長期のつみたてNISAは口座にこだわろう! 口座選びのポイントとは?

配信日: 2023.06.28

この記事は約 4 分で読めます。
長期のつみたてNISAは口座にこだわろう! 口座選びのポイントとは?
長期的な資産形成をするにあたって注目されているつみたてNISA。特に2024年からは積立期間が恒久化するため、新たに始める人も増えてくると考えられます。
 
そんななか、つみたてNISAを始めるにあたって、どこの金融機関で口座を開設しようか迷う人も少なくないはずです。そこで本記事では、つみたてNISA口座選びの重要性やポイントを解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

つみたてNISA口座選びの重要性

つみたてNISAは長期運用が基本であるため、口座選びが重要です。口座選びとは、どの金融機関でつみたてNISAの口座開設をするかということです。金融機関によって選べる投資信託が異なるため、どの投資信託を購入したいかよく考えてから口座を選ぶようにしましょう。
 

口座選びで注目したい手数料の違い

口座選びでは手数料の違いに注目しましょう。とは言え、つみたてNISAの口座開設や維持には、手数料がかかりません。また、つみたてNISAで選べるほとんどの商品は、購入時・売却時の手数料がかかりません。
 
では何に注目するのかというと、投資信託の運用を管理するために必要な手数料「信託報酬」です。これは投資信託ごとに決まっています。信託報酬は、日々の基準価額から引かれているものなので実感しにくいのですが、投資信託を保有している限り払い続けるものです。
 
つみたてNISAの対象商品は2023年6月現在約230本あり、指定インデックス投資信託・指定インデックス投資信託以外の投資信託・ETFの3つに分かれています。それぞれ投資先は国内・海外に分かれており、信託報酬の上限が異なります。
 
指定インデックス投資信託の国内資産を対象とするものは上限0.5%以下、海外資産を対象とするものは上限0.75%以下です。指定インデックス投資信託以外の投資信託は、国内資産を対象とするものは上限1.0%以下、海外資産を対象とするものは上限1.5%以下となっています。ETFは国内外ともに上限0.25%以下です。
 

【PR】資料請求_好立地×駅近のマンション投資

【PR】J.P.Returns

おすすめポイント

・東京23区や神奈川(横浜市・川崎市)、関西(大阪、京都、神戸)の都心高稼働エリアが中心
・入居率は99.95%となっており、マンション投資初心者でも安心
・スマホで読めるオリジナルeBookが資料請求でもらえる

つみたてNISA口座の確認ポイント

信託報酬などをもとに購入したい投資信託が絞れたら、いよいよ口座選びをしていきましょう。以下では口座選びのポイントを解説します。
 

商品のラインアップ

つみたてNISAの対象商品のなかからどの投資信託が選べるのか、金融機関ごとに商品のラインアップを確認しましょう。途中で商品を変更したくなった場合、商品のラインアップが悪いと金融機関を変更しなければならない可能性が出てきます。
 
途中で金融機関の変更はできますが、手間がかかりますし、今年に入ってからすでに買付している場合は、翌年からでないと変更先での買付ができません。そのため、商品のラインアップが豊富な口座がおすすめです。
 

積立金額の最低ライン

積立金額は金融機関ごとに最低ラインが異なります。100円から買付できる口座もあれば、1万円が最低ラインとなっている口座もあります。特に初心者は、つみたてNISAを始めるにあたって不安を抱えている人も多いので、少ない金額から始められる口座を選べると安心でしょう。
 

積立頻度の種類

つみたてNISAは基本的に月に一度の買付ですが、なかには毎週・毎日と買付できる口座もあります。
 
毎月積立で問題なければ気にしなくてもよいのですが、もう少し頻繁に積み立てたいという希望があれば、毎週・毎日で買付できる口座も検討してみてください。口座は限られているので、上記で伝えたポイントも参考に選んでみましょう。
 

【PR】SBI証券のNISA(ニーサ)

SBI証券のNISA(ニーサ)

おすすめポイント

【NISA】
・投資できる商品が多い
・NISA口座での国内株式 売買手数料0円
【つみたてNISA】
・幅広い投資信託ラインナップ
・100円から積立がスタートできる

まとめ

つみたてNISAは、一度口座を開設すると長期的に運用することになります。
 
最初の口座選びに失敗してしまうと、金融機関の変更が必要になったり、途中で運用を中断せざるを得ない可能性が出てきたりするかもしれません。無理のない範囲で資産形成を行うためにも、今回お伝えしたポイントをもとによく考えて口座選びをしていきましょう。
 

出典

金融庁 つみたてNISA
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集