最終更新日:2019.01.09 公開日:2018.02.07
家計

専業主婦ってリスクが多くない?それでも専業主婦に「夢」をみますか。

最近では女性もバリバリ働く時代と言われていますが、毎日の仕事にストレスを感じ疲れ果てて、早く結婚したいと思う女性は少なくないようです。結婚を機に仕事を辞めるという選択は間違っているわけではありませんが、「結婚=働かなくて済む=安泰」ではありません。

将来後悔しないように、専業主婦になったときのリスクや注意点を視野に入れておきましょう。
川添典子

執筆者:

Text:川添典子(かわぞえ のりこ)

ファイナンシャルプランナー2級

住宅ローンアドバイザー
明治学院大学英文科卒業後、大手ハウスメーカー就職。
住宅販売の営業職として、顧客開拓、住まいづくりの提案、資金計画相談、販売後のアフターフォローを担当。
仕事を通して、お客様の一番の関心事と不安はお金に関する事だと感じ、ファイナンシャルプランナー2級と住宅ローンアドバイザーの資格を取得。
ハウスメーカーを退職後、暮らしに役立つライターとして、お金に関する知識や情報を提供しています。

詳細はこちら
川添典子

執筆者:

Text:川添典子(かわぞえ のりこ)

ファイナンシャルプランナー2級

住宅ローンアドバイザー
明治学院大学英文科卒業後、大手ハウスメーカー就職。
住宅販売の営業職として、顧客開拓、住まいづくりの提案、資金計画相談、販売後のアフターフォローを担当。
仕事を通して、お客様の一番の関心事と不安はお金に関する事だと感じ、ファイナンシャルプランナー2級と住宅ローンアドバイザーの資格を取得。
ハウスメーカーを退職後、暮らしに役立つライターとして、お金に関する知識や情報を提供しています。

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普段の生活費に加えて、将来の3大資金に余裕はありますか?

結婚後の人生3大資金をご存じでしょうか?「教育資金・住宅資金・老後資金」のことです。
 
具体的には、子どもの学校・就職・結婚・車・マイホーム購入・住宅のリフォーム資金・退職・老後の生活費・医療費・介護費用になります。これらはライフイベントの中で中心になる資金と言われており、最もお金が掛かるものになります。もちろんいくら掛かるのかは家庭によってさまざまです。
 
例えば、子どもを私立に入れたいのか、塾に通わせるのか、家は場所によって大きく相場が異なりますし、老後の生活も人それぞれです。その中で、しっかりと夫婦でライフイベントを想定しないことには、将来子どもの希望する学校に行かせてあげられない・希望する立地でのマイホームが買えない・老後に使えるお金がない、となってしまいます。
 
そしてそれまで貯金をしていくのに必要なのは、当たり前ですが日々の収入になります。
 

忘れてませんか?3大資金以外の生活支出

日本の男性の平均年収をみていくと、521万円となっています。(国税庁の平成28年分民間給与実態統計調査結果調べ)
 
これはすべての年代の平均なので、結婚時の年代を考えるとだいたい20~30代が多いので年収はさらに低くなるケースが多くなります。ご主人の年収が500万だとして、奥さんが専業主婦だと世帯年収は500万になりますが、奥さんが仕事を続けて年収が250~350万ほどあれば世帯年収は750~850万になり、子どもの学校や住宅に関しての選択肢が大きく広がります。
 
例えば、住宅ローンを利用する際にペアローンで組むことができ、住宅ローン控除がご主人だけでなく奥さんも受けられたり、収入合算することで借入額を増やすことができるので選択肢が増えます。
さらにはお金が掛かるのはこの3大資金だけでなく普段の生活にも大きく影響します。
 
年間支出する項目として、食費や水道光熱費などの基本生活費・家賃や住宅ローンの住居費・教育費・生命保険や損害保険、車両保険などの保険料・旅行や車購入などの一時的支出とその他交際費や税金、使途不明金などがあります。
上記の例で奥さんの年収があるだけでも旅行をぜいたくにできたり、普段の生活にも余裕が生まれ、3大資金の貯金も計画的にできます。
 
専業主婦になると、どうしても、世帯の収入源が、ご主人だけになりますから、年間支出や将来的な3大資金のことを考えると厳しい生活になってしまうかもしれません。
 
国税庁 平成28年分民間給与実態統計調査結果
https://www.nta.go.jp/kohyo/press/press/2017/minkan/index.htm
 

もし離婚してしまったら?

結婚して円満な家庭を築くことが理想ですが、それが続くとは限りません。浮気や家庭内暴力、性格の不一致などで離婚する可能性があります。
 
厚生労働省 平成 28 年(2016)人口動態統計の年間推計によると、平成28年度の婚姻件数は 62 万 1000 組、離婚件数は 21 万 7000 組、3組の結婚に対して、約1組の割合で、離婚もしているので、離婚は、ひとごとではありません。http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei16/dl/2016suikei.pdf
 
もし浮気や暴力があった場合、仕事をしていれば離婚という選択肢も視野に入れることができ、気持ち的にも少し余裕が生まれるでしょう。
 
これが専業主婦であったら、収入源がご主人頼みとなってしまい選択肢がなくなり追い込まれてしまいます。さらに離婚して就職をしようと思っても、その頃には年齢的にも不利になってしまい、手に職や資格がない限り正社員での再就職が厳しくなってしまいます。
 
結婚直後はお互いに良い家庭を築くつもりで結婚するので収入面でも安心だ、と思ってしまいますが、もしもの場合に経済的なダメージは大きくなってしまい、子どもにも影響を与えてしまいます。結婚は夫婦だけの問題ではなく、これから産まれてくる子どものためでもある、ということを覚えておきましょう。
 
「俺が養う」と言われても、それだけに頼ることなく、もし最悪なことが起きても自分一人で子どもを養っていけるように覚悟しておくことも必要かもしれません。
 

まとめ~働くことで恩恵を受ける!~

結婚後に掛かるお金を洗い出すと、生きているだけで思った以上にお金が掛かりますし、家庭での問題も出てきます。
 
どうしても辞めなければいけない事情があるならば仕方ありませんが、収入の観点から、仕事を辞めたいと思ったときは、一度改めて考え直すことをお薦めします。収入源が2つになるだけでなく、一定の収入を得ることで将来もらえる年金に差が出てきます。あとは、退職金も2倍になるので、老後の生活にも差が出てくるでしょう。
 
もし、仕事が、日々嫌だと思っていたとしても、その仕事が将来の自分自身を助けてくれることになるかもしれません。
 
Text:川添典子(かわぞえ のりこ)
ファイナンシャルプランナー2級,住宅ローンアドバイザー

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