「デポジット型クレジットカード」って何？どんな特徴がある？メリットとデメリットが知りたい！

キャッシュレス化が進む中、クレジットカードを作り、日頃から利用する人も増えているようです。しかし、クレジットカードを作るためには審査に通過しなければなりません。さまざまな理由から、審査に通らない人や審査への不安を抱く人がいるでしょう。

そのような人に知ってもらいたいのが「デポジット型クレジットカード」です。この記事では、デポジット型クレジットカードについて、特徴やメリット・デメリットなどを解説します。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 デポジット型クレジットカードとは
2 デポジット型クレジットカードはこんな人におすすめ
3 デポジット型クレジットカードのメリット・デメリット
4 多くの人が審査に通りやすいデポジット型クレジットカード

デポジット型クレジットカードとは

デポジットは「保証金」や「預かり金」を意味する言葉です。つまり、デポジット型クレジットカードとは、保証金を預けることで作れるクレジットカードを指します。保証金は、デポジット型クレジットカードを発行しているカード会社へと預けます。

利用限度額はデポジットの金額

デポジット型クレジットカードの利用限度額は、カード会社へと預ける保証金と同額です。クレジットカード会社ごと、あるいはカードの種類ごとに限度額が定められているので、申し込み前に確認しましょう。

保証金は解約時に返ってくる

契約時にクレジットカード会社へと預け入れた保証金は、解約時に返金されます。ただし、解約の申し込み後、カード会社規定の支払い期限までに支払いができなかった場合は、保証金から未払い分が引かれ、残りが返金される仕組みです。

デポジット型クレジットカードはこんな人におすすめ

デポジット型クレジットカードの利用により、保証金を預けることで多くの人がクレジットカードを持てるようになるでしょう。特に、利用をおすすめする人の特徴を紹介します。

過去に支払いが遅れたことのある人

クレジットカードを含め、ローンなどの支払いを過去に延滞したことがある人、あるいは、今現在も未払い分がある人におすすめです。保証金を事前に預かることで、カード会社はリスクを抑えられます。

初めてクレジットカードを持ちたい人

若い年代であれば、初めてのクレジットカード審査のハードルは、そこまで高くはありません。しかし、30代や40代以降まで現金主義で、ローンを組んだ経験もなければ、審査に通らない可能性があります。カード会社が、借り入れに対する返済実績を確認できないためです。30代以降で初めてクレジットカードを持ちたいと考えている人も、検討する価値があるでしょう。

審査通過のハードルが高い人

そのほか、安定した収入を得られていない人やフリーランスの人など、審査通過のハードルが高いと心配している人にもおすすめです。基本的には、保証金を用意できればデポジット型クレジットカードは作れます。特に、通常のクレジットカードの審査に何度も落ちてしまっている人は、検討する価値があるでしょう。

デポジット型クレジットカードのメリット・デメリット

デポジット型クレジットカードには多くのメリットがありますが、デメリットや注意点もあります。ここでは、主なメリットとデメリットを紹介します。

メリット

デポジット型クレジットカードは、通常のクレジットカードとまったく変わらない使い方が可能です。また、券面のデザインも通常のカードとの見分けがほとんどつきません。よほど詳しい人でなければ、デポジット型クレジットカードとは気づかないでしょう。利用時に、店舗側にデポジット型であることも伝わらないので安心です。

デメリット

デポジット型とはいえ、無審査ではない点には注意が必要です。通常のクレジットカードと比べると審査通過のハードルは低いものの、信用情報の内容によっては、審査に通らないケースもあります。

また、デポジット型クレジットカードは、基本的にキャッシングに対応していません。ショッピング専用カードである点も認識しておきましょう。

なお、カード会社によりますが、利用限度額の低いタイプでも、発行手数料や年会費が必要な場合がある点も要注意です。

多くの人が審査に通りやすいデポジット型クレジットカード

カード会社に利用限度額と同額の保証金を預けることで作れるのが、「デポジット型クレジットカード」です。通常のクレジットカードを作りづらい人でも審査に通る可能性が高まります。未払いがなければ、保証金は全額、解約時に返金されるので心配はいりません。

キャッシング機能のついていないカードが大半である点には注意が必要ですが、ショッピングであれば、通常のクレジットカードとまったく同じように使用できます。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー