家族そろって「お寿司好き」のわが家。「くら寿司」のお食事券が“1万円以上”欲しいのですが、最低でも“140万円以上”投資しないといけないって本当!?

配信日: 2025.11.02
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家族そろって「お寿司好き」のわが家。「くら寿司」のお食事券が“1万円以上”欲しいのですが、最低でも“140万円以上”投資しないといけないって本当!?
寿司は幅広い世代に愛される料理の一つであり、家族で外食に行く際にもよく選ばれます。少しでもお得に食事するために、寿司屋の株を購入し、食事券をもらおうとしている方もいるかもしれません。
 
本記事では、株主優待券を受け取るために必要な株数や寿司好きな方へおすすめする株主優待などを解説します。
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「くら寿司」では保有株数に応じた優待券を毎年7月に送付している

くら寿司では、保有株数に応じた優待券を毎年7月に送付しています。2024年12月に廃止が発表されましたが、多くの株主からの要望があったため、2025年も実施することになりました。
 
2025年分については4月30日に権利が確定し、7月10日に発送されます。前年度までは電子チケットも選択できましたが、2025年は紙のチケットで統一されているようです。
 
くら寿司株式会社は、電子チケットについては利便性を高め、改めて導入を検討すると発表しているため、今後も保有株数に応じた優待券が発行される可能性があります。
 

今年の「優待券」を受け取るためには4月末時点で「127万円分」が必要だった

くら寿司の優待券は所有株式数によって金額が異なります。例えば1万円分以上の食事券が欲しい場合、400株以上が必要です。
 
権利が確定する2025年4月30日時点での終値はおおよそ3165円だったため、その時点では約126万6000円以上必要でした。9月末時点での終値は約3400円だったため、現在は約136万円以上の投資が必要です。
 

お寿司好き家族におすすめの「株主優待」3選

株主優待券で寿司用の食事券がもらえる株式会社はくら寿司以外にも存在します。具体的には、以下の3社です。


・スシロー:株式会社FOOD&LIFE COMPANIES
・はま寿司:株式会社ゼンショーホールディングス
・魚べい:株式会社Genki Global Dining Concepts(旧・元気寿司)

この3社は、中間期末の3月と期末の9月の2回にわたり、利益確定の機会を設け、優待券を配布しています。例に挙げた寿司チェーン店以外にも店舗経営を行っており、グループ内であれば株主優待の食事券の使用が可能です。
 
表1にて、1万円分以上の食事券を得るために必要な最低保有株数と、9月末時点での終値に基づく投資必要金額をまとめました。
 
表1

1万円分以上の食事券がもらえる保有株数 9月末時点での終値に基づく必要金額
株式会社FOOD&LIFE COMPANIES 800株(2回合わせて1万3200円分) 618万9600円
株式会社ゼンショーホールディングス 500株(2回合わせて1万2000円分) 483万6000円
株式会社Genki Global Dining Concepts 1000株(2回合わせて1万5000円分) 336万円

※参考資料を基に筆者作成
 
1万円分以上の食事券が欲しい場合、これらの企業への投資は一般的に数百万円のまとまった資金が必要となることが多いです。投資をする際は、株主優待の内容や購入予算などを考慮して会社を選びましょう。
 

まとめ

食事処の株を保有することで、保有数に応じた金額の食事券がもらえる可能性があります。くら寿司だけでなく、スシロー・はま寿司・魚べいなどでも株主優待券で寿司用の食事券をもらえます。
 
株価は変動するため、実際に必要な投資額は時期によって前後するということを念頭に置き、優待目的で投資する際は、年に何回もらえるか、何株でいくら分の食事券がもらえるかなどを比較して選びましょう。
 

出典

くら寿司株式会社 株主優待情報
くら寿司株式会社 株主優待制度の再導入に関するお知らせ
株式会社FOOD&LIFE COMPANIES 株主優待割引券について
株式会社ゼンショーホールディングス 株主優待
株式会社Genki Global Dining Concepts 株式情報
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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