厚生幎金の保険料率「18.3」の理由ずは 過去の匕き䞊げずその背景を解説

配信日: 2025.05.08 曎新日: 2025.10.21
この蚘事は玄 4 分で読めたす。
厚生幎金の保険料率「18.3」の理由ずは 過去の匕き䞊げずその背景を解説
厚生幎金保険は、日本の公的幎金制床の䞭栞を成す仕組みであり、䌚瀟などの「適甚事業所」に勀める埓業員が被保険者加入者ずなる制床です。本蚘事では、厚生幎金保険に関する最近の動向に぀いお述べおいきたす。
浊䞊登

サマヌアロヌ・コンサルティング代衚 CFP ファむナンシャルプランナヌ

東京の築地生たれ。魚垂堎や築地本願寺のある䞋町で育぀。

珟圚、サマヌアロヌ・コンサルティングの代衚。

ファむナンシャル・プランナヌの䞊䜍資栌であるCFP日本FP協䌚認定を最速で取埗。蚌刞倖務員第䞀皮日本蚌刞業協䌚認定。

FPずしおのアドバむスの範囲は、䜏宅賌入、子䟛の教育費などのラむフプラン党般、定幎埌の働き方や幎金・資産運甚・盞続などの老埌察策等、幅広い分野をカバヌし、これから人生の瀎を築いおいく若い人ずずもに、同幎代の高霢者局から絶倧な信頌を集めおいる。

2023幎7月PHP研究所より「70歳の珟圹FPが教える60歳からの「働き方」ず「お金」の正解」を出版し、奜評販売䞭。

珟圚、出版を蚘念しお、サマヌアロヌ・コンサルティングHPで無料FP盞談を受け付け䞭。

早皲田倧孊卒業埌、倧手重工業メヌカヌに勀務、海倖向けプラント茞出ビゞネスに携わる。今たでに蚪れた囜は35か囜を超え、海倖の話題にも明るい。

サマヌアロヌ・コンサルティングHPアドレスhttps://briansummer.wixsite.com/summerarrow

厚生幎金保険料率の掚移ずその背景

か぀おの厚生幎金保険は、䌚瀟員や公務員などの正芏雇甚の絊䞎所埗者を䞭心に加入が想定されおいたしたが、近幎はパヌトタむムやアルバむトなど短時間劎働者も含め、察象が拡倧し぀぀ありたす。ここでは、たず保険料率の掚移やその背景を抂説したす。
 

保険料率匕き䞊げの経緯

厚生幎金保険料率は、定期的に芋盎されるものの、法改正ごずに倧幅な倉曎が行われるずいう圢が続いおいたした。2004幎の幎金制床改革では、少子高霢化により今埌予想される幎金財政の悪化を芋据え、毎幎0.354ず぀段階的に匕き䞊げる方針がずられたした。
 
その結果、玄10幎かけお保険料率は埐々に䞊がっおいきたしたが、2017幎9月以降は18.3で固定される運びずなりたした。
 
厚生幎金保険料は劎䜿折半で負担するため、被保険者個人ずしおは暙準報酬月額の9.15皋床を支払う圢です。
 

なぜ保険料が䞊がっおきたか

保険料率が匕き䞊げられおきた䞻な理由は、少子高霢化ず長寿化です。珟圹䞖代が高霢者を支える「賊課方匏」の幎金制床では、高霢者が増えお受絊額が膚らむ䞀方で、支える偎の若幎局や劎働人口が枛っおいくず、自然に保険料を䞊げざるを埗なくなりたす。
 
たた、医療技術の進歩や生掻氎準の向䞊で平均寿呜が延びるほど、受絊期間が長くなるため、財政負担が増倧したす。幎金だけでなく医療・介護などの瀟䌚保障費党䜓が拡匵しおいる圱響もあり、厚生幎金においおも匕き䞊げ圧力が続いおきたのが実情です。
 

厚生幎金保険料に関する最近の動き

少子高霢化や幎金財政の芋盎しを背景に、厚生幎金保険料に関する制床改正や議論が進んでいたす。特に、適甚察象の拡倧や保険料率の動向、パヌトタむム劎働者ぞの圱響などが泚目されおいたす。ここでは、法定固定化の意味や拡倧による圱響などに぀いお解説したす。
 

18.3の法定固定化の意味

前述のずおり保険料率は2017幎以降、18.3で据え眮かれる圢になっおいたすが、これはひず぀の“䞊限”を瀺すものであり、あくたで珟行制床䞋での数倀です。
 
将来的に幎金の絊付氎準を維持するためには、保険料率以倖の調敎財政怜蚌を螏たえたマクロ経枈スラむドの適甚や、幎金受絊開始幎霢の匕き䞊げなども怜蚎せざるを埗たせん。぀たり、「18.3を超えないようにする」ために、他の仕組みを駆䜿しお調敎しおいくずいうのが囜の方針です。
 

暙準報酬月額・賞䞎䞊限の拡倧による圱響

厚生幎金では「暙準報酬月額」や「暙準賞䞎額」ずいう抂念を甚いお保険料を蚈算したす。これらには䞊限が蚭けられおおり、高収入の人ほど報酬や賞䞎の䞀郚が保険料算定の察象倖になる仕組みでした。
 
しかし、近幎はその䞊限が拡倧される動きがあり、絊䞎氎準の高い局もより倚くの額に察しお保険料を支払う必芁が出おきたす。結果ずしお、衚面䞊の“保険料率”が18.3で倉わらなくおも、察象ずなる報酬額が増えれば実質的な保険料負担も増すこずになりたす。
 

負担増の実感

被保険者個人から芋るず、保険料の匕き䞊げや報酬䞊限の拡倧に䌎い手取り収入は削られやすくなりたす。たた、䌁業偎にずっおも、厚生幎金保険料を折半で負担するため、人件費の増加ずしお重くのしかかりたす。
 
特に䞭小䌁業では、この瀟䌚保険料負担が経営に盎結しかねない懞念が匷たっおいたす。さらに、同時期に健康保険や介護保険料率も䞊昇傟向にあるため、トヌタルでの瀟䌚保険料負担が増倧しおいるのが珟状です。
 

たずめ

厚生幎金保険料率は、段階的な匕き䞊げを経お2017幎に法定の18.3に達し、珟行制床ではその数倀が䞀応の“固定”ずされおいたす。
 
しかし、瀟䌚保障財政の窮迫は続いおおり、将来的な絊付ず負担のバランスをどうずるかが匕き続き課題です。䞊限拡倧の圱響も合わせお、実質的な負担増は今なお続くため、被保険者個人・䌁業の双方が今埌も負担の増加を実感する局面は避けられないずいえたす。
 

出兞

厚生劎働省 幎金制床基瀎資料集
 
執筆者浊䞊登
サマヌアロヌ・コンサルティング代衚 CFP ファむナンシャルプランナヌ

  • line
  • hatebu
【PR】 yumobile
FF_お金にた぀わる悩み・疑問