投資初心者におすすめの“6つの投資先”とは?少額から始められる方法も紹介!

配信日: 2025.07.24
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投資初心者におすすめの“6つの投資先”とは?少額から始められる方法も紹介!
個人の資産を増やすためには、時として投資を行う必要があります。投資にはさまざまな種類がありますが、個人として行うことのできる投資にはどんな種類があるのでしょうか。
 
本記事では、それらの特徴について説明していきます。
浦上登

サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー

東京の築地生まれ。魚市場や築地本願寺のある下町で育つ。

現在、サマーアロー・コンサルティングの代表。

ファイナンシャル・プランナーの上位資格であるCFP(日本FP協会認定)を最速で取得。証券外務員第一種(日本証券業協会認定)。

FPとしてのアドバイスの範囲は、住宅購入、子供の教育費などのライフプラン全般、定年後の働き方や年金・資産運用・相続などの老後対策等、幅広い分野をカバーし、これから人生の礎を築いていく若い人とともに、同年代の高齢者層から絶大な信頼を集めている。

2023年7月PHP研究所より「70歳の現役FPが教える60歳からの「働き方」と「お金」の正解」を出版し、好評販売中。

現在、出版を記念して、サマーアロー・コンサルティングHPで無料FP相談を受け付け中。

早稲田大学卒業後、大手重工業メーカーに勤務、海外向けプラント輸出ビジネスに携わる。今までに訪れた国は35か国を超え、海外の話題にも明るい。

サマーアロー・コンサルティングHPアドレス:https://briansummer.wixsite.com/summerarrow

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株式投資

株式投資では、企業の株を購入することで、その企業の所有する権利の一部を保有することができます。それにより、株価の上昇による値上がり益(キャピタルゲイン)や配当金(インカムゲイン)を得られる場合があります。
 
株式投資は高いリターンが期待できる一方で、価格変動が大きく、元本割れのリスクもあります。また、投資先の企業の業績や経済の動向に影響されやすく、きめ細かな情報収集が必要になります。
 

債券投資

債券投資は国や企業にお金を貸し、その利息を受け取るものです。比較的リスクが低く、安定した収益が見込めるのが特徴です。
 
特に国債などは安全資産とされますが、株式に比べてリターンは低く、投資先の国によっては発行体が破綻するリスクもゼロではありません。また、市場金利の変動によって債券価格が上下する点にも注意が必要です。
 

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投資信託への投資

投資信託は、多くの投資家から資金を集めて、運用の専門家が株式や債券などに分散投資する仕組みです。少額から始められ、分散投資によるリスク軽減が可能です。初心者にも向いていますが、信託報酬などの手数料がかかり、運用状況によっては元本割れもあり得ます。
 
環境関連株やIT関連株などテーマ別の株式を運用するものや、S&P500など米国市場全体に連動する投資信託もあります。それぞれの目的に応じて、具体的な投資対象を選ぶ必要があります。
 

不動産投資

不動産投資は、物件を購入して家賃収入や売却益を得る方法です。安定した収入が見込める場合が多く、インフレに強い実物資産としての特性があります。ただし、初期費用が高く、空室リスクや修繕費などのコストも発生します。また、立地や管理によって収益性が大きく左右されます。
 
さらに、不動産投資は現物への投資なので、物件の選択、買付ローンやその抵当権の設定、仲介業者の介入など投資に関連する手間がかかり、かつ換金に時間がかかります。
 
その手間を節約したのが、REIT(不動産上場投資信託)です。これは不動産投資を証券化することで、流動性を高め株式のように売買可能にした金融商品です。REITは他の不動産投資よりも売買をしやすくしていますが、投資対象は不動産なので、基本的に不動産市場とともに価格は上下することになります。
 

金への投資

金(ゴールド)や原油などのコモディティ(商品)投資もあります。金はインフレや経済不安時に価値が上がりやすく、他資産と相関が低いため、分散投資に有効です。ただし、配当や利息がないのが難点です。
 
また、金の価格は一般に、株式の価格との逆相関関係があります。例えばリーマンショックなどの株価下落時にはかえって上昇するなどの傾向があるので、リスクヘッジのための手段としても使うことができます。
 

仮想通貨への投資

仮想通貨への投資は、ビットコインやイーサリアムなどに投資する方法を指します。高いリターンが期待できる一方で、価格変動が激しく、法的整備も不十分なため、投機性が非常に高い点に注意が必要です。
 

まとめ

これらの投資にはそれぞれ特徴があり、万能な手段は存在しません。自分のリスク許容度や資産状況に応じて、複数の投資手法を組み合わせる「分散投資」が有効です。無理のない範囲で始め、少しずつ知識と経験を積み重ねていくことが、長期的な資産形成への近道ということができます。
 
執筆者 : 浦上登
サマーアロー・コンサルティング代表 CFP ファイナンシャルプランナー

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