更新日: 2023.12.31 クレカ

リボ払いをやめたくてカード会社へ連絡。しかしその後もリボ返済が続いています。払い終わるまでリボから脱出できないのでしょうか？

この記事は約 6 分で読めます。

クレジットカードには複数の支払方法があり、そのうちの一つが事前に決めた一定金額を支払っていくリボ払いです。毎月の支払額をおさえられる方法ですが、利用の仕方によっては返済が長期化しやすいため注意しなければなりません。

また、クレジットカードの支払方法をリボ払いにする方法は複数あり、そのうちリボ専用カードを使っている、自動リボ設定を解除しないままでいるとリボ払いが継続する点にも注意が必要です。

本記事では、クレジットカードのリボ払いをはじめ、リボ払いの注意点なども解説しますので参考にしてください。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 クレジットカードのリボ払いとは？
2 クレジットカードの支払方法をリボ払いにする方法
3 クレジットカードのリボ払いの注意点
4 リボ払いには十分注意が必要！よく確認をして利用しよう

クレジットカードのリボ払いとは？

リボ払いとは、利用金額や利用件数は関係なく、事前に決めた一定額を支払う方法です。以下の3種類に分類され、自分に合ったペースで支払いを行えます。

・元利定額方式：常に一定額を支払う方法で毎月の一定の支払金額にリボ払い手数料を含めて支払う
・元金定額方式：常に一定額を支払う方法で毎月一定の支払額にリボ払い手数料を上乗せして支払う
・残高スライド方式：リボ払い残高に応じて毎月の支払額が決定する

クレジットカードの利用金額を分けて支払う点では、リボ払いも分割払いも同じです。決定的な違いは、リボ払いの支払額が一定なのに対し、分割払いは自分で選択した回数にて支払いを行います。

リボ払いは急な出費などでクレジットカードの利用金額を支払うのが難しいときに便利な方法ですが、手数料が発生することや、使いすぎによる返済の長期化のリスクに注意が必要です。利用の際は無理のない返済計画を立てて、長期にわたる利用はしないほうがよいでしょう。

クレジットカードの支払方法をリボ払いにする方法

クレジットカードの支払方法をリボ払いにする方法は、以下のとおりです。

・リボ専用カード：支払方法がリボ払いのみのクレジットカード
・自動リボ設定：事前登録を行って支払方法が自動的にリボ払いになる設定
・店舗選択型：店舗でクレジットカードを利用する際に支払方法をリボ払いに指定
・あとからリボ：クレジットカード利用後にWebや電話から支払方法をリボ払いへ変更

契約者自身の収入やライフスタイルに合わせて、適した方法を利用してみてください。

クレジットカードのリボ払いの注意点

クレジットカードのリボ払いは、手数料が発生したり、使いすぎにならないように無理なく利用したりする以外にも、以下の3点に注意してください。

・リボ専用カードは支払方法がリボ払いしかない
・自動リボ設定は解除の手続きが必要
・リボ払いをやめても残高分の返済は継続する

以下で、注意点別に内容を解説します。

リボ専用カードは支払方法がリボ払いしかない

持っているクレジットカードがリボ専用カードの場合は、支払方法はリボ一択です。店頭で支払方法を1回払いに指定しても自動的にリボ払いとなって、一定額を継続して支払います。

持っているクレジットカードがリボ払い専用カードかどうか判断できない場合は、利用明細書などの支払方法をチェックしてください。「リボ払い」や「ミニマムペイメント払い」などと記載されていれば、リボ払いの支払方法であると確認できます。

自動リボ設定は解除の手続きが必要

自動リボ設定をしている場合、解除の手続きをしないかぎりクレジットカードの支払方法はすべてリボ払いになります。自動リボ設定でポイントプレゼントといったキャンペーンを実施している場合もあるので、設定をしたままにしていたというケースはありがちです。

自動リボ設定をしているかどうかは、利用明細書などから支払方法がリボ払いになっていないか、リボ払い手数料が発生していないかで確認しましょう。

なお、自動リボ設定の解除を行ったとしても、即時反映はされません。解除の申込を行ったあとに解除が適用となる支払月が通知されるのを待ってください。

リボ払いをやめても残高分の返済は継続する

自動リボの解除を行ったとしても、解除手続き前の残高分についてはリボ払いでの支払いが継続します。リボ払いをすぐにやめたい場合は、クレジットカード会社の会員サイトや電話などから臨時の支払いの手続きを行ってください。

リボ払いには十分注意が必要！よく確認をして利用しよう

リボ払いは支払額を一定にすることで支払いの負担を軽減できますが、手数料が高く、いつまでも返済が終わらない可能性もある危険性の高い方法です。リボ払いが決して悪いわけではありませんが、計画的に利用をすることが大前提となるでしょう。

なお、リボ払いをやめたと思っていてもリボ払いが継続しているようなら、クレジットカードがリボ専用カードではないか、自動リボ設定を解除していないかなどを確認してください。

クレジットカードの券種をリボ専用カードから変更したり、自動リボ設定を解除したりしなければ、支払方法はいつまでもリボ払いのままで脱出が不可能です。クレジットカードでの買い物は、支払い方法をよく確認してから利用しましょう。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー