最終更新日:2019.07.12 公開日:2019.01.16
海外

海外旅行がお得なのは、円安時期?円高時期?

日々のニュースで、こんなアナウンスを耳にします。「現在の為替相場は、1米ドル=111円、昨日より1円の円高です」。そんな時にあなたは、昨日は1米ドル=112円であったとすぐにピンときますか?
 
円が高くなったのだから、昨日は1米ドル=110円だったのでは? と思う方もいらっしゃるかもしれません。
 
円高・円安がすぐ判断できるように、円高・円安を理解していきましょう。
 
安本貴子

執筆者:

執筆者:安本貴子(やすもとたかこ)

やすもとファイナンシャルプランニング事務所代表/株式会社YFP代表取締役
1級FP技能士、CFP(R)、宅地建物取引士、証券外務員2種。

主婦となり家計を任されたとき、自分自身の「お金」にまつわる知識のなさに愕然とする。生命保険のこと教育費のこと、いつかは来る老後のこと。わかりにくい年金のこと……何から手を付ければよいのか、いったい誰に相談すればよいのか……そんなときに出合ったFPという資格。将来の人生設計に必要な「お金」のこと。FP資格を取得後、独立系FP事務所に約8年勤務。「本当にお客様のお役に立つ提案をしたい」という信念より「やすもとファイナンシャルプランニング事務所」を開業。現在は個別相談を中心に、経験に基づいた家計の相談と、無駄を省いたわかりやすい保険の解説が好評。そのほか、大学のFP講座講師や、セミナー講師としても活動中。大学生と高校生の母。
http://yasumotofp.com

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安本貴子

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執筆者:安本貴子(やすもとたかこ)

やすもとファイナンシャルプランニング事務所代表/株式会社YFP代表取締役
1級FP技能士、CFP(R)、宅地建物取引士、証券外務員2種。

主婦となり家計を任されたとき、自分自身の「お金」にまつわる知識のなさに愕然とする。生命保険のこと教育費のこと、いつかは来る老後のこと。わかりにくい年金のこと……何から手を付ければよいのか、いったい誰に相談すればよいのか……そんなときに出合ったFPという資格。将来の人生設計に必要な「お金」のこと。FP資格を取得後、独立系FP事務所に約8年勤務。「本当にお客様のお役に立つ提案をしたい」という信念より「やすもとファイナンシャルプランニング事務所」を開業。現在は個別相談を中心に、経験に基づいた家計の相談と、無駄を省いたわかりやすい保険の解説が好評。そのほか、大学のFP講座講師や、セミナー講師としても活動中。大学生と高校生の母。
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例えば、ハワイでお買い物してみましょう

ハワイで箱入りのチョコレートが10米ドルで販売されていたとします。
 
1米ドル=100円の時は、このチョコレートは「10米ドル×100円=1,000円」です。そして、1米ドル=80円の時は、このチョコレートは「10米ドル×80円=800円」です。
 
同じ箱入りのチョコレートで、同じ10米ドルですが、為替が変わると日本円で支払う金額が異なります。1米ドル=100円の時は1,000円払っていたチョコレートが、1米ドル=80円の時には800円で買えます。同じものをより少ない円で購入することができます。これは、1円の持つ力が強くなっていると考えられ、1円の価値が上がります。すなわち円高です。
 
1米ドル=100円から1米ドル=80円になると、20円の円高になったといえます。
 
その逆を考えてみましょう。1米ドル=100円の時に、1,000円で購入できたチョコレートですが、1米ドル=120円になると、1,200円必要になります。沢山の円を支払わないと買えなくなり、1円の持つ力が弱くなります。1円の価値が下がる、すなわち円安です。
 
1米ドル=100円から1米ドル=120円になると、20円の円安になったといえます。
 

円高と輸入の関係

先ほどのチョコレートをハワイで購入するのではなく、日本に居ながらにして購入するのが輸入です。
 
同じ10米ドルのチョコレートを80円で購入するのと、120円で購入するのではどちらが買いやすいでしょうか。80円で購入するほうですね。一般的には、円が高くなると、海外の商品を輸入しやすくなります。
 

円安と輸出の関係

次に輸出です。日本から製品を海外に出す。日本円以外の通貨で購入してもらう時のことを考えてみましょう。
 
例えば、300万円の日本製自動車を輸出します。1米ドル=100円の時は「300万円÷100円=30,000米ドル」で販売します。これが円高になり、1米ドル=80円になると「300万円÷80円=37,500米ドル」必要になります。
 
逆に円安になり、1米ドル=120円になると「300万円÷120円=25,000米ドル」で販売します。そして、海外の企業や個人に日本製品を購入して欲しいと考えると、37,500米ドルで購入してもらうか、25,000米ドルで購入してもらうのでは、どちらが購入してもらいやすいでしょうか。
 
25,000米ドルで購入して貰うほうですね。一般的には、円が安くなると、日本の製品を輸出しやすくなります。
 

海外旅行はどちらが有利? それは円高時です

先ほどの例をみると、ハワイでチョコレートを購入する時に、円高時は80円、円安時は120円でした。海外旅行で有利なのは、80円で購入できる円高時と言えます。しかし、円高・円安は自分の意志でコントロールできるものではないので、旅行の予定がある時期が円高であればラッキーですね。
 
円高になったのか、円安になったのか、どちらかわからなくなったときは、ハワイでチョコレートを購入する脳内買物をしてみてくださいね。
 
(注)この記事内の為替の数字は、例としてわかりやすい数字を使用しています。
 
Text:安本貴子(やすもとたかこ)
やすもとファイナンシャルプランニング事務所代表/株式会社YFP代表取締役
1級FP技能士、CFP(R)、宅地建物取引士、証券外務員2種。
 

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