更新日: 2023.10.27 その他資産運用

買い物で貯めたポイントで投資!? ポイント投資の内容や注意点、メリット・デメリットは?

買い物で貯めたポイントで投資!? ポイント投資の内容や注意点、メリット・デメリットは?
投資に興味はあるものの、現金を失うリスクでなかなか始められないという方は、「ポイント投資」という選択肢があります。ショッピングなどで貯めたポイントを投資にあてられるため、手軽に始められるのが特徴です。本記事では、ポイント投資の内容と注意点、あらかじめ知っておきたいメリット・デメリットを紹介していきます。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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高橋庸夫

監修:高橋庸夫(たかはし つねお)

ファイナンシャル・プランナー

住宅ローンアドバイザー ,宅地建物取引士, マンション管理士, 防災士
サラリーマン生活24年、その間10回以上の転勤を経験し、全国各所に居住。早期退職後は、新たな知識習得に貪欲に努めるとともに、自らが経験した「サラリーマンの退職、住宅ローン、子育て教育、資産運用」などの実体験をベースとして、個別相談、セミナー講師など精力的に活動。また、マンション管理士として管理組合運営や役員やマンション居住者への支援を実施。妻と長女と犬1匹。

ポイント投資とはどのようなものか?

「ポイント投資」とは、お金の代わりにポイントを資金として行う投資のことです。ショッピングなどで貯めたポイントで投資をするため、自分の現金を使う必要がなく、自分のお金で投資をするのは不安といった人に向いている方法といえます。現金ではなくポイントを使うというだけで、国内株式や海外株式などに運用できる点は一般の投資と同じです。
 
投資できるポイントの種類はさまざまで、ショッピングサイトやクレジットカード、携帯会社など普段利用していて付与されるポイントをそのまま投資に活用できます。投資によって増えたポイントは、ショッピングに使ったり現金化したりすることが可能です。
 
もちろん、増えた分をさらに投資に回すのもいいでしょう。なお、1ポイントあたり1円として換算されるのが一般的です。
 

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ポイント投資の注意点は?

ポイント投資は、うまく運用できればさらにポイントを増やすことができます。ショッピングやサービスの利用によって毎月それなりにポイントが貯まっていく人なら、有効な活用方法です。ただし、投資にあてるポイントを増やす目的でショッピングの金額やサービスの利用を増やすことのないよう注意しましょう。
 
本当に欲しいものを購入したり、必要があって利用が増えたりするなら、問題はありません。しかし、投資したいためにお金を使ってポイントを増やすのは本末転倒です。わざわざお金を使うなら、普通の投資をするのと同じになります。
 

ポイント投資のメリット・デメリット

では、ポイント投資のメリット・デメリットにはどのようなものがあるか見ていきましょう。
 

メリット

ポイント投資のメリットは、上述のとおり投資に現金をあてる必要がなく、投資初心者でも気軽に始められます。また、クレジットカードの利用や携帯料金などで貯まったポイントをそのまま活用できることです。多くのポイントには有効期限があるため、失効させずに有効に活用できるのがメリットです。
 

デメリット

デメリットとしてあげられるのは、通常の投資よりも運用資金が低いことです。どれくらいポイントが貯まるかにもよりますが、取引株数は少なめになると考えたほうがいいでしょう。株主優待がある銘柄でも、優待を受けるための最低保有株数(100株)が設定されているのが一般的です。
 
そのため、株式優待を目的にするなら、なかなか条件をクリアできないこともあります。また、通常の投資と同様に損失のリスクがあり、取引手数料や信託報酬などもかかります。さらに、証券口座の開設が必要となるため、手間もかかります。
 

ポイント投資は手軽に始められる投資方法

ポイント投資は、株式取引などに自分のお金をつぎ込む必要はありません。普段貯めているポイントを活用できるため、資金がなくても手軽に始められる投資方法です。ポイントを使わずに貯めているなら、投資に活用してみるのもいいでしょう。損をすることがあっても自分の資金がマイナスになることはなく、初心者でも始めやすい投資といえるでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 
監修:高橋庸夫
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