銀行に「退職金1000万円」を“退職金定期預金へ”と勧められた! NISAも気になるのですが「年利3%×10年」だと、いくらになりますか? それぞれの金額を比較

配信日: 2026.03.02
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銀行に「退職金1000万円」を“退職金定期預金へ”と勧められた! NISAも気になるのですが「年利3%×10年」だと、いくらになりますか? それぞれの金額を比較
老後を充実させるために、退職金を上手に活用したいと考える人もいるでしょう。退職金を受け取ったあと、銀行から金利が優遇される「退職金定期預金」を勧められるケースも少なくありません。
 
一方、現在は「NISA」も有力な資産運用の選択肢となっています。本記事では、10年間運用した場合の差額を試算するとともに、それぞれの注意点やリスクについて解説します。
 
※本記事の内容は2026年2月執筆時点の内容です
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退職金にはお得な“定期預金プラン”が用意されているケースも

大手信託銀行などでは、退職金を活用した定期預金プランを用意しているケースが存在します。
 
三井住友信託銀行株式会社の「スーパー定期」「新型定期預金<グッドセレクト(固定型)>」では、退職者:1契約500万円以上、もしくは退職予定者:1契約100万円以上を預け入れすることで、3ヶ月間で2.0%の年利が適用されます。
 
三菱UFJ信託銀行株式会社では「ご退職者特別プラン」として、1000万円以上1億円以下の定期預金を行うと、6ヶ月コース・3年コースともに、1.2~1.4%の年利が適用されます。
 
株式会社みずほ銀行では「退職金特別金利円定期預金」が用意されており、1000万円以上の退職金であることを条件に、3ヶ月間で最大2.2%の年利が適用されるプランとなっています。
 
なお、上記で得られる利息ですが、全てのプランで金利分がすべてもらえる訳ではなく「預入金額×金利(年利)×適用月数/12(ヶ月)」で求められる金額から、税金の20.315%を差し引いたものがおおよその手取りの利息になります。
 
また、上記金利の適用は当初預入期間の1回限りであり、それ以降は満期時点の通常の店頭表示金利が適用されるようです。適用条件は銀行ごとに異なるため、Webサイトなどで確認しましょう。
 

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“1000万円の退職金”を「定期預金」に10年預け入れるといくらになる?

ここでは某大手銀行で、1000万円を定期預金に10年預けた場合を想定し利息を試算しましょう。
 
2026年2月27日時点で、同銀行の定期預金の金利は、1000万円以上を10年間預け入れた場合、年利が0.9%です。この条件で試算すると、満期時の税引き後利息は71万7559円という結果になります。
 
2026年2月27日時点、同社では退職金専用の定期預金プランは取り扱っていません。しかし、特別なプランを利用しなくても、10年間預け入れることで70万円以上の利息が発生する計算になります。
 

“1000万円の退職金”を「NISA」で10年運用するといくらになる?

次に、1000万円をNISAで10年間運用した場合を考えましょう。今回は、退職金を分割して毎月積み立てていくと仮定し、10年間の元本が約1000万円になるよう、毎月の積立金額を8万3000円、想定利回りを3%に設定します。
 
この条件で試算すると、10年後には元本が996万円、運用収益が約161万円となり、運用資産額の合計は約1157万円となります。
 
シミュレーションではありますが、160万円以上の運用収益が発生する可能性があるため、NISAは定期預金と比較すると運用収益が出やすい資産の運用方法といえそうです。ただし、NISAでの投資は、運用実績によっては元本割れをするリスクがあることも覚えておきましょう。
 

まとめ

10年間の試算では、NISAで運用したほうが定期預金よりも収益が大きくなる結果となりました。しかし、NISAには元本割れのリスクがあるため、一概に「こちらのほうがお得」と断言することはできません。
 
退職金専用の定期預金は、期間限定とはいえ、高い利息を得やすいメリットがあります。許容できるリスクを考慮し、効果的な運用を目指しましょう。
 

出典

三井住友信託銀行株式会社 退職金特別プラン ご退職予定者向け特別プラン 定期預金コース
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株式会社みずほ銀行 退職金特別金利円定期預金
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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