軽自動車から普通車に乗り換えた夫が、「自動車税ってここまで違うの?」と驚いていました。車両価格ばかり見ていたのですが、買った後の負担はどれくらい変わるのでしょうか?

配信日: 2026.05.12
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軽自動車から普通車に乗り換えた夫が、「自動車税ってここまで違うの?」と驚いていました。車両価格ばかり見ていたのですが、買った後の負担はどれくらい変わるのでしょうか?
軽自動車から普通車に乗り換えると、まず気になるのが車両価格です。しかし、実際に車を所有してから「こんなに維持費が違うのか」と驚く人も少なくありません。特に自動車税は、軽自動車と普通車で大きな差があります。
 
さらに、税金だけではなく、ガソリン代や保険料、高速道路料金なども変わるため、年間の負担は想像以上に増える場合があります。長く乗ることを考えるなら、維持費まで含めて比較することが大切です。
 
この記事では、軽自動車と普通車でどれくらい維持費が変わるのか、自動車税を中心に分かりやすく解説します。これから車を買い替える人はもちろん、維持費が気になっている人もぜひ参考にしてください。
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軽自動車と普通車では自動車税が大きく違う

軽自動車から普通車に乗り換えた人が最も驚きやすいのが、自動車税の差です。軽自動車税は車種によって多少異なりますが、自家用乗用車の場合は年間約1万円が一般的です。
 
一方で普通車は、エンジンの排気量によって税額が決まります。例えば、コンパクトカーに多い1.5Lクラスでも年間3万円前後かかるケースがあります。軽自動車の約2倍以上になることも珍しくありません。
 
例えば、軽自動車で年間1万800円だった人が、1.5Lクラスの普通車へ乗り換えると、年間で約2万円近く負担が増える可能性があります。5年間乗れば、税金だけで10万円近い差になる計算です。
 
また、新車登録から一定年数を超えると税額が上がる場合もあります。長く乗る予定の人は、将来的な税負担も考えておくことが大切です。
 

普通車は税金以外の維持費も高くなりやすい

普通車へ乗り換えると、増えるのは自動車税だけではありません。日常的にかかる維持費も全体的に高くなる傾向があります。まず大きいのがガソリン代です。軽自動車は車体が軽く、燃費性能が高い車種が多いため、ガソリン代を抑えやすい特徴があります。
 
一方、普通車は軽自動車より車体が大きい車種が多く、同じ距離を走っても燃料代が増えやすくなります。
 
例えば、軽自動車で25km/L走っていた人が、普通車で15km/L程度になると、毎月のガソリン代は大きく変わります。通勤や送迎などで毎日車を使う家庭では、走行距離によっては年間数万円以上の差になることもあります。
 
さらに、自動車保険料も普通車のほうが高くなる傾向があります。自動車保険では、車種ごとの事故率や修理費などをもとに「型式別料率クラス」が設定されており、一般的に修理費が高額になりやすい車種ほど保険料も高くなる傾向があります。そのため、軽自動車から普通車へ乗り換えると、自動車保険料が上がるケースがあります。
 
タイヤ交換費用にも差があります。軽自動車はタイヤサイズが小さいため比較的安価ですが、普通車はサイズが大きくなることで交換費用も上がります。4本交換すると数万円の差になるケースもあります。
 
そのほか、高速道路料金は軽自動車と普通車で区分が異なるため、普通車のほうが高くなる場合があります。また、軽専用区画の駐車場を利用していた場合などは、乗り換えによって駐車場代の負担が増えるケースもあります。
 

それでも普通車に乗り換えるメリットはある

維持費だけを見ると、軽自動車のほうが有利に感じるかもしれません。しかし、普通車には普通車ならではのメリットがあります。
 
普通車は軽自動車よりも車体サイズや排気量に余裕がある車種が多く、高速道路や長距離移動で安定感や快適性を感じやすい傾向があります。家族での移動や遠出が多い人にとっては、車内空間の広さや走行時のゆとりがメリットになる場合があります。
 
最近は、軽自動車でも普通車でも、自動ブレーキや運転支援機能などの安全装備が充実しています。これに加え、普通車は車体サイズやホイールベースに余裕がある車種も多く、高速道路などでは走行安定性や乗り心地の面でメリットを感じやすい場合があります。
 
荷物を多く積める点も魅力です。アウトドアや旅行が趣味の人は、荷室容量や車内空間の広さに満足する人も少なくありません。
 
つまり、維持費は上がるものの、その分だけ快適性や利便性が向上する可能性があります。何を重視するかによって、軽自動車と普通車のどちらが合うかは変わってきます。
 

車を購入する際は「買った後の費用」まで確認しよう

車を選ぶときは、どうしても車両価格に目が向きがちです。しかし、実際には購入後に発生する維持費のほうが、長期的には大きな負担になる場合があります。特に普通車へ乗り換える場合は、自動車税だけではなく、ガソリン代や保険料、メンテナンス費用なども含めて考えることが重要です。
 
例えば、「毎月どれくらいガソリンを使うか」「年間何km走るか」を事前に計算すると、維持費をイメージしやすくなります。購入後に「こんなにお金がかかると思わなかった」と後悔しにくくなるでしょう。
 
一方で、家族構成や生活スタイルによっては、普通車にすることで移動が快適になり、満足度が高まるケースもあります。単純に維持費だけで判断するのではなく、使い方に合った車を選ぶことが大切です。
 
車は購入して終わりではなく、維持し続けるための費用が必要です。これから買い替えを検討している人は、車両価格と維持費の両方を比較しながら、自分に合った1台を選びましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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