【マクドナルド】株主優待で、毎月「バーガー・ポテト・シェイク」を食べている友人。「安定してておすすめ」とのことですが、実際お得なのでしょうか? 必要な“投資金額”も確認
バーガー類、ポテト、ドリンクなどを好きな組み合わせで引き換えられる優待内容は、普段からマクドナルドを利用する家庭にとって実感しやすいメリットといえるでしょう。
本記事では、マクドナルドの株主優待の内容、投資額の目安、そして過去10年の株価推移について解説します。
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など
マクドナルドの株主優待内容
マクドナルドの100株以上保有の株主に対する株主優待は、1冊で合計18枚の引換券がセットになった優待食事券です。内訳は次の通りです。
・バーガー類引換券:6枚
・サイドメニュー引換券:6枚
・ドリンク引換券:6枚
それぞれが1枚ずつ使えるため、引換券を1枚ずつ使えば、バーガー、ポテト、シェイクのセットも楽しめます。これが年2回届くため、年12セット分となり、実質的に月1回の無料セットが手に入る仕組みです。
ちなみに、保有株数が増えると優待内容も充実していき、300~499株で3冊(年6冊)、500株以上で5冊(年10冊)となっています。
なお、優待を受けるには、継続して1年以上保有が必要な点には注意が必要です(1年以上=6月30日および12月31日時点の権利確定日に3回以上連続して100株以上の保有が記載されている状態)。
株主優待をもらうために必要な投資金額
株主優待の条件である、100株購入するための資金がいくらか見ていきましょう。
2026年1月時点のマクドナルドの株価は約6000円ですので、100株買うには約60万円かかります。つまり、約60万円の投資で、年間12セット(=月1セット相当)の優待を受け取れる計算です。
仮に1セットを800~1000円とすると、年間の優待価値は約1万円前後です。この場合、利回りは優待だけで約1.8%前後となり、配当利回り(0.9%程度)を加えるとトータルで約2.7%となります。
極端に高利回りではないものの、優待の実用性が高く、安定重視の投資として人気があります。
株価は10年でどう変化?
マクドナルドの株価は、過去約10年で大きく伸びています。具体的には次の通りです。
・2015年ごろ:約2500円
・2026年現在:約6000円
このように、10年間で約2.4倍の上昇で、長期的には高い成長を示しています。
成長の背景には、次のような要因が考えられます。
・都市部、郊外問わず強い集客力
・値上げ後も大きく客足が落ちないブランド力
・モバイルオーダーや営業時間見直しなどの効率化
・家計の外食需要の底堅さ
業績、株価ともに「急成長を狙う銘柄」ではなく、安定成長と優待の組み合わせを享受するタイプの銘柄といえるでしょう。
マクドナルドの株を100株以上買うのにおすすめの人
マクドナルドの株主優待は、利用頻度や投資スタイルによって魅力の感じ方が大きく変わります。特に、普段からマクドナルドを利用する機会が多い家庭では、優待をそのまま日々の外食費の節約として活用できる点が大きなメリットです。
また、株価の急騰を狙うタイプではなく、優待と配当を長期的に受け取りながら安定して保有したい投資家にも向いています。外食企業の中では業績のぶれが比較的小さく、生活に身近なブランドであることから、初心者にとっても企業イメージがつかみやすい点が特徴です。
一方、優待利回りはそこまで高くないため、「優待中心でゆるやかに保有する」スタイルが合う銘柄と言えるでしょう。
まとめ
マクドナルドの株主優待は、100株の保有で年間12セット分の食事を受け取れるため、家計にとって実感しやすいメリットがあります。投資額は約60万円と決して小さくはありませんが、活用の仕方によっては日々の外食費を継続的に抑えられる制度です。
また、株価は過去10年でおよそ2倍以上と堅調に推移しており、優待と配当を組み合わせた長期保有とも相性の良い銘柄といえます。優待の実用性を重視しつつ、生活に身近な企業で投資を始めたい人にとって、検討する価値のある選択肢といえるでしょう。
出典
日本マクドナルドホールディングス株式会社 IR情報 株主優待・配当金
執筆者 : 三浦大幸
2級ファイナンシャルプランニング技能士/日商簿記3級/第一種衛生管理者/証券外務員/英検2級など
