FX自動売買おすすめ8選を徹底解説！ 初心者が損しないコツや選び方も【2024年6月版】

「FX自動売買はどれを選んでよいのかわからない」「FX自動売買はもうかるの？」というように、FX自動売買について悩みや疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

FX自動売買は提供する証券会社によって機能が異なり、機能の内容を把握して選択すれば利益を得られる確率が上がります。

本記事では、おすすめのFX自動売買8選と、選び方などについて解説します。自動売買を利用してFXをおこないたいと考えている人は、ぜひ参考にしてください。

おすすめのFX自動売買8選

おすすめのFX自動売買8選は、次のとおりです。

・【みんなのシストレ】トレイダーズ証券
・【トライオートFX】インヴァスト証券
・【マイメイト】インヴァスト証券
・【iサイクル2取引】外為オンライン
・【トラリピ】マネースクエア
・【100円から自動売買】松井証券
・【ループイフダン】アイネット証券
・【トラッキングトレード】FXブロードネット

FX自動売買におすすめのFX会社1.【みんなのシストレ】トレイダーズ証券

トレイダーズ証券の「みんなのシストレ」がおすすめのポイントは、次のとおりです。

・トレーダーにFXを任せられる
・セレクターランキングを確認すればどのトレーダーを選べばよいのか参考になる
・AIによる売買シグナルがチェックできる

トレイダーズ証券の「みんなのシストレ」では、リアルなトレーダーの取引を元にして24時間自動で売買できるシステムを導入しています。さまざまな項目からトレーダーのランキングづけがされているため、自分の考える取引方法にあったトレーダーを簡単に探すことが可能です。

どのトレーダーを選択したらよいのかわからない場合は、セレクターランキングを参考にしてみるのもよいでしょう。セレクターランキングとは、トレーダー選びがうまい人のランキングです。

また、「みんなのシストレ」では、AIが売買シグナルチェックをしてくれます。売買シグナルとは、テクニカル指標の分析における、通貨価格変化による売買の転換点です。売買シグナルをAIがチェックしてくれているため、利益・損失の転換点をいち早く知ることができます。

図表1

自動売買の種類	リピート型、選択型
取扱通貨ペア	34通貨ペア
最低取引単位	1000通貨（一部通貨ペアは1万通貨）
スプレッド（米ドル・円）	変動制（投資助言報酬：片道0.2Pips含む）
取扱手数料	無料
自動売買使用料	無料
スマホアプリの有無	あり

トレイダーズ証券株式会社 公式ホームページを参考に筆者作成

FX自動売買におすすめのFX会社2.【トライオートFX】インヴァスト証券

インヴァスト証券の「トライオートFX」がおすすめのポイントは、次のとおりです。

・上昇相場、下落相場、レンジ相場に対応している
・プログラミング知識がなくても設定できる
・トライオートのコンシェルジュを利用できる

インヴァスト証券の「トライオートFX」は上昇相場・下落相場・レンジ相場に対応しており、あらゆる局面で利益を得られる可能性がある自動売買です。もちろん24時間稼働させることもできるため、チャンスを逃すことなく取引できます。

「トライオートFX」は選択型の自動売買であり、簡単な設定で取引を開始できます。金融ストラテジストや、人気ブロガーが考案したプログラムなどを選択することが可能です。

「トライオートFX」は選択だけではなく、細かな設定をおこなうこともできます。設定にはプログラミングの知識が必要なく、初心者でも簡単に設定ができます。

仮に設定の仕方がわからない場合は、トライオートコンシェルジュを利用すれば問題を解決することが可能です。トライオートコンシェルジュを利用すれば、「トライオートFX」の設定方法やどのくらいの資金で取引を開始すればよいのかも教えてくれます。

図表2

自動売買の種類	選択型、設定型
取扱通貨ペア	20通貨ペア
最低取引単位	1000通貨
スプレッド（米ドル・円）	0.3銭
取扱手数料	1万通貨未満：新規・決済2.0pips 片道20円（対外貨は0.2外貨） 1万通貨以上10万通貨未満：新規・決済1.0pips 片道10円（対外貨は0.1外貨） 10万通貨以上50万通貨未満：新規・決済0.5pips 片道5円（対外貨は0.05外貨） 50万通貨以上：無料
自動売買使用料	無料
スマホアプリの有無	あり

インヴァスト証券株式会社 公式ホームページを参考に筆者作成

FX自動売買におすすめのFX会社3.【マイメイト】インヴァスト証券

インヴァスト証券の「マイメイト」がおすすめのポイントは、次のとおりです。

・AIを育てつつ中長期的に運用し利益を出していける
・ポイントを貯めればエージェントが増やせて複数取引ができる
・質問に答えるだけで自分のFX取引のスタイルがわかる

インヴァスト証券の「マイメイト」は、AI学習型の自動売買です。

ゲームのキャラクターのようなAIトレードエージェントを作成し、AIを育てつつ中長期的に運用して利益を出すことを目的としています。AIに取引結果が良かったか悪かったか教えていくことで、取引を重ねていくほどAIの精度が高まっていきます。

「マイメイト」はログインしたりトレードしたりすることでポイントが貯まり、ポイントを利用しトレードエージェントを追加することが可能です。トレードエージェントを増やすことで複数の取引を同時におこなえるようになります。

また、質問に答えるだけで自分のFX取引のスタイルがわかるため、自分のスタイルがどのようなものか知ることもできます。

図表3

自動売買の種類	AI学習型
取扱通貨ペア	16通貨ペア
最低取引単位	5000通貨（一部通貨は5万通貨）
スプレッド（米ドル・円）	変動制（投資助言報酬：1000通貨あたり1円含む）
取扱手数料	無料
自動売買使用料	無料
スマホアプリの有無	なし

インヴァスト証券株式会社 公式ホームページを参考に筆者作成

FX自動売買におすすめのFX会社4.【iサイクル2取引】外為オンライン

外為オンラインの「iサイクル2取引」がおすすめのポイントは、次のとおりです。

・相場の動きにあわせて追従してくれる
・スマホアプリで簡単に始められる
・口座開設している人の3分の2以上がFX未経験者である

外為オンラインの「iサイクル2取引」は、相場の動きにあわせて追従してくれます。為替相場は上昇と下落を繰り返すため、それぞれの場面でポジション建てを選択していかなければなりません。しかし、「iサイクル2取引」であればトレンドを自分で判断し、相場を追従してくれます。

「iサイクル2取引」はPCだけでなく、スマホアプリでも利用できます。注文内容をランキング形式から選ぶことも可能で、FX初心者でも簡単に設定が可能です。

また、外為オンラインは、口座開設している人の3分の2以上がFX未経験者というデータがあります。「iサイクル2取引」は取り扱いやすい内容であるため、多くのFX未経験者にも支持を得ていることがわかります。

図表4

自動売買の種類	リピート型
取扱通貨ペア	26通貨ペア
最低取引単位	1万通貨単位（miniの場合1000通貨単位）
スプレッド（米ドル・円）	変動制
取扱手数料	有料、1万通貨単位あたり片道200円（税込み）
自動売買使用料	無料
スマホアプリの有無	あり

株式会社外為オンライン 公式ホームページを参考に筆者作成

FX自動売買におすすめのFX会社5.【トラリピ】マネースクエア

マネースクエアの「トラリピ」がおすすめのポイントは、次のとおりです。

・特許取得済みのFX注文方式である「トラップリピートイフダン」を利用できる
・発注前に「トラリピ」で取引するときのリスクがわかる
・取引が成立するたびにポイントが貯まる

マネースクエアの「トラリピ」は「トラップリピートイフダン」の略称であり、特許を取得しているためマネースクエアでしか利用できません。トラップリピートイフダンは、新規と決済の注文を同時にできる「イフダン注文」を最大99個まとめておこない、各イフダン注文を一定の範囲でリピートする注文方法です。

「トラリピ」を発注する前には、「トラリピ」で取引するときのリスクまで確認できます。発注前にリスクを確認できるため、安心してFXをすることが可能です。

また、マネースクエアでは取引が成立するたびにポイントが貯まり、貯まったポイントは現金やAmazonギフトカードなどに交換できます。

「トラリピ」は独自の注文方法で自動売買ができ、リスク確認もできるためFX初心者でも安心して利用できる自動売買といえます。

図表5

自動売買の種類	リピート型
取扱通貨ペア	16通貨ペア
最低取引単位	1000通貨（一部通貨ペアは1万通貨）
スプレッド（米ドル・円）	変動制
取扱手数料	無料
自動売買使用料	無料

株式会社マネースクエア 公式ホームページを参考に筆者作成

FX自動売買におすすめのFX会社6.【100円から自動売買】松井証券

松井証券の「100円から自動売買」がおすすめのポイントは、次のとおりです。

・1通貨から取引できる
・自動売買の利用料がかからない
・スプレッドの差が狭い

松井証券の「100円から自動売買」は他の自動売買とは異なり、1通貨・100円からFXすることが可能です。取引可能な通貨単位が少なくなるほど、損失も小さくなるため、FX初心者でも安心して取引できます。

「100円から自動売買」は取引手数料がかからず、スプレッドの差も狭くなっています。小さな金額で取引量を増やしていくと取引コストがかさむため、取引手数料なく、スプレッドの差が狭いのはありがたいサービスです。

図表6

自動売買の種類	リピート型
取扱通貨ペア	20通貨ペア
最低取引単位	1通貨
スプレッド（米ドル・円）	0.2～0.9銭
取扱手数料	無料
自動売買使用料	無料
スマホアプリの有無	あり

松井証券株式会社 公式ホームページを参考に筆者作成

FX自動売買におすすめのFX会社7.【ループイフダン】アイネット証券

アイネット証券の「ループイフダン」がおすすめのポイントは、次のとおりです。

・スワップポイントが高水準である
・スワップポイントと為替差益を同時に狙える
・3つのステップで簡単に取引が開始できる

アイネット証券の「ループイフダン」はスワップポイントが高水準であり、為替差益だけでなくスワップポイントで利益を得られます。

「ループイフダン」は常にポジションを保有し、自動売買が利確決済をおこなうことでスワップポイントと為替差益の両方を得ることが可能です。為替差損が出てしまっても、スワップポイントで利益が得られれば損失を補えます。スワップポイントで利益を得た上に為替差益も出れば少ない投資金額でき大きな利益を上げることが可能です。

また、「ループイフダン」はたった3つのステップで取引を開始できます。3つのステップは、次のような流れです。

1.ループイフダンを選択する
2.取引数量を決める
3.最大ポジションを決める

上記のような簡単な流れだけで取引が開始できるため、プログラムの設定をするだけでも迷うようなFX初心者でも簡単に利用が可能です。

なお、スワップポイントとは、金利差調整分であり、通貨ペアの金利差で利益が発生します。スワップポイントはポジションを決済するまで得られる利益で、長期間保有しているほど利益が大きくなります。ただし、金利差がマイナスになる場合、保有し続けるほど損失となることには注意しましょう。

図表7

自動売買の種類	リピート型
取扱通貨ペア	20通貨ペア
最低取引単位	1000通貨（一部通貨ペアは1万通貨）
スプレッド（米ドル・円）	2銭
取扱手数料	無料
自動売買使用料	無料
スマホアプリの有無	あり

株式会社アイネット証券 公式ホームページを参考に筆者作成

FX自動売買におすすめのFX会社8.【トラッキングトレード】FXブロードネット

FXブロードネットの「トラッキングトレード」がおすすめのポイントは、次のとおりです。

・利益実績は87.5％を誇る
・ワンタッチで設定が終わる
・24時間相場を追従してくれる

FXブロードネットの「トラッキングトレード」は、利益実績87.5％（※）を誇る自動売買です。高い利益実績を誇るため、自動売買でFXするだけでも利益を得られる可能性があります。

また、「トラッキングトレード」ではワンタッチで設定が終わるため、FX初心者でもすぐに取引の開始が可能です。ワンタッチ設定では、まねしたいトレーダーの内容を確認し選択するだけです。選択が終わったら選択したトレーダーの取引内容を基にし、自動的に売買がおこなわれます。

「トラッキングトレード」はリピート型の自動売買であるため、ワンタッチ設定をおこなうだけで24時間相場を追従してくれます。「トラッキングトレード」は、時間がなかなかつくれない忙しい人にあっている自動売買です。

※サービス開始の2014年10月15日から2023年12月31日までに設定されたトラッキングトレードの設定ごとの利益実績（利益になった設定数を利益になった設定数と損失になった設定数の合計で除した割合）です。
設定ごとの損益は、対象期間に確定した損益・スワップ・手数料、2023年12月31日時点の評価損益・累積スワップを含み、トラッキングトレード停止後に決済した確定損益は含みません。
（株式会社FXブロードネット「リピート系注文『トラッキングトレード』」より引用）

図表8

自動売買の種類	リピート型
取扱通貨ペア	24通貨ペア
最低取引単位	1000通貨（一部通貨ペアは1万通貨）
スプレッド（米ドル・円）	0.2銭
取扱手数料	1万通貨当たり片道200円
自動売買使用料	無料
スマホアプリの有無	あり

株式会社FXブロードネット 公式ホームページを参考に筆者作成

自分にあったFX自動売買の選び方

自分にあったFX自動売買の選び方は、次のとおりです。

・FX自動売買の種類を決める
・FX自動売買に必要な資金やパフォーマンスを確認する
・FX自動売買の口コミや評判を確認する

FX自動売買は多く存在しますが、それぞれのシステムには違いがあります。自分にあったものを見つけるためにも、FX自動売買の選び方を理解しておきましょう。

FX自動売買の選び方1：FX自動売買の種類を決める

FX自動売買には種類があり、まずはどの種類の自動売買を選択するか決めます。

FX自動売買の種類は「リピート型」「選択型」「設定型」「AI学習型」の4つです。どの自動売買の種類を選択するかは、自分のおこなう取引や自動売買ツールの設定が細かくできるかどうかにもよります。

FX初心者が自動売買で取引をおこなう場合は、証券会社が用意したプログラムどおりに取引してくれる「選択型」を選択するとよいでしょう。

「選択型」は有名なトレーダーの取引手法を基に機能設定してあるケースもあり、取引方法の勉強にも役立ちます。

FX自動売買の選び方2：FX自動売買に必要な資金やパフォーマンスを確認する

FX自動売買の種類を決めたら、自動売買に必要な資金やパフォーマンスを確認しましょう。

FX自動売買をおこなう場合は、手動取引と同じく証拠金を入金しなければなりません。自動売買は一定のルールに基づき売買を繰り返すため、売買を繰り返しても取引ができる証拠金の入金が必要です。

また、FX自動売買によってパフォーマンスに違いがあり、各自動売買の実績を確認しておく必要があります。実績については、公式ホームページなどに記載されている内容を参考にしましょう。

FX自動売買の選び方3：FX自動売買の口コミや評判を確認する

FX自動売買を利用するときには、口コミや評判も確認しておきましょう。

FX自動売買はそれぞれの機能性やパフォーマンスに違いがあり、内容を比較して選択することが大切です。比較するときには公式ホームページの他に、口コミや評判も利用しましょう。

公式ホームページにはプラス面しか記載されていないことが多いため、マイナス面を比較するには口コミや評判を確認することが大切です。マイナス面も理解すれば、FX自動売買の比較検討が容易になります。

初心者がFX自動売買で大損しないためのポイント

初心者がFX自動売買で大損しないためのポイントは、次のとおりです。

・主要通貨ペアを選択する
・操作がシンプルで簡単なFX自動売買を利用する
・証拠金維持率を確認して余裕のある資金で取引する
・売買ロジックの確認と見直しを繰り返す
・複数の売買ロジックで取引してみる

初心者は手動での取引に自信がない人も多く、FX自動売買を利用する人も少なくありません。しかし、FX自動売買で必ず利益を得られるわけではないため、大損しないポイントを理解して利用する必要があります。

FX自動売買で大損しないためのポイント1：主要通貨ペアを選択する

初心者がFX自動売買を利用する際には、主要通貨ペアを選択しましょう。

主要通貨ペアとは、次の通貨の組み合わせのことをいいます。

・USD（アメリカドル）
・JPY（日本円）
・EUR（ユーロ）
・GBP（イギリスポンド）など

上記は取引量が多く、為替変動が安定しやすい通貨です。また、スプレッドの差も小さく設定されているため、少ない取引コストで取引が可能です。

メジャー通貨ペアの反対のものとして、マイナー通貨ペアというものがあります。

マイナー通貨ペアとは、次の通貨の組み合わせのことをいいます。

・TRY（トルコリラ）
・ZAR（南アフリカランド）
・MXN（メキシコペソ）
・BRL（ブラジルレアル）など

マイナー通貨はメジャー通貨に比べ、スプレッドの差が大きく取引コストがかかります。また、流通量が少なく相場が不安定なため、急激に相場が変動するリスクや、決済したくても決済できない流動性リスクがあります。

FX自動売買は急激な為替変動についていけないケースがあるため、安定性の高い通貨ペアを選択することが大切です。

FX自動売買で大損しないためのポイント2：操作がシンプルで簡単なFX自動売買を利用する

FX初心者が自動売買を利用する際には、操作がシンプルで簡単なものを選択しましょう。

パフォーマンスが良く利益が出やすいFX自動売買ツールだとしても、設定が複雑ではFX初心者には扱うのが困難です。設定を間違えると損失を生んでしまう可能性もあるため、複雑な設定が必要な自動売買はFX初心者に向いていません。

FX初心者は自分でも扱える操作性や、設定内容であることを確認してから自動売買を利用しましょう。自分の扱える範囲の自動売買を利用することで、損失を最小限に抑えられます。

FX自動売買で大損しないためのポイント3：証拠金維持率を確認して余裕のある資金で取引する

FXの自動売買を利用する場合でも手動取引と同じく、証拠金維持率を確認して取引をおこなわなければなりません。

証拠金維持率とは、実際におこなっている取引に必要な証拠金が、残高にある証拠金に対してどのくらいあるのか示した割合です。

FX自動売買で取引をしても損失は発生するため、証拠金が減ってしまうケースもあります。証拠金が減ってしまうと証拠金維持率が低下し、大きな為替変動に遭遇してしまうとロスカットの危険性が高まります。

ロスカットとはFXで一定の含み損が出た場合、証券会社によって取引を強制的に決済されることです。ロスカットされると損失が確定してしまい、証拠金が減ってしまいます。

証拠金維持率は、次の計算式を用いて算出します。

証拠金維持率＝証拠金の残高÷取引に必要な証拠金×100

ロスカットの基準は証券会社によって異なるものの、証拠金維持率が50％～100％を切るとロスカットが実行される会社がほとんどです。

ロスカットされ証拠金が減った場合、再びFXするときには証拠金を追加（追証）しなければ取引を再開できないこともあります。ロスカットが発生すると自己資金が減ってしまうため、FX自動売買に取引を任せるにしても、証拠金の金額には気を配っておくことが大切です。

FX自動売買で大損しないためのポイント4：売買ロジックの確認と見直しを繰り返す

FX自動売買を続けて利用する場合、売買ロジックの確認と見直しを繰り返しましょう。

為替相場は常に変動しており、周期的な変動をするわけでもありません。そのため、FX自動売買に設定した内容も、為替相場にあわせた設定に切り替える必要があります。

設定を切り替えるにはFX自動売買のロジックがどのように設定されているのか、そしてどのような設定に変更するのかを判断しなければなりません。この作業はFXに慣れていないとおこなえないため、日々の取引内容と結果を検討しておく必要があります。

また、FX自動売買の設定は月に1度程度は確認し、変更するようにしましょう。設定変更するには今までの取引経験の内容を振り返ることとなり、FXの学びにもつながります。

FX自動売買で大損しないためのポイント5：複数の売買ロジックで取引してみる

FX自動売買を利用して取引する場合、1つの自動売買だけでなく複数を利用してみましょう。

FX自動売買はすべての取引状況に対応しているわけではないため、1つの自動売買で常に利益が得られるわけではありません。さまざまな売買ロジックを試すことにより、片方で出た損失をもう片方で補えるなどの使い方が可能になります。

また、ロジックの違いを知ることで、どのような取引をおこなえばよいのかも理解できるようになります。ただし、複数の売買ロジックを利用するときには、異なる設定にしておきましょう。複数のロジックが似通っていると、すべての取引で損失を出してしまう恐れがあります。

FX自動売買とは？

ここまで、おすすめのFX自動売買8選と、選び方、初心者がFX自動売買で大損しないためのポイントについて解説してきましたが、そもそもFX自動売買とはどのようなものなのでしょうか。

FX自動売買とは、条件を満たすことで自動的にFXをおこなってくれるよう設定できるシステムです。

FX自動売買はシステムトレードとも呼ばれており、設定した条件を基に取引してくれるため、設定によっては24時間続けて取引することも可能です。

FX自動システムの機能は進化しており、かなり細かな設定をすることができます。一方で既定のプログラムを選択するだけで取引できるものもあります。

FX自動売買の種類

「自分にあったFX自動売買の選び方」でも触れましたが、FX自動売買の種類は次のとおりです。

・リピート型
・選択型
・設定型
・AI学習型

FX自動売買には種類があり、それぞれに特徴があります。FX自動売買をおこなう前には、種類と内容を理解してから利用しましょう。

FX自動売買の種類1：リピート型

リピート型とは、設定した範囲の中で取引を続ける自動売買です。

リピート型はレンジ相場との相性が良いため、リスクを抑えて利益をコツコツと積み上げていきたい人に適しています。レンジ相場は、一定の範囲で相場が何度も上下する状態です。取引単位を小さくしておけばリスクも減らせます。

リピート型は設定も簡単であるため、FX初心者にあっている種類といえます。

FX自動売買の種類2：選択型

選択型とは、証券会社が用意したプログラムを選択することで細かな設定をしなくてもよい自動売買です。

選択できるプログラムにはさまざまなものが用意されており、プロ投資家がおこなっている手法を反映させていたり、取引内容によって適切なプログラムがあったりします。FX初心者には細かな設定は難しいため、選択型もFXを始めたばかりの人にあっています。

証券会社によってはプログラムを数十以上も用意しているため、さまざまな取引方法を学ぶのにも役立つことでしょう。

FX自動売買の種類3：設定型

設定型とは、取引の内容を細かく設定できる自動売買です。

設定内容は非常に細かいため、FXに慣れている人に向いています。設定型の中にはプログラミングまで必要とされるものもあるため、プログラミング言語の知識も必要となる場合があります。

FX初心者は設定型を利用するよりも、リピート型や選択型を利用したほうがよいでしょう。

FX自動売買の種類4：AI学習型

AI学習型とは、AIにFXをすべて任す自動売買です。

AIが過去のデータからチャートを予測したり、FXの結果によって今後の取引方法を変えたりします。
また、すでに他の人がFXを学習させたAIを利用できるなど利用方法はさまざまです。

ただし、AI学習型はまだ精度が高いわけではなく、詐欺に利用されやすいシステムであるため利用には注意しましょう。AI学習型の自動売買を選択するときには、金融庁に登録した証券会社を利用することが大切です。

FX自動売買のメリット

FX自動売買のメリットは、次のとおりです。

・時間に縛られず取引できる
・感情に左右されず取引できる
・初心者でも安心して取引できる

FX自動売買には、手動取引にないメリットが多くあります。FX自動売買のメリットを生かせるかどうか確認し、自動売買か手動取引のどちらをおこなうのか決めていきましょう。

FX自動売買のメリット1：時間に縛られず取引できる

FXは時間に縛られず取引ができます。

FXは市場が開いている時間であれば取引が可能であり、平日なら24時間世界のどこかで市場が開催されています。例えば、ニュージーランド市場は、日本時間の早朝5時から始まり16時に終わります。しかし、朝8時には日本市場が開き19時に終わるというように、どこかの市場が終わるころには他の市場が開くわけです。

上記のように平日であれば24時間FXができるため、自動売買を稼働できる時間も増えます。仕事が忙しくなかなか取引ができない人でも、FX自動売買を利用すれば仕事中でも取引することが可能です。

FX自動売買のメリット2：感情に左右されず取引できる

FX自動売買を利用すれば、感情に左右されることなく取引が可能です。

FX初心者は取引で損失を出してしまうと、損失を取り返そうと根拠のない取引をしたり、レバレッジを効かせ過ぎた取引をしたりしてしまう傾向にあります。その結果、損失がより大きくなり、取り返しがつかなくなってしまうケースが多いです。

そして、損失を負うほど感情がコントロールできなくなってしまいます。感情がコントロールできなくなると無理な取引が増えるだけでなく、借金してまでFXを続けてしまうことも起きてしまうため、決して感情的になってはいけません。

FX自動売買であれば設定した範囲での取引を機械的におこなってくれます。感情による損失を防ぐことができるため、自動売買はFX初心者にあっているといえます。

FX自動売買のメリット3：初心者でも安心して取引できる

FX自動売買は初心者でも安心して取引できるツールです。

FXで成功するには、専門用語の理解や市場の分析などが必要です。しかし、FX初心者には知識も分析力もまだありません。そのため、デモトレードで実績を積むなど時間をかけて取引しないと、FXを始めたばかりでは利益を得るのは難しいといえます。

しかし、FX自動売買を利用すれば専門用語の知識や分析力は必要とせず、簡単に取引の設定が可能です。初心者のうちは自動売買を利用し、取引の内容を勉強しつつ裁量取引に切り替えていくとよいでしょう。

FX自動売買のデメリット

FX自動売買のデメリットは、次のとおりです。

・手数料がかかるケースもある
・24時間ずっと放置できるわけではない
・急な為替相場の変化に対応できない

FX自動売買には多くのメリットがあるものの、デメリットもあります。FX自動売買をするときには、デメリットに注意し利用しましょう。

FX自動売買のデメリット1：手数料がかかるケースもある

FX自動売買の場合、裁量取引よりもコストが多くなるケースがあります。

裁量取引の場合、取引コストはスプレッドだけのケースが多いものの、FX自動売買はスプレッドが裁量取引よりも多くなったり、取引手数料がかかったりします。

FXの取引コストは取引回数が少ない場合は気にならない程度であるものの、取引を重ねるごとに増加していくため注意しましょう。自動売買で長時間取引をおこなっていくと、取引コストが積み重なってしまうため利益が少なくなってしまいます。

FX自動売買のデメリット2：24時間ずっと放置できるわけではない

FX自動売買は、24時間ずっと放置できるわけではありません。

FX自動売買は設定さえしておけば、24時間稼働させること自体は可能です。しかし、FX自動売買を常時稼働させても、利益が得られるわけではありません。そのため、FX自動売買の取引結果を確認する作業が必要となります。

長時間FX自動売買を放置していた結果、大きな損失を生んでいたということもあるため、あまりに長い時間放置するのは危険です。

FX自動売買のデメリット3：急な為替相場の変化に対応できない

FX自動売買は、急な為替相場の変動に対応できません。

FX自動売買は設定した条件を満たしたときに自動的に売買してくれるメリットがあるものの、設定以外の取引はおこなってくれないというデメリットがあります。

急激な為替相場の変化が起きた場合、設定外の取引内容となることもあり、損失が膨らんでしまう恐れがあります。経済動向などを確認しておかないと、短期間で大きな損失を生むこともあるため注意しましょう。

FX自動売買を利用するときの注意点

FX自動売買を利用するときの注意点は、次のとおりです。

・FX自動売買には向き不向きの局面がある
・FX自動売買の設定が難しい
・基本的には取引を手動に切り替えない

FX自動売買は万能なツールではないため、注意点を理解してから利用しなければなりません。注意点を理解していれば、FX自動売買を最大限に生かせます。

FX自動売買の注意点1：FX自動売買には向き不向きの局面がある

FX自動売買には、向き不向きの局面があります。

FX自動売買は基本的にテクニカル分析をおこなって取引し、ファンダメンタルズは反映しません。また、FX自動売買ごとに特徴があり、上昇局面に強い、下落局面に強い、レンジ相場に強いなどの特徴があります。

自動売買の特徴をつかむのはFX初心者には難しいため、どの自動売買を利用するかは操作性などを重視したほうがよいでしょう。

FX自動売買の注意点2：FX自動売買の設定が難しい

FX自動売買の中には、設定が難しいものがあるため注意しなければなりません。

FX初心者の場合、設定が難しい自動売買ではなく、設定が簡単な自動売買を選択しましょう。設定が難しい自動売買の場合、設定した人の考えに反した取引結果になってしまうことも珍しくありません。

設定がうまくできずに損失を出したとしてもFXの経験にもならないため、簡単に設定できて取引結果だけを分析できるようにすることが大切です。

FX自動売買の注意点3：基本的には取引を手動に切り替えない

FX自動売買で取引するときには、基本的に手動に切り替えないようにすることが大切です。

FX自動売買は設定した条件どおり、機械的に取引を続けていくシステムです。FXに慣れてくると自動売買から手動に切り替えて取引して、損失を出してしまう人がいます。一定のルールに沿って取引する設定をしているときには、そのまま自動売買を稼働させてコツコツと利益を積み重ねたほうが良い結果が得られるはずです。

ただし、為替相場が急変しそうなときには、手動に切り替えて大きな損失を出さないようにする必要があります。FX自動売買は急激な変化に弱い傾向があるため、為替相場が大きく変動しそうなときは手動にして決済するようにしましょう。

FX自動売買を始めるための手順

FX自動売買を始めるための手順は、次のとおりです。

・証券会社を選択する
・口座開設の申し込みをする
・証券会社の審査がおこなわれる
・IDやパスワードを使いログインする
・口座に証拠金を入金する
・自動売買の設定をおこなってFXを開始する

FX自動売買を始めるには、まずFXの口座を開設しなければなりません。ここからは、FXの口座開設からFX自動売買を始めるところまでの流れを解説します。

FX自動売買を始める手順1：証券会社を選択する

FX自動売買を利用して取引するためには、まず取引口座を開設する証券会社を決定しなければなりません。

各証券会社は、それぞれの機能を持ったFX自動売買を提供しています。そのため、各証券会社の提供するFX自動売買の内容を比較する必要があります。

FX自動売買の比較をするときには、次の点を確認しましょう。

・取引コストは高くないか
・設定は簡単か
・自動売買の口コミや評判は良いか

デモトレードで自動売買を利用できるのであれば、操作性の良さや設定の簡単さなどを確認してみるのもよいでしょう。

また、証券会社によっては自動売買を利用できる口座と、できない口座が存在するケースがあるため注意しなければなりません。口座を開設するときには、希望する自動売買が利用できるものなのか確認しておくことが大切です。

FX自動売買を始める手順2：口座開設の申し込みをする

FX自動売買の比較をしたら、次に口座開設の申し込みをします。

FXを開始するには、取引口座を開設しなければなりません。FXの取引口座の開設は簡単で、証券会社の公式ホームページから口座開設手続きを開始し、必要事項の入力と必要書類を提出するだけです。

マイナンバーと本人確認の書類を提出しなければならないため、マイナンバーカードを発行していない場合、書類を2種類提出しなければなりません。例えば、マイナンバーが記載されている住民票と運転免許証などです。

提出方法は画像のアップロード、郵送があります。ただし、郵送での手続きには時間がかかるため、すぐに口座開設したいと考えているのであればアップロードの提出を優先しましょう。

FX自動売買を始める手順3：証券会社の審査がおこなわれる

口座開設の手続きが完了すると、証券会社によって口座開設のための審査がおこなわれます。

証券会社の審査では、次の内容が確認されます。

・申込者の年齢
・申し込み内容に虚偽はないか
・取引できる年収や資産があるか など

FXの口座は18歳以上の人しか開設できません。証明書との内容が違うなど、虚偽の申請がおこなわれると審査に落ちてしまいます。また、収入や資産と取引する予定の内容とのバランスが取れていない場合、審査に落ちるケースもあるため注意しましょう。

審査スピードは証券会社によって異なり、即日審査が終わるケースもあれば、審査に数週間かかるケースもあります。

FX自動売買を始める手順4：IDやパスワードを使いログインする

審査が終わったら、IDやパスワードが証券会社から届きます。

ID・パスワードは、登録したメールアドレスに届くか郵送で送られてきます。記載のID・パスワードを使ってマイページに入り、初期設定をおこないましょう。

また、取引を開始する前には取引設定も確認しておきましょう。注文単位数や各種通知など、どのような設定になっているか確認します。取引設定は取引結果に影響するため、自分の希望する内容になっているか確認することが大切です。

FX自動売買を始める手順5：口座に証拠金を入金する

口座が開設されたら、証拠金を入金します。

FXは取引額に応じた証拠金を入金しなければ取引を開始できません。証拠金は、最低でも取引額の25分の1の金額を入金する必要があります。例えば、10万円の取引をおこなう場合、4000円の入金が必要です。

ただし、最低金額の入金ではロスカットされる危険性が高いため、なるべく多くの金額を入金しておきましょう。

FX初心者は取引額の3分の1程度の証拠金があるとよいといわれているため、10万円の取引をおこなうのであれば、証拠金は約3万円ということになります。

FX自動売買を始める手順6：自動売買の設定をおこなってFXを開始する

FXの取引口座に証拠金を入金したら、次に自動売買の設定をします。

自動売買には、ストラテジーに基づいたプログラムがいくつも用意されています。自分がどのような取引をするのか明確にした上で、自動売買のプログラムを決定することが大切です。自動売買によってはプログラムを選択するときに、運用実績やプログラムのランキングが表示されるものもあるため、参考にしてもよいでしょう。

自動売買のプログラムを設定したら、通貨ペアの設定をします。

FX自動売買は急激な為替相場の変動に弱い傾向があるため、比較的安定しているメジャー通貨ペアを選択するのがおすすめです。通貨ペアを選択し注文数を確定すれば、自動売買でのFXが開始されます。

FX自動売買についてよくある質問

FX自動売買についてよくある質問は、次のとおりです。

・FX自動売買は無料で利用できますか？
・FX自動売買で得たお金は納税の対象になりますか？
・FX自動売買を利用すれば必ずもうかりますか？
・FX自動売買で詐欺にあう恐れはありますか？
・FX自動売買を使っているのにもうからない原因は何ですか？

FXを自動売買でおこないたいと考えている人も多いと思いますが、利用に関して悩みや疑問を持っている人も少なくありません。FX自動売買についてどのような悩みや疑問があるのか確認し、同じ内容で悩まないようにしておきましょう。

FX自動売買についてよくある質問1：FX自動売買は無料で利用できますか？

FX自動売買が無料で利用できるかは、証券会社によって異なります。

FX自動売買の多くは無料で提供されていますが、中には有料になっているものもあります。自動売買自体の利用は無料だとしても、自動売買を通じておこなう取引のスプレッドの差が裁量取引よりも大きくなるケースもあります。他にも裁量取引では取引手数料がかからないものの、自動売買では取引手数料がかかるケースもあるため注意しなければなりません。

また、有料の自動売買の中には、詐欺ツールが紛れ込んでいるケースがあることも知っておきましょう。

詐欺ツールが紛れ込んでいないかどうかは、証券会社が「金融商品取引業者」として登録をしているかどうかで判断できます。金融商品取引業者とは、金融商品取引法で定める業務をおこなうため、金融庁に登録された企業です。金融商品取引業者に登録されているかどうかは、金融庁ホームページ「免許・許可・登録等を受けている業者一覧」で確認できます。証券会社がきちんとした企業かどうか心配なときには、金融庁のホームページで確認してみるのもよいでしょう。

FX自動売買についてよくある質問2：FX自動売買で得たお金は納税の対象になりますか？

FX自動売買で得たお金は、納税の対象になります。

FX自動売買で得たお金は所得に該当し、所得が20万円を超えた場合（扶養に入っている人は48万円を超えた場合）、確定申告して納税しなければなりません。

FXの所得には、所得税・住民税・復興特別所得税の3つの税金が課税されます。3つの税金は分離課税であり、他の所得とは合算せずに税金が計算されます。各税金の税率は、次のとおりです。

・所得税：15％
・住民税：5％
・復興特別所得税：0.315％

FX自動売買で100万円の所得を得た場合の納税額は、次のとおりです。

・所得税：100万円×15％＝15万円
・住民税：100万円×5％＝5万円
・復興特別所得税：100万円×0.315％＝3150円
・合計納税額：20万3150円

なお、税金の計算をする元となる数字は、収入ではなく所得です。所得は、収入から経費を差し引いた金額です。FXをするのに必要な費用は経費として計上できる場合もあるため、どのような費用が経費として認められるか確認しておきましょう。

FX自動売買についてよくある質問3：FX自動売買を利用すれば必ずもうかりますか？

FX自動売買を利用しても、必ずもうかるということはありません。

FX自動売買は有名なトレーダーの取引手法などが登録されているため、FX初心者が取引するよりは勝率が高いかもしれません。しかし、必ず勝つという保証はないため、一定の損失は出ると考えておく必要があります。

為替相場は一定の動きをするわけではなく、急激に為替相場が変動したり設定したプログラムにあわなくなってしまったりします。

どのような状況のときに損失が出やすくなるのか傾向を分析し、市況によってプログラムを変更できるようにしておくことが大切です。

FX自動売買についてよくある質問4：FX自動売買で詐欺にあう恐れはありますか？

FX自動売買で詐欺にあう恐れはあります。

FX自動売買は次のような詐欺被害が起きています。

・FX自動売買を高額な費用で売りつけられた
・自動売買の解約時に返金するといわれていたが約束は守られなかった
・自動売買の購入後、販売会社と連絡が取れなくなった など

FX自動売買の被害にあわないためにも、次のような内容には気をつけましょう。

・FX自動売買は100％もうかる、損失は全額保証するというような誇大広告をしている
・FX自動売買を購入するのに多額のお金が必要である
・正規の事業者なのか確認できない など

FX自動売買にまつわる詐欺は多いため、詐欺の手口を理解しておきましょう。詐欺にあわないためにも、金融庁に登録している金融商品取引業者なのか確認するなど対策を講じておくことが大切です。

FX自動売買についてよくある質問5：FX自動売買を使っているのにもうからない原因は何ですか？

FX自動売買を使っているのにもうからないのは、次のような原因が考えられます。

・FX自動売買の検証をしていない
・FX自動売買のプログラムが相場にあっていない
・証拠金が少な過ぎる
・運用期間が短くまだ成果が出ていない
・長期間放置してしまった など

FX自動売買はどのような相場でも対応できるわけではなく、検証や設定の変更などが必要です。FX自動売買を利用したとしても、相場の変動にあわせて設定を変更できる力が必要になります。

また、証拠金が少なく自動売買を生かせていないケースもあります。証拠金の額で取引できる金額が決まるため、少ない証拠金のままだと大きな利益を得られません。

さらに、短期間でFX自動売買が使えるものか確認する人もいますが、最低1ヶ月程度は運用成果の検証を待つ必要があります。

もしFX自動売買で利益が得られない場合は、上記のような原因がないか確認し対策してみるのもよいでしょう。

FX自動売買におすすめのFX会社まとめ

FX自動売買は多くのFX会社が提供しており、それぞれで機能や得意な為替相場の局面が異なります。

FX自動売買を選択するときには、自分がFXでどのような取引をするのか決めた上で、自動売買の特徴を理解することが大切です。

FX自動売買の特徴を知るには、各自動売買の内容を比較しなければなりません。しかし、自動売買の数が多いため、比較は難しい作業です。

もしFX自動売買の比較が大変だと感じるのであれば、記事内で紹介している「おすすめのFX自動売買8選」を参考にしてみてください。各FX自動売買の特徴を、わかりやすく解説しているため比較検討の材料となります。

自分にあった自動売買を見つけ、損失を最小限に抑えつつFX取引をおこなっていきましょう。

出典

• トレイダーズ証券株式会社
• インヴァスト証券株式会社
• 株式会社外為オンライン
• 株式会社マネースクエア
• 松井証券株式会社
• 株式会社アイネット証券
• 株式会社FXブロードネット
• 金融庁 免許・許可・登録等を受けている業者一覧