障害年金を受け取ってますが、障害者手帳の更新を忘れていたことに気づきました…。障害年金の支給も止まってしまうのでしょうか?

配信日: 2026.05.11
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障害年金を受け取ってますが、障害者手帳の更新を忘れていたことに気づきました…。障害年金の支給も止まってしまうのでしょうか?
障害年金を受け取っていると、障害者手帳の更新を忘れたときに「年金まで止まるのではないか」と不安になりやすいものです。制度の名前が似ているため、同じ仕組みのように感じるかもしれません。しかし、実際には確認すべき点がいくつかあります。
 
本記事では、手帳の更新切れと年金の支給はどう関係するのかを整理していきます。
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障害者手帳の更新切れだけで、障害年金が止まるわけではない

まず押さえたいのは、障害年金と障害者手帳は別の制度だということです。障害年金は、病気やけがによって生活や仕事に支障がある人を支える公的年金です。一方、障害者手帳は、福祉サービスや各種割引、支援策を受けやすくするための制度です。根障害年金と障害者手帳は別の制度で、もとになる法律や申請の流れも異なります。
 
そのため、障害者手帳の更新を忘れたことだけを理由に、障害年金の支給が止まるわけではありません。障害年金で必要な届け出をきちんと提出していれば、障害者手帳の期限切れだけで年金が自動的に止まるとは考えにくいです。
 
一方、障害者手帳が有効でも、障害年金で必要な書類を提出していなければ、支払いが一時的に止まることがあります。このため、障害年金と障害者手帳は分けて考えることが大切です。
 

障害年金が止まるのはどのようなときか

障害年金で注意したいのは、日本年金機構から送られる「障害状態確認届(診断書)」です。これは、引き続き障害年金を受ける状態にあるかを確認するための書類で、提出が遅れたり不備があったりすると、年金の支払いが一時止まることがあります。
 
ただし、この場合でも、あとから診断書を提出して障害の状態の確認が終われば、障害の程度に応じてさかのぼって支払われます。
 
そのため、確認すべきなのは障害者手帳の更新切れそのものではなく、障害年金で必要な書類を提出し忘れていないか、記載漏れや記載内容の誤りがないかどうかです。日本年金機構からの通知や提出期限も、あわせて確認しておくとよいでしょう。
 

障害者手帳の更新を忘れたときに確認したい対応

障害者手帳の更新を忘れたときは、まず自分の手帳の種類を確認しましょう。
 
障害者手帳の更新の扱いは、手帳の種類によって異なります。身体障害者手帳は原則として更新がありませんが、再認定が必要になる場合があります。精神障害者保健福祉手帳は、2年ごとの認定が必要です。療育手帳は自治体ごとに運用が異なるため、お住まいの自治体で確認することが大切です。
 
更新期限を過ぎていた場合は、市区町村の障害福祉窓口や担当課にできるだけ早く相談することが大切です。手帳の期限が切れている間は、交通機関の割引や福祉サービスなど、手帳を使って受けていた支援に影響が出ることがあります。
 
生活への影響を小さくするためにも、必要書類や再申請の流れを早めに確認し、手続きを進めることが重要です。あわせて、障害年金については日本年金機構からの郵便物を見直し、障害状態確認届の提出漏れがないかも確認しておきましょう。
 

障害年金と障害者手帳は分けて管理しよう

障害者手帳の更新を忘れたことに気づいたとき、障害年金まで止まるのではないかと心配になるかもしれません。しかし、両者は別制度なので、まずは落ち着いて「手帳の手続き」と「年金の手続き」を分けて確認することが大切です。年金で特に重要なのは、障害状態確認届などの提出漏れがないかどうかです。
 
手帳については、期限切れのまま放置せず、自治体窓口に相談すれば次に何をすべきかが見えてきます。不安が大きいときほど、制度をひとまとめに考えないことが解決への近道です。手帳と年金を別々に確認し、必要な手続きを順番に進めれば、落ち着いて対応しやすくなるでしょう。
 

出典

日本年金機構 障害年金
厚生労働省 障害者手帳
日本年金機構 障害状態確認届(診断書)が届いたとき
日本年金機構 年金Q&A(障害状態確認届(診断書)が届いたとき) Q 障害状態確認届(診断書)を期日までに提出できなかった場合、障害年金はどうなりますか。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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