最終更新日: 2019.07.02 公開日: 2019.01.27
家計

きちんと知っておきたい!リボ払いをお勧めできない理由とは?

執筆者 : 藤丸史果

リボ払いは、毎月の支払い額が一定で買い物がしやすく、つい利用してしまうという人が多いようです。
 
一方で、リボ払いは家計に良くないと耳にすることもあると思います。では具体的に何がそんなに良くないのでしょうか。今回は、なぜリボ払いがおすすめできないかをお伝えしたいと思います。
 
 
藤丸史果

執筆者:

執筆者:藤丸史果(ふじまる あやか)

ファイナンシャルプランナー

相続、投資信託など、身近なファイナンスを中心に活動している。

詳細はこちら
藤丸史果

執筆者:

執筆者:藤丸史果(ふじまる あやか)

ファイナンシャルプランナー

相続、投資信託など、身近なファイナンスを中心に活動している。

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リボ払いとは何か

クレジットカードには「翌月1回払い」や「分割払い」など、いろいろな支払い方法があります。リボ払い…すなわち「リボルビング払い」はそのうちの1つで、毎月の支払いを一定の額にする支払い方法のことです。
 
買い物などによる債務の額(支払い残高)に応じ、毎月の支払い額、つまり元本返済額と手数料額の合計があらかじめ決められています。毎月の支払いが一定の額に抑えられ、支払いの計画も立てやすいため、利用している人は多いようです。
 
リボ払いの支払い方法の代表的なものは、「定額方式」と「残高スライド方式」です。「定額方式」には、毎月の支払い額に手数料がプラスされる「元金定額」と、手数料が毎月の支払い額に含まれる「元利定額」の2種類があります。
 
いずれも支払い残高に関わらず、毎月一定額を支払う方法です。支払い残高が増えても、毎月の元本の返済額は変わりませんが、そのぶん支払い期間が伸びていき、その期間には手数料がかかります。
 
「残高スライド方式」は、あらかじめ決められている支払い残高のランクに応じて、毎月の支払い額(手数料含む)が増減する方式です。この方式は支払い残高が増えると、手数料を含む毎月の支払い額が増える点が特徴です。
 

おすすめできない理由

・手数料が高い

リボ払いの手数料は、手数料率(年利に相当)として15%程度が一般的ですが、クレジットカード会社によって異なります。この超低金利の時代に15%という数字はかなり高金利と言えますし、その点だけでもリボ払いはおすすめできない支払い方法と言えるでしょう。
 
さらに、リボ払いは多くのカード会社で熱心に宣伝しています。例えば「ポイント〇倍付与」といった特典にひかれることがあるかもしれません。しかし、買い物をして3倍、5倍のポイントがついたとしても、せいぜい5%程度の還元率です。それなのに、15%の手数料を支払うのは、割に合いませんよね。
 

・心理的なハードルが低い

リボ払いは高金利の借金であるにも関わらず、カードローンやキャッシングローンなどと違って、借金と感じさせにくい仕組みとなっています。毎月の支払いが一定額で、少々使い過ぎても返済金額が増えないので、金銭感覚がマヒしてしまうことがしばしば問題になっています。
 

・気づかないうちにリボ払いになっている?

クレジットカードの中には、リボ払い専用カードというものもあります。このカードの場合、会計時に「1回払い」と伝えても自動的にリボ払いになってしまうことがあります。
 
また、クレジットカードの中には、「リボ払い」という言葉ではなく、「あと決めプラン」など、別の名称を使っていることもあります。カードの申し込み時に、リボ払いの項目と気づかずにチェックをつけてしまうということも実際に起こっています。
 
リボ払いと認識せずに誤って選択してしまわないよう、契約時には細かい点まで確認が必要です。
 
リボ払いはできるだけ避けたほうが良いと言えます。しかし、どうしてもリボ払いを利用するという場合には、リボ払いの仕組みを理解したうえで、必ず毎月の利用明細を細かくチェックするなどの対策をし、トラブルを未然に防ぐようにしましょう。
 
執筆者:藤丸史果(ふじまる あやか)
ファイナンシャルプランナー
 



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