更新日: 2024.12.02 その他資産運用

SNSで「2025年の仮想通貨・ビットコインは爆上げ」という投稿を見かけます。トランプ氏の就任も追い風らしいですが、なぜ「値上がり」すると分かるのでしょうか?

SNSで「2025年の仮想通貨・ビットコインは爆上げ」という投稿を見かけます。トランプ氏の就任も追い風らしいですが、なぜ「値上がり」すると分かるのでしょうか?
仮想通貨(暗号資産)の代表格であるビットコインの価格は、2021年の急騰のあとに低迷期や回復期を経て、2024年11月の現在は1ビットコイン=1000万円を大きく超えています。
 
このビットコイン価格が2025年にはさらに高騰するという話を、SNSでひんぱんに見かけますが、なぜ上がる可能性があるのでしょうか。
 
本記事ではビットコインの現状と、2025年に高騰すると考えられる理由について紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

トランプ氏の当選で盛り上がる「仮想通貨」

2024年11月6日、ドナルド・トランプ氏が当選を確実にして米国大統領に返り咲きが決まりましたが、これを契機に仮想通貨が一層の盛り上がりを見せています。
 
実際、11月21日には国内の大手暗号資産交換業者で、初めて1ビットコイン=1500万円台を付けています。
 
仮想通貨が値上がりした原因として考えられるのがトランプ氏の返り咲きで、「暗号資産支持派」として知られるトランプ前大統領が勝利したことで、仮想通貨や関連ビジネスが活性化する期待感が、ビットコイン相場を押し上げた要因として考えられます。
 

【PR】資料請求_好立地×駅近のマンション投資

【PR】J.P.Returns

おすすめポイント

・東京23区や神奈川(横浜市・川崎市)、関西(大阪、京都、神戸)の都心高稼働エリアが中心
・入居率は99.95%となっており、マンション投資初心者でも安心
・スマホで読めるオリジナルeBookが資料請求でもらえる

2025年は仮想通貨のさらなる値上がりが期待される! その理由とは?

すでに過去最高の価格を更新したビットコインをはじめとした各種仮想通貨ですが、2025年にはさらに大きく値上がりするのではないかと話題を呼んでいます。
 
ではなぜ、2025年はビットコインがさらに上昇するのか、その理由としては以下の2つが考えられます。
 

2024年にビットコインは半減期を迎えたため

2025年のビットコインが高騰するとされる要因の1つが「半減期」です。
 
ビットコインは2024年に半減期をすでに迎えています。半減期を経ると市場に供給されるビットコインの量が少なくなることで希少性が上がり、価格が上昇するとされます。
 
半減期とは、マイニング(新たなブロックを生成した報酬として仮想通貨を手に入れる行為のこと)で得られる報酬が半分になる時期のことです。ビットコインは、マイニングによって得られるビットコインが一定年数(4年周期)で半減するように設計されています。
 
報酬が半減するとマイニングに参加する人が減るため、市場に供給されるビットコインが減ります。流通量が減ると希少性が上がるため、価格が上昇する傾向になります。
 
実際、前回の半減期があったのは2020年で、この翌年(2021年)は1月2日に1ビットコイン=約330万円だった価格が、同年11月には730万円と2倍以上に上昇しています。
 
過去の半減期でも、その翌年に大きく価格が上昇した実績もあります。そのため、2024年の半減期の翌年の2025年も上昇が期待できるというわけです。
 

ビットコインETFが承認されたことも追い風

2024年1月、アメリカでビットコイン現物のETFが上場したことも、仮想通貨にとって追い風です。ビットコインETFは、ビットコインの価格に連動した上場投資信託を指します。
 
ビットコインの価格に連動するビットコインETFを購入すると、間接的にビットコインに投資をすることになります。
 
ETFの購入以外でビットコインに投資をするためには、仮想通貨取引所に口座を開設しなければなりません。通常の証券口座とは違った手続きが必要になるだけでなく、過去に仮想通貨のハッキングがあったことからセキュリティを心配する人も少なくありません。
 
ビットコインETFは、株式や債券のように容易に市場で取引できるため、これまで仮想通貨を取引してこなかった株式投資家でも投資するハードルが下がり、より多くの人がビットコインに投資することが期待できます。そのような背景から、ビットコインETFの上場は、仮想通貨の上昇に好影響を与えるとされています。
 

まとめ

2025年は、仮想通貨を支持するトランプ氏の就任や、2024年に半減期を迎えたビットコインの需要が高まって価格に影響する期待感から、2025年のビットコインや仮想通貨は大きく上昇するとされています。
 
ETFについては2024年11月現在、国内での取り扱いが認められていませんが、今後は日本でもETFが承認されてさらなる値動きにつながる可能性もあります。
 
仮想通貨の業界は動きが速いため、興味がある人は毎日の関連ニュースに注目していきましょう。
 

出典

Nomura Research Institute (NRI) SECがビットコインの現物ETF(上場投資信託)を承認
SBI証券 当社追加採用不可銘柄につきまして
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集