「個人向け社債」を購入している人はかなり稼ぎがある?最低購入単位は100万円程度!?

配信日: 2025.03.14

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「個人向け社債」を購入している人はかなり稼ぎがある?最低購入単位は100万円程度!?
近年はさまざまな投資の方法があるようですが、中でも安全性の高い投資対象として「個人向け社債」が注目を集めています。
 
個人向け社債とはどのようなものなのか、よく知らないという人もいるでしょう。
 
本記事では、個人向け社債を購入するメリット・デメリットともに、最低購入単位についてもご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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「個人向け社債」とは?

企業が事業資金を調達することを目的として発行する債券のことを「社債」といいます。機関投資家向けに発行される社債は最低でも1億円程度はするようですが、個人向け社債は個人投資家を対象として発行されるもので、100万円程度から購入することが可能です。
 
社債とは簡単にいうと、企業が投資家にする「借金」のことであると考えていいでしょう。投資家は社債の購入という形で企業にお金を貸し、企業は決まった利息を支払い、償還日に元本を返済するという仕組みです。
 
金融機関以外からも資金の提供を受けられるため、近年は個人向け社債を発行する企業が増えているといわれています。
 
今回の事例では「個人向け社債を購入している友人がいる」ということですが、個人向け社債は償還までの期間が3年や5年など短いものが多いようなので、最低購入単位である100万円ほどのお金を用意でき、かつ、数年は預けても問題のない経済的状況であったと考えていいでしょう。
 

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個人向け社債のメリット

計画的な運用がしやすいという点では、社債と定期預金は似ているといえるでしょう。ただし、社債は定期預金に比べて金利が高く設定されているケースが多いようです。そのため、受け取れる利息の金額が大きくなる可能性があります。
 
また、社債は発行元である企業が倒産しない限り、基本的には投資した元本が戻ってきます。投資信託や株式などに比べて元本割れのリスクが低い点も、メリットといえるでしょう。
 
あらかじめ金利が決められているので、最終的にどのくらいの利息収入を得られるかが分かり、運用計画を立てやすいはずです。
 

個人向け社債のデメリット

一方デメリットとしては、リスクもあることが挙げられます。
 
まず、発行元である企業が倒産した場合には利息が支払われないだけでなく元本も戻ってこない可能性があります。また、金利の変動によって社債の市場価値も変動するため、状況によっては値下がりにより損をすることになるおそれもあるでしょう。社債は途中で換金することも可能ですが、市場環境によっては換金性が低くなることもあり得ます。
 
こうしたリスクがあることも理解したうえで、個人向け社債の購入を検討した方がいいでしょう。
 

個人向け社債のリスクを回避するには?

個人向け社債を購入するうえで、考えられるリスクを回避するための対策についても確認しておきましょう。
 
まず、発行元である企業が倒産する可能性があるかどうかを見極めるために、企業の事業内容や財政状況をチェックしておくことをおすすめします。格付機関がその企業の信用度を評価した「格付け」が付与されている債券もあるので、目安として確認しておくのもいいでしょう。
 
また、日本証券業協会では「個人向け社債等の店頭気配情報」を発表しています。流通市場における社債の参考価格情報を知ることができるため、実際に取引を行う際の参考にすることが可能です。
 

個人向け社債の最低購入単位は「100万円ほど」とされているので、投資に回せる経済的状況であると考えられる

企業が発行する債券を「社債」といいますが、その中でも個人投資家を対象に小口で購入できるようにしたものが「個人向け社債」です。
 
個人向け社債は最低購入単位が「100万円ほど」とされているため、今回の事例のように「購入した友人がいる」ということであれば、投資に回せるだけの経済的状況であったと考えられるでしょう。
 
個人向け社債について気になっているのであれば、購入する際はメリットだけでなくリスクもあることを確認しておくことをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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