マツダの「CX-5」を購入予定ですが、4月以降の取得なら“7万円近く”も安くなるって本当!? 結局いつ買うのが一番得なの? 要件が厳格化される「エコカー減税」と、損をしないための注意点も確認
本記事では、掲題にもあるマツダ「CX-5」を例に扱いながら、負担額の変化や厳格化したエコカー減税などについて解説します。
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目次
「自動車税環境性能割」は令和8年3月31日をもって廃止
令和元年(2019年)10月1日から導入された「自動車税環境性能割」は、自動車取得時に燃費性能等に応じて課税される地方税です。令和8年度税制改正に伴い、令和8年(2026年)3月31日をもって制度自体が廃止となりました。廃止後は自動車取得時の課税体系が見直されるため、購入のタイミングによって負担額が変動する可能性があります。
従来は燃費性能が高い車ほど税率が軽減されていましたが、環境性能割の廃止により、この課税自体がなくなります。
ただし、廃止後の課税体系や車両価格、他税制(重量税など)の影響もあるため、単純に「廃止=必ず安くなる」とは限りません。
マツダ「CX-5」は令和8年4月以降の取得で“7万円近く”安くなる可能性も
自動車税環境性能割の税額は、取得価額(1000円未満切り捨て)×税率=税額(100円未満切り捨て)で算出可能となっています。取得価額は、車両本体価格や固定オプション類などを基に算定されます。税率は車種や燃費性能によって0パーセント(非課税)、1パーセント、2パーセント、3パーセントのいずれかが適用されます。
一般社団法人日本自動車工業会によると、マツダ「CX-5」の令和12年度燃費基準達成割合は75パーセント、令和12年度燃費基準達成75%の自家用自動車(ガソリン車)の税率は2.0パーセントとなります。
ここでは分かりやすく車両本体価格をもとに試算すると、例えばマツダ「CX-5 20S Black Selection 4WD」の車両本体価格はオプションなしで337万1500円なので、自動車税環境性能割は337万1500円×2パーセント=「約6万7400円」です。
つまり、令和8年4月以降の取得で“7万円近く”安くなる可能性もあります。ただし、税制変更に伴い、車両価格や他税制(重量税など)が調整される可能性もあるため、実際の負担減は一概に断定できません。
「エコカー減税」は2年間延長された一方「燃費性能に関する要件」は厳格化
「エコカー減税(自動車重量税の減免措置)」は、環境性能の高い車に対する優遇制度として継続されており、令和8年度税制改正により、この制度は2年間延長されました。
一方で、減税対象となる燃費基準は引き上げられ、従来より高い環境性能が求められるようになります。これにより、同じ車種でもグレードや仕様によっては減税対象外となるかもしれません。
特に、SUVなどは燃費基準達成が難しく、減税メリットが縮小するケースも想定されます。結果として「減税延長=誰でも得」ではなく、車種選びやグレード選択がこれまで以上に重要になるでしょう。
まとめ
自動車取得時に燃費性能等に応じて課税される「自動車税環境性能割」が令和8年3月31日に廃止となりました。それに伴い、マツダ「CX-5」は令和8年4月以降に取得することで“7万円近く”安くなる可能性があります。
しかし、廃止後の課税体系や車両価格、他税制(重量税など)の影響もあるため、単純に「廃止=必ず安くなる」とは限りません。
また、「エコカー減税」は継続されるものの、減税対象となる燃費基準は引き上げられ、従来より高い環境性能が求められるようになりました。そのため、車種選びやグレードの選択がこれまで以上に重要といえるでしょう。
出典
財務省 令和8年度税制改正の大綱の概要
国土交通省 自動車関係税制について(エコカー減税、グリーン化特例 等)
一般社団法人日本自動車工業会 エコカー減税対象車一覧表
一般社団法人日本自動車工業会 低燃費かつ低排出ガス認定自動車【登録車】 マツダ 車種:普通/小型乗用車<ガソリン車・LPG車(ハイブリッド車を含む)>(2ページ)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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