更新日: 2024.06.07 その他資産運用
【金を買ってみたい!】 現物を持っておきたいけれど、家に置いておくのは不安です。投資している人は家に保管しているのでしょうか?
しかし、金を購入した場合、現物で持ちたいという気持ちと自宅保管への不安が同時に生じるものです。実際に金を所有している投資家たちは、その金をどのように保管しているのでしょうか?
本記事では金投資における現物保管のメリットとデメリット、自宅保管の不安要素、そして投資家がよく利用する賢い保管方法について詳しく解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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多くの人が金投資に関心を示している
マレーシアでコンサルティング事業を展開しているUeda Keisho Corp.は、日本における金投資に関する実情や関心度を調査しました。
調査の結果、30~50代の男女2000人の回答者のうち、51%が金投資に関心を持っていることが明らかになっています。18%はすでに投資しており、33%は投資に関心がありますが、関心がないと回答した人は49%でした。
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金投資における現物保管のメリットとデメリット
金投資における現物保管のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
・所有権
金の現物を直接所有することができます。これにより、金そのものの価値を保持し、金価格の変動に直接影響を受けることができます。
・コスト節約
金の現物を保有することで、管理費や手数料など、他の金融資産や不動産と比べて発生するコストを節約することが可能です。
デメリット
・盗難リスク
自宅などで金の現物を保管する場合、盗難や紛失のリスクがあります。
・保管コスト
金の現物を安全に保管するためには、耐火金庫などの保管設備や保険など、追加のコストが発生する可能性があります。
・流動性
金の現物を売却する際には、市場価格に影響を受けるため、必要な時に適切な価格で売却できない可能性があります。
金の保管方法
金の現物保管には以下のような方法があります。
・自宅金庫で保管
自宅に耐火・耐水金庫を設置し、その中に金を保管する方法です。金庫に金を保管しておけば、いつでも金を手に取って眺めることができます。ただし、金庫そのものを盗まれるリスクがあります。
・貸金庫で保管
銀行の貸金庫に金を預ける方法もあります。貸金庫であれば、金庫そのものが盗難に遭うリスクはありません。貸金庫を借りるには費用がかかります。
・金の保管サービスを利用
金を購入する業者が行っている保管サービスを利用する方法もあります。保管サービスでは、保管する口座の開設や年間手数料などがかかることがあります。会社によっては、盗難保険をかけてくれている場合もあり安心です。
・純金積立で預かってもらう
金地金を買わずに純金積立で金を購入する方法もあります。純金積立の場合には、金を積み立てて購入する仕組みのため、自動的に金を預けることになります。購入手数料や年間手数料などのコストは必要になりますが、保管する必要はありません。
金を買うなら長期保有を
金は長期的に上昇する可能性が高いといわれています。金を保有することで、さまざまなリスクに対する備えとなるだけでなく、将来のために有益です。
しかし、将来のために金を購入しすぎると、他の資金が不足する可能性もあります。
また、金を現金に換えることは簡単ですが、相場の状況によっては損をする可能性もあるため、注意が必要です。将来を見越して金を長期保有する場合は、生活費の余剰資金を使って、無理のない範囲で購入することがおすすめです。
購入した金の保管方法はさまざま
購入した金の保管方法は人によってさまざまです。金を購入する際には、保管方法についても考えることが重要です。
自宅で保管する場合でも、貸金庫や専門の保管サービス、または金の積立サービスを利用する場合でも、それぞれにはメリットとデメリットがあります。自分に合った方法を選ぶためには、それぞれの特徴を理解し、自身のニーズやリスク許容度に合った選択をすることが大切です。
出典
Ueda Keisho Corp. インフレと不透明な時代の金投資に関するアンケート調査(PRTIME)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー