更新日: 2023.01.07 年金

「個人年金」ってやったほうがいいの? メリット・デメリットを解説!

「個人年金」ってやったほうがいいの? メリット・デメリットを解説!
個人年金について、聞いたことはあるけどよく分からないという方も多いのではないでしょうか。個人年金をうまく利用することで、老後の費用に対する不安に対応することが可能かもしれません。
 
本記事では、個人年金の概要についてみたうえで、メリットとデメリットについて解説しています。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

個人年金とは個人年金保険のことを指す

日本の年金制度は3階建て構造です。1階部分が国民年金、2階部分が厚生年金で、3階部分としては企業年金や私的年金が該当します。
 
個人年金は、通常個人年金保険のことを指し、私的年金に含まれます。個人年金保険に加入することで、国民年金や厚生年金に加えて年金を受け取ることができ、安定した老後につながります。仕組みとしては、保険料払込期間に年金原資を積み立て、年金受給期間以降は、年金形式で原資と運用益を受け取るという形です。
 

個人年金保険のメリット

まずは個人年金保険のメリットについてみていきましょう。
 

老後の資金を年金形式で計画的に貯められる

個人年金保険の大きなメリットとして、貯蓄が苦手な方でも計画的に年金形式の貯蓄ができる点が挙げられます。積み立てについては定期的に保険料が引き落とされるため、貯蓄が苦手な人でも続けることが可能です。
 
また、老後の生活において、公的年金以外でも生活費として年金形式で一定額を受け取ることができます。公的年金だけでは生活が難しいと見込まれる場合、加入しておけば老後の資金の準備につなげられるでしょう。
 

保険料控除で節税できる

個人年金保険は定期積立や貯蓄と異なり、支払った保険料に応じて保険料控除が受けられます。生命保険料控除は所得控除の一つなので、所得から差し引くことができ、所得税や住民税が安くなることが期待できます。
 
所得税の控除額の上限は4万円で、一般生命保険料と介護医療保険料のそれぞれに適用されるため、3つで最大12万円となります。
 

年金受給前に死亡しても給付金が受け取れる

多くの個人年金保険では、年金受給前に被保険者が死亡した場合、死亡給付金を受け取ることが可能です。給付金の額は払込保険料の総額を上回るものも多くあります。
 
将来の貯蓄をしつつ、万一の際の保険の役割も少し担っているといえます。
 

個人年金保険のデメリット

メリットが大きい個人年金保険ですが、デメリットにも目を向ける必要があります。
 

インフレリスクがある

インフレとは、モノの値段が上がることで、相対的にお金の価値が下がることです。例えば、給料が変わらないのに、卵10個100円がいきなり10個200円になると、お金の価値は下がっているといえます。
 
一般的な個人年金保険は「定額型」であり、この場合は将来受け取る年金額が決まっています。大きくインフレが起こってしまうと、せっかく積み立てた年金額が実質的には減ってしまうということになりかねません。
 

元本割れのリスクがある

インフレリスクに備える個人年金保険としては、「変動型」のものがあります。変動型の将来受け取る年金額は運用次第ですので、インフレリスクに対応できる可能性があります。
 
ただし、変動型の場合は運用がうまくいかないと元本を割ってしまうかもしれません。また、定額型でも、年金を受け取る前に中途解約をすると、解約返戻金が支払保険料を下回る、つまり元本割れの状態になってしまうこともあります。
 

特徴を理解して老後に備えよう

現代は不確実な時代といわれています。少しでも老後を安定させるためには個人年金保険は有効な手段の一つです。本記事にあるような特徴を理解し、老後の資金準備を検討しましょう。
 

出典

国税庁 No.1140 生命保険料控除
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

auじぶん銀行
PayPay銀行バナー
アメックスグリーンカード