最終更新日: 2019.07.01 公開日: 2019.01.30
家計

やっぱり夫の収入だけでは厳しいので再就職したい。どんな資格を取ったらいい?

出産のため会社を退職して子育てに専念していたけれど、やっぱり夫の収入だけでは厳しいので再就職を検討したい。同じ時間を拘束されるならパートじゃなくて正社員として就職したいけれど、どんな資格があるとたくさん稼げますか? というご質問を受けることがあります。
 
マネープラン(お金の計画)とキャリアプラン(働き方の計画)は切っても切り離せません。FPがアドバイスを行う分野とは少し違いますが、産後の働き方を考えるきっかけになれば幸いです。
 
 
塚越菜々子

執筆者:

執筆者:塚越菜々子(つかごし ななこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催
お金を貯める努力をするのではなく『お金が貯まる仕組み』づくりのサポート。保険や金融商品の販売を一切せず、働くママの家計に特化した相談業務を行っている。「お金だけを理由に、ママが自分の夢をあきらめることのない社会」の実現に向け、難しい知識ではなく、身近なお金のことをわかりやすく解説。税理士事務所出身の経験を活かし、ママ起業家の税務や経理についても支援している。
https://mamasuma.com

詳細はこちら
塚越菜々子

執筆者:

執筆者:塚越菜々子(つかごし ななこ)

CFP(R)認定者

1級ファイナンシャル・プランニング技能士
お金の不安を賢く手放す!/働くママのお金の教養講座/『ママスマ・マネープログラム』主催
お金を貯める努力をするのではなく『お金が貯まる仕組み』づくりのサポート。保険や金融商品の販売を一切せず、働くママの家計に特化した相談業務を行っている。「お金だけを理由に、ママが自分の夢をあきらめることのない社会」の実現に向け、難しい知識ではなく、身近なお金のことをわかりやすく解説。税理士事務所出身の経験を活かし、ママ起業家の税務や経理についても支援している。
https://mamasuma.com

詳細はこちら

取得しただけで収入になる資格は少ない

一言に「資格」といっても、国家資格、公的資格、民間資格など様々あります。民間資格よりは国家資格の方が難しく、収入につながりそうなイメージがありますが、一概にそうとは言えません。
例えば、ファイナンシャル・プランニング技能士は国家資格ですが、3級でしたらそこまで難易度の高いものではありません。国家資格だからよい、というものでもないのですね。
 
また、資格の中でも「業務独占資格」と呼ばれるものは、その資格を持っていないとできない仕事があるということです。その分収入につながりやすかったり、お勤めの場合は手当てがついたりします。
 
とはいえ、取得しただけで仕事が選び放題で、すぐに収入が入ってくるという資格はないと思っておく方が良いでしょう。例え弁護士や税理士などの難関資格を、時間やお金をかけて取得して独立開業したところで、すぐ稼げるわけではないと思います。
 

就職先が多いからといって働きやすいわけではない

資格取得のための通信教育などもたくさんあり、色々な資格が難易度別などに並べられているところをよく目にします。人気の資格ランキングなどもよく発表されていますね。
 
ご相談を受けている中で耳にするのが「医療事務」についてです。比較的取得しやすく、就職先も多いということから人気のようですが、資格を取ったけれど使っていないという人も同様に多く見かけるのです。
 
医療事務は国家資格ではなく、その職に就くために必須ではありません。資格より経験が優遇されて、取ったはいいけど採用につながらない、個人病院などの場合は昼休みが長く拘束時間も長い、拘束時間ほどの収入にならない、忙しい時期には絶対に休めないなど、働きやすいかどうかは、勤め先によって大きく変わってくるからです。
 
もちろんこれは、医療事務に限ったことではありません。
 

どこに目標を置くかを明確にしてから

出産などで一度キャリアを手放した30代や40代は、「もういまさら」と感じている方が多いようです。しかし、90歳まで生きるような時代、こんな早くに「もう」という言葉を使うのは適していません。資格を収入につなげようと思うのなら、経験とともに育てていくのがベストです。
 
資格だけで勝負しようとせず、資格×経験がそろってこそ収入につながっていきます。目先の収入を重視するのならば、資格取得から始めようとせずに、とにかくいまの自分で稼げることから始めていただきたいと思います。
 
そして、そこからさらに収入を増やすために、目指す姿を明確にして、そのために必要な資格や経験は何かという手順で考えていただければ、資格も経験も決して無駄にならずに収入につながっていくのではないでしょうか?
 
執筆者:塚越菜々子(つかごし ななこ)
CFP(R)認定者
 



▲PAGETOP