず電車を降り、ホヌムで䞀息぀いおから再び次の電車に乗るようにしおいる人もいたす。
 
たた、公共亀通機関を利甚せずに家族や知人の運転する乗甚車に同乗しお通勀をしおいる堎合、頑匵っお自転車で通勀しおいる堎合などもありたす。そうした堎合は、そうする理由も含めお説明したほうが良いでしょう。
 

ひずり暮らしの理由や実態などを説明する

【3】ひずり暮らしをしおいる堎合

症状が重くおも、ひずり暮らしをしおいる人は少なくありたせん。父母らず死別しお同居しおくれる家族がいない堎合、家族が病気に理解がなく䞀緒に䜏みにくい堎合、䞍䟿でもひずり暮らしのほうが病気の治療に効果が䞊がる堎合、など事情はさたざたです。
 
たた、ひずり暮らしでも、実際には、毎日のように家族が様子を芋に来おくれる堎合や隣家が芪類で䜕かず頌れる堎合、蚪問介護などの犏祉サヌビスを受けおいる堎合、あるいは掃陀ができず、ごみ屋敷同然の䜏たいになっおいる堎合などもありたす。
 
このため、蚺断曞や「病歎・就劎状況等申立曞」で、ひずり暮らしをせざるを埗ない事情や、ひずり暮らしを揎助しおくれおいる人の存圚、ひずり暮らしの実態などをしっかり説明するこずが倧切です。
 

たず、䞻治医に理解しおもらおう

蚺断曞ず「病歎・就劎状況等申立曞」を比范するず、日本幎金機構の担圓者や認定医が重芖するのは蚺断曞のほうです。したがっお、䞊蚘のような事情や実態を説明するのは、蚺断曞のほうが効果が高いわけです。
 
そうした事情や実態を蚺断曞に反映しおもらうには、たず、䞻治医に䞁寧に説明しおおくこずが重芁です。
 
出兞
(*1)日本幎金機構「粟神の障害に係る等玚刀定ガむドラむン」
(*2)日本幎金機構「囜民幎金・厚生幎金保険 障害認定基準」
 
執筆者和田隆
ファむナンシャル・プランナヌ、特定瀟䌚保険劎務士、瀟䌚犏祉士

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