更新日: 2023.04.15 その他年金

年金の「予約相談」、どんなことが相談できるの? 申し込み方法は?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

年金の「予約相談」、どんなことが相談できるの? 申し込み方法は?
年金は老後生活の基盤になります。そのため、自分自身の年金についてしっかりと把握しておく必要があります。しかし、どこで年金相談をすればよいのか、分からないという人も多いのではないでしょうか。
 
そこで、おすすめしたいのが年金の「予約相談」です。どのような相談ができるのかをはじめ、申し込み方法などを紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

予約相談の概要とは?

年金相談の予約を行えば、家の近くの年金事務所をはじめ、年金相談センターの窓口で年金の相談をすることができます。
 
メリットは、相談内容に適したスタッフがあらかじめ準備した上で、対応してくれることです。そのため、窓口で待つことなく、スムーズに相談することができます。
 
相談可能な内容は、各種年金請求(老齢年金・障害年金・遺族年金・未支給年金・年金分割など)の手続き、年金見込み額や年金記録、源泉徴収票や振り込み通知書の確認など、多岐にわたります。
 
ただし、年金保険料の免除・猶予や追納、加入の相談・手続きについては予約不要です。また、年金受給者の住所や氏名変更の相談・手続きについては、原則来訪する必要はありません。
 
ちなみに、予約相談の実施時間帯は下記のとおりです。

・月曜日~金曜日…8時30分~16時
(老齢年金については8時30分~16時15分談)
 
・土曜開所日…9時30分~15時
(老齢年金については9時30分~15時15分)
 
・延長開所日…8時30分~18時00分

 

予約相談の申し込み方法とは?

予約相談の申し込みは、インターネットまたは受付専用電話から行うことができます。
 

インターネットでの申し込み

インターネットの場合は、日本年金機構の専用サイトから行います。受付時間は8時~23時まで(全日)です。
 
申し込みの際には、相談対象者の基礎年金番号が必要になります。配偶者がいる場合は、配偶者の基礎年金番号も用意しておきましょう。基礎年金番号は、年金手帳または年金証書に記載されています。
 
まず、専用サイトにアクセスして、「相談したい内容」「来所を希望する日時」「来訪を希望する年金事務所名」「自分自身の情報」を打ち込みます。すると、登録したメール宛てに仮予約完了のメールが届くので、そのメール内容に沿って手続きを進めるようにしましょう。
 
その後、希望する日時の予約枠に空きがあることを確認した上で申し込みを行います。予約確定のメールが届けば、手続きは完了です。
 

電話での申し込み

電話の場合は、予約受付専用電話にかけます。受付時間は、「月曜日~金曜日」の「8時30分~17時15分」です。
 
予約は、相談希望日の前日まで受け付けています。インターネットでの予約申し込み同様、相談対象者の基礎年金番号が必要です(配偶者がいる場合は、配偶者の基礎年金番号も必要)。週の初日は電話が混雑するため、避けたほうがスムーズにつながるでしょう。
 

予約相談を利用して老後に備えよう

年金の手続きなどで分からないことがあれば、予約相談を利用し、年金相談センターなどの窓口で聞くようにしましょう。予約申し込みは、インターネットまたは電話でできます。その際、基礎年金番号も必要です。
 
年金は老後生活を支えてくれる大切なものです。分からないままにしておくのではなく、きちんと相談に乗ってもらうようにしましょう。
 

出典

日本年金機構 相談予約について
日本年金機構 年金相談予約
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集