更新日: 2019.01.11 その他資産運用
『ラン活』って!?幼稚園の年長さんからではもう遅い!年中さんから始めるランドセル積立。
小学校入学まであと1年はありますが、ランドセル購入の時期は年々早まっており、5月には売り切れるランドセルもあるほどです。
最近では「ラン活」という言葉もあるほど、ランドセル購入の競争は激化しています。
親子ともにお気に入りのランドセルを手に入れるためには、購入時期・購入価格、この2点を考えると、子どもが年中の時期から準備をしておいたほうが良いかもしれません。
Text:前田菜緒(まえだ なお)
FPオフィス And Asset 代表、CFP、FP相談ねっと認定FP、夫婦問題診断士
保険代理店勤務を経て独立。高齢出産夫婦が2人目を産み、マイホームを購入しても子どもが健全な環境で育ち、人生が黒字になるようライフプラン設計を行っている。子どもが寝てからでも相談できるよう、夜も相談業務を行っている。著書に「書けばわかる!わが家の家計にピッタリな子育て&教育費のかけ方」(翔泳社)
購入時期から考えるラン活
5月に売り切れる人気のランドセルは、職人手作りの生産数も少ないランドセルです。こだわりがなければ、小学校入学直前の2月か3月でも購入できますし、むしろこの時期であれば値下げされ、お得に購入できるかもしれません。
また旧モデルであれば、アウトレットセールを開催しているメーカーがありますので、チェックしてみるのも良いでしょう。
一般的に、春から夏にかけて新作が発表されると同時に販売が開始されます。そして、夏から秋にかけて購入する人が最も多いようです。
これは、お盆の時期に帰省した際に、おじいちゃん、おばあちゃんが孫にプレゼントする背景があるようです。
ですから、お気に入りのランドセルを手に入れたいのであれば、夏までが勝負です。そのため、ママたちは子どもが年長になるとすぐに、ランドセル情報を集め始めるのです。
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購入価格から考えるラン活
ランドセルの平均価格や相場は4万円といわれています。しかし、あくまでも相場。下は1万円以下のものから、上は50万円以上のものまで、価格帯はとても幅広いのです。
すぐに売り切れる人気のランドセルは、6万円から10万円の価格が多いようです。
子どもにとってランドセルは、憧れの小学生になる象徴です。
ランドセルを買ってもらうこと自体がうれしいですし、親としても子どもにとって良いランドセルを購入したい、6年間毎日使うものだから、こだわりたいと思う人が多いのです。
しかし、決して安い買い物ではありません。予定していた出費とはいえ、家計に少なからず影響を与えます。
年中からはじめるランドセル積立
こだわりたい気持ちはあるけれど、出費がイタイ。そう思ったのであれば、年中さんになった頃から、毎月5000円から1万円、ランドセル積立をしてはいかがでしょうか。
子どもがまだ年中の頃は、ライフステージにおいては比較的貯め時期にあたります。
1年間限定の近い将来への積立、しかも「ランドセルのため」と目標が明確ですから、積立のモチベーションが上がるでしょうし、積立をすることで日々の出費を抑える効果も期待できます。
年中になりたての頃だと、ランドセルのことを考えることはないかもしれませんが、1年はあっという間に過ぎます。ランドセル出費の痛手を和らげるために、1年間だけ期間限定で、ランドセル積立をしてみてはいかがでしょうか。
Text:前田 菜緒(まえだ なお)
1級ファイナンシャルプランニング技能士、CFP(R)認定者