最終更新日: 2019.06.14 公開日: 2019.04.03
家計

お金に困らない子を育てる親子のタイプ別金銭教育

子どもの金銭教育で伸ばしたいのは2つ。
 
ひとつはお金の管理方法。決められた収入の中で予算を守るだけでなく、将来に備える長期的な視野を持てることです。
 
もうひとつは健全な金銭感覚。身の丈に合った生活を営める一方、必要な支出に気持ちよくお金を払える感性を磨くことです。
 
 
波多間純子

執筆者:

執筆者:波多間純子(はだまじゅんこ)

㈱bloom代表。ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)),キャリアコンサルタント

「お金しだい」の人生から「自分しだい」の人生への選択をサポート。家計相談28年、相談件数4,000件超。家計相談と合わせて、その方の才能や適職を診断し潜在能力を高める「咲かせようじぶん資産」をテーマに個人セッションとワークショップを開催。

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波多間純子

執筆者:

執筆者:波多間純子(はだまじゅんこ)

㈱bloom代表。ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)),キャリアコンサルタント

「お金しだい」の人生から「自分しだい」の人生への選択をサポート。家計相談28年、相談件数4,000件超。家計相談と合わせて、その方の才能や適職を診断し潜在能力を高める「咲かせようじぶん資産」をテーマに個人セッションとワークショップを開催。

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あなたの子どもはどっちのタイプ?

子どものお金に対する性向は「ファーマーズ(農家の人)タイプ」と「商売人タイプ」の大きく2つに分かれます。
 
ファーマーズタイプは、物事に対してこつこつ取り組むしっかり屋さんです。このタイプは計画的にお金を使えるため、早くからおこづかい帳をつけさせても長続きします。
 
一方、商売人タイプは、使う喜びが大きいタイプ。気前が良くて天真爛漫です。使い道に口を出しすぎるのは禁物。お手伝いをした対価にお金を渡すとやる気が出るので、「稼ぐ」と「使う」の両方を経験させるのもおすすめです。
なお、あればあるだけ使ってしまいがちなので、親は予算を厳守する姿勢が大切です。
 
子どもがどちらのタイプに当てはまるか考えてみてくださいね。
 

親のお金への向き合い方は?

続いて、親自身のお金への向き合い方もチェックしてみましょう。
 

 
Aに当てはまる項目が多い方は「おおらかタイプ」、Bに当てはまる項目が多い方は「しっかりタイプ」です。これを踏まえて、親子の組み合わせ別の効果的な金銭教育をお伝えします。
 

親子の組み合わせ別金銭教育とは?

〈堅実親子〉子「ファーマーズタイプ」×親「しっかりタイプ」
…使い道の楽しさを共有
 
子ども名義の通帳を作って、お年玉などの管理を任せましょう。貯蓄の数値目標を持つとやる気がアップします。親がまじめなのはよいことなのですが、日頃過度に節約を促したり、ムダ遣いを責めないよう注意しましょう。お金を使うこと自体に、子どもが罪悪感を持ってしまいます。
 
むしろ、使う楽しみを共有するのがコツ。1ヶ月のレジャー費や外食費の予算内で、家族全員が楽しめるアイデアを一緒に出し合ってみましょう。
 
〈放任親子〉子「ファーマーズタイプ」×親「おおらかタイプ」
…一貫した態度で接する
 
子ども自身でお金の管理ができるものの、放任は禁物。親は決めたおこづかいの金額や、渡す日を守ることが肝心です。その時の気分で金額を変えたり、同じ支出に対してお金を渡したり渡さなかったりしないように。
リズムを大事にするファーマーズタイプの子ども。親が一貫した態度で臨めば、お金の管理方法がより計画的に洗練されていきます。
 
〈先回り親子〉子「商売人タイプ」×親「しっかりタイプ」
…小さな失敗をさせる
 
几帳面な親は、子どものお金の使い方にハラハラドキドキ。つい、本人が言い出す前に先回りして、必要なものを買い揃えがちです。しかし、こうした行為は大切な経験を奪い、将来の大きな失敗につながりかねません。
 
商売人タイプは、小さな失敗を繰り返して学ばせるのがコツ。月の半ばでおこづかいが足りなくなったり、不要なものを買って必要なものにお金が回らなくなったときは、むしろチャンス。「次回どうしたらうまくいくかな?」と問いかけ、本人に考えさせましょう。
 
〈楽観親子〉子「商売人タイプ」×親「おおらかタイプ」
…基本ルールを話し合う
 
お金の使い方が行き当たりばったりになりがちなのが、このタイプの子ども。一方、親は細かなルールが苦手。
 
そこで、最初に基本のルールを決めるのがコツ。おこづかいの額や、それで賄うものの範囲を話し合っておきましょう。さらに、決めたルールを忘れないよう、目立つところに貼っておけば万全です。
 
また、「人にお金を貸さない、借りない」「わが家で禁止しているものは買わない」といった最低限の約束もしておきましょう。
 

親子で長所を高めあう

金銭教育は一時的なものではなく、子どもの成長に合わせてじっくり取り組むものです。
 
だからこそ、無理せず楽しく、親子それぞれの長所を伸ばしあいながら続けていきましょう。
 
執筆者:波多間純子(はだまじゅんこ)
㈱bloom代表。ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)),キャリアコンサルタント
 



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