友人がNISAで5年で70万円の利益が出たと話していました。5年で70万円って、どれくらいの利回りなのでしょうか?現実的な利回りですか?

配信日: 2026.03.27
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友人がNISAで5年で70万円の利益が出たと話していました。5年で70万円って、どれくらいの利回りなのでしょうか?現実的な利回りですか?
NISA(少額投資非課税制度)を利用して資産運用を始める人は年々増えています。
 
金融庁によると、NISA口座数は2025年12月末時点で2826万口座に達しており、多くの人が資産形成の手段として活用されています。周囲から「数年で利益が出た」という話を聞くと、自分も同じように利益を出せるのか気になる人も多いでしょう。例えば「5年で70万円の利益が出た」という場合、それはどの程度の利回りなのでしょうか。
 
本記事では、具体的な利回りの考え方や現実的な水準について解説します。
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5年で70万円の利益はどれくらいの利回り?

「5年で70万円の利益」といっても、元本によって利回りは大きく変わります。利回りとは、投資した金額に対してどれだけ利益が出たかを示す割合のことです。
 
例えば、元本が300万円だった場合、5年間で70万円増えたことになります。これは単純計算で約23%の増加で、年平均にすると4〜5%程度の利回りです。もし元本が200万円なら利回りはさらに高くなり、5年間で約35%、年平均で7%前後の運用成果となります。
 
このように、同じ「70万円の利益」でも投資額によって評価は大きく変わります。一般的に、長期投資では年率3〜7%程度のリターンが一つの目安とされることが多く、この範囲であれば比較的堅実な運用結果といえるでしょう。
 

NISAでの運用利回りの一般的な目安

NISAは税制優遇制度であり、運用益が非課税になる点が特徴ですが、投資そのものの利回りが保証されているわけではありません。実際の利回りは投資先によって大きく異なります。
 
例えば、世界株式インデックスファンドなどの長期平均リターンは、年率4〜7%程度といわれることが多いです。もちろん年ごとにプラスとマイナスを繰り返すため、毎年同じリターンが得られるわけではありませんが、長期で見るとこの程度の水準に落ち着くケースが多いとされています。
 
そのため、もし5年間の運用で年平均4〜6%程度の利回りが出ているなら、決して特別に高すぎる成果ではなく、比較的現実的な範囲といえるでしょう。むしろ、堅実に資産形成ができている可能性が高いと考えられます。
 

投資成果は運用期間や市場環境で大きく変わる

投資の結果は、元本や利回りだけでなく、運用期間や市場環境にも大きく左右されます。例えば、株式市場が大きく上昇した時期に投資していた場合、平均以上のリターンになることも珍しくありません。
 
近年は世界的な株式市場の成長もあり、インデックス投資であっても短期間で高いリターンが出たケースもあります。一方で、市場が下落する局面では、同じ投資方法でも利益が出ない、あるいは元本割れになることもあります。
 
そのため、5年間で70万円の利益が出たとしても、それが今後も続くとは限りません。投資では短期の成果だけで判断するのではなく、長期的な視点で資産形成を考えることが重要です。
 

NISAで資産形成を行う際に意識したいポイント

NISAを活用した資産形成では、短期的な利益よりも長期的な積み立てと分散投資が重要です。特に、つみたて投資枠などを利用して定期的に投資を続けることで、市場の変動リスクを分散できます。
 
また、利回りばかりを追い求めると、リスクの高い投資に偏る可能性もあります。一般的には、低コストのインデックスファンドなどを活用し、長期的にコツコツと積み立てる方法が多くの投資初心者に向いているとされています。
 
NISAは税制面で大きなメリットがありますが、投資である以上リスクは存在します。無理のない金額で続けること、そして長期的な視点で資産形成を考えることが、安定した運用につながるでしょう。
 

5年で70万円の利益は十分現実的な水準

友人がNISAで5年で70万円の利益を出したという話は、元本によりますが年率にすると4〜6%程度の利回りになるケースが多く、決して珍しい数字ではありません。世界株式などの長期平均リターンと比べても、現実的な範囲に収まることが多いでしょう。
 
ただし、投資の成果は市場環境やタイミングによって大きく変わります。短期の利益だけに注目するのではなく、長期的な資産形成の視点でNISAを活用することが重要です。
 

出典

金融庁 NISAの利⽤状況(速報値)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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