更新日: 2023.01.28 その他年金
35・45・59歳になる人は注目! 「ねんきん定期便」が大きな封筒で届きます
本記事では、そもそもねんきん定期便とは何か、特定の年齢のときに送られるねんきん定期便はどのようなものなのかなどについて解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ねんきん定期便とは
「ねんきん定期便」は年に一度、国民年金や厚生年金に加入している人の誕生月に、加入者本人に対して日本年金機構から送られてくるもので、加入者の年金に関する情報が記載されています。
記載されている情報としては、直近1年間に納めた年金額をはじめ、国民年金もしくは厚生年金の加入状況、将来受け取る場合の年金の額などです。
ねんきん定期便は国民年金法などに基づいて、平成21年4月から定期的に送付されるようになりました。年に一度送るのは、年金の支払い状況や将来受け取れる金額を、定期的に加入者本人へ伝えることが目的です。 定期的に情報を開示することで、自分の年金記録を把握してもらえるだけでなく、年金制度への理解や信頼を高める効果が期待されています。
なお、ねんきん定期便は郵送以外にも、電子版での閲覧を選択することも可能です。郵送を停止して電子版の利用を希望する場合は、日本年金機構のインターネットサービスである「ねんきんネット」から手続きを行いましょう。
ちなみに、ねんきん定期便の記載内容は年齢によって異なり、50歳未満の人にはこれまでの加入実績に応じた年金額が、50歳以上の人には年金を65歳で受け取る場合の見込み額をはじめ、受給を70歳や75歳に遅らせた場合の見込み額が記載されているといった違いがあります。
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特定の年齢に届くねんきん定期便とは
ねんきん定期便を郵送で受け取る場合、通常は誕生月にはがきで送られてきますが、節目の年齢と定められている35歳、45歳、59歳に該当する人にははがきではなく、A4サイズの封書で送付されます。
封書のねんきん定期便では、これまでの年金加入状況がすべて記載されていて、より詳細な加入履歴を確認できる点がはがきの場合との差といえるでしょう。
ねんきん定期便が封書で届いた場合は、年金の加入期間に誤りがないか、厚生年金保険の標準報酬月額に大幅な相違がないかなどを確認する必要があります。万が一、記載されている情報に漏れや誤りがある場合は、同封されている年金加入記録回答票に該当箇所を記載し、日本年金機構宛てに送りましょう。
特に、転職した際に正しい手続きができていないと加入期間に空白が生じている場合もあるため、よく確認することが大切です。
ねんきん定期便が封書で届いたら中をよく確認しよう
通常ははがきで送られてくるねんきん定期便ですが、35歳、45歳、59歳に該当する人には封書で届きます。はがきに記載されている情報よりも詳細な年金情報が書かれているため、封書が届いたら記載されている内容をよく確認することが大切です。
誤った情報のままだと将来受け取れる年金に不備が出る場合があるため、誤りがあれば速やかに日本年金機構へ連絡しましょう。
出典
日本年金機構 「ねんきん定期便」の様式(サンプル)と見方ガイド(令和4年度送付分)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部